嫁はんのTT-R125“ドライジーネ号”は中古で買ったので、前の持ち主がどんな整備をしてたか全然分からない。分からないので目で見える範囲で直さないかんなと思える所をちょこちょこやる。去年の年末には、前後サスのOHとリンクのグリスアップをやって貰ったが、これも自分では気が付かず、指摘されておっつけやった感じである。まぁ、一度でもやれば、次はどのタイミングでやるかの基準にはなる。
さて、今回は、スプロケの交換をした。というのは、今、フロントスプロケは12丁が入っているのだが、これは成田の大坂を踏破する為に特別に入れたもので、正味の話し、普通の走りではちょっとトロくさい。よく嫁はんに「1速じゃなくて2速で!」というのだが、実は2速だったりするそうな。そこで13丁にする事にした。調べてみると、ノーマルでは13丁なのだそうである。ウチに来た時は14丁が入っていたのだが、これでやっとこノーマルに戻ったという事だ。交換の仕方は簡単で、チェーンを外して(クリップジョイントなんで簡単)、ギアを1速に入れて、スプロケ留めてるボルトを外して、スプロケを交換するだけである。実に簡単である。
で、見てみると、リアのスプロケも歯が大概尖がってきてる事に気が付いた。そろそろ交換時期である。そこでISAのジェラルミンの54丁を取り寄せる事にした。フロントのXAMのはすぐに来たのだが、リアの方はしばらく待たされた。TT-R125も15年ぶりに再販されて、あちこちで入用なのかもしれない。ちなみに、ヤマハの公式サイトにISAのスプロケはオプションパーツとして掲載されていた。
こっちの交換は、ちょっと手間が要る。というのも、スプロケを留めてるナットの下に、ナットの回り止めのロックワッシャーが入っていて、その折られた爪を伸ばしてナットを外さねばならないからだ。貫通タイプのマイナスドライバーで爪を倒して伸ばすのだが、爪にドライバーの先が刺さって凹んでしまうから、再利用は無理である。もっとも、この手のロックワッシャーは使い捨てである。
なのに、間違えてロックワッシャーを1枚しか買ってなかった。というのも、ササっとサービスマニュアルだけでみて、1枚でいいと勘違いしたからだ。さて困ったなと思ったが、2枚あるウチの1枚はなぜか内側の爪が折られていて、外側は綺麗なままだったので、そっちの方を再利用する事にした。おそらく問題なし。
もっとも、このナットは43Nmで締めるので、別にロックワッシャーなんか要らんのちゃうか?と思ったのだが、ナットが結構薄くて、ネジに噛み込む部分が少ないから、安全対策で使ってるとのアドバイスがあった。なるほどそうなのかも。次にいつスプロケを交換するか知らないが、1枚366円でも送料が500円もかかるので、他にまとめ買いする予定で送料無料になるから、合わせて予備で2枚注文しておこう。
12丁のは約3年使ったのですが
大して乗ってない割には、それなりに減ったかな?
ロックワッシャーの爪を折るのに
マイナスドライバーを叩きながらやったのですが
スプロケに傷が入ってしまいました
まぁ、そのうち、気にならなくなると思うけど