野良ヒマラヤンのシロフサがおっ死んで2ヶ月。新ネコが実家に配備されたらしい。当初は、シロフサ同様、毛長の子猫を買うつもりだったそうだが、どのペットショップ行っても売ってなかったとか。だったらブリーダーを探せば良さそうなもんだが、そういう知恵は回らなかったらしくて、里親募集中のトコに行ったらしい。ところが気に入ったのがいなくて、でも手ぶらで帰りづらくて、居ないのを承知で「毛の長い子がいたら良かったんですけどねぇ〜」と言ってみたら、「実はー」と出てきたのが、このネコ。写メではよう判らんが、鯖トラと白い毛長ネコの合いの子。問題は、推定生後7ヶ月。初対面で、「ふわぁーっ」と威嚇されたそうな。
でも、何かオヤジとオカンの琴線に触れるものがあったらしくて、昨日から実家の一員になったそうな。抱っこはおろか、お触りも出来ないそうだが、まぁ、まだ来たばっかだからね。
実家猫
今朝、親父からシロフサが死んだ、と電話があった。
3年前、出勤途中で、ボロボロになって路地から出てきたところを、その姿が、争議終わって路頭に迷ってた時の自分の姿に重なって、捨てて置けず、連れて帰ったまでは良かったものの、クロスケもいる事で飼いきれず、「粗略に扱うと家運(というか、オレの運)が傾く」と脅して、実家に押し付けたのだ。以来、オレは安泰に過ごして来たのだが、実家の方は、全然なつかない猫押し付けられて、噛まれるわ掻かれるわ、病院代は掛かるわ(ヒマヤランの子猫が優に6匹は買えたはず)エライ事になってたのである。
しかし、そのオレが正に危機に直面した時、最後の任務を果たして、おっ死んだのである。さすがである。常々、生き物は大事にせないかん、と考える訳だけど、大抵において、タイムリーな因果があるものである。
心ある人よ、この猫のために祈られたし。
2007年11月に前のアパートの近所で拾った、両足ズル剥けの怪我したヒマラヤンの♀。去年の正月に、血統書好きの親父に押し付けて、何だかんだで一年経った。こっちでかかった医者がヤブだったのか、足は全然治らず、去年の暮れに医者を変えたらしい。既に、ヒマラヤンの子猫を3匹ほど買えるほど、医者代が掛ったとか。まぁ、粗略に扱ったら家運が傾く、と脅しておいたのだが、やや気の毒な話しである。
もっとも、夏に見た時に比べれば、大分慣れたみたいで、多少触っても威嚇したりしなくなったみたいだ。足の包帯の交換も、比較的大人しくやらせている。ただし、錠剤はなかなか飲まないらしくて、オカンはしょっちゅう手を噛まれている。しかも、血が出るくらいだから、かなりキツイ噛み方だ。
まぁ、そのお陰で、オレがレースで大ケガしてないと思えば、やるだけの意義があると思うので、頑張ってもらう他あるまい。
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