たにしのつぼ焼き

あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい〜♪

引っ越し

第一期工事、完了

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 先週土曜日に残っていたビルドインのガスコンロと階段の電灯の工事があり、これで第一期の工事が完了した。第一もなにも当初の予定では、これで大規模な改修工事は終わるはずだったのだが、あとになって「1階と2階のトイレも交換して欲しい」なんて要求が出た。そのつもりはしてなかったので、当然予算は編成してないのだが(余裕を持って完了のはずが、持ち出しになる)、トイレの事だけにキレイなのには越した事がないし、特に2階のトイレは古びてるし壁紙も汚れているし、おそらく長らく使ってない洗面台があって邪魔、という事もあって、まとめて第二期工事をお願いする事になった。
 ここで問題になったのは、どんな便器にするか、という事である。業者さんが持って来たカタログはTOTOのであったが、これがべらぼうに高いのである。上は80万から、自分が想定していたのも20〜29万ほどする。近所のナフコでは、高くても工賃込みで13万円ほどであったから、これはまったくの想定外である。業者さんにそれを率直にぶつけてみたところ、どうもウォシュレットのグレードによって値段が相当に上下するのと、便座も高いのは値引きがあまり出来ず、普及品は値引き幅が大きいとの事だった。
 なので、自分はタンクの四角い一番安いので良しとしたのだが、どうしても楕円形の奴がいいという。そっちは高いのである。どっちでも機能的に変わらないと思うのだが、なんでも楕円の方が幅が狭いという。かつ、ウォシュレットの操作パネルが横に出っ張ってない奴が良いという(もちろん、出てる奴より高い)。見た目以外で機能は対して変わらんのに、どうして高い方が良いのか理由を聞いてみたところ、楕円の奴の方は幅が30mmほど狭いというのである。たった30mmほどで数万かける理由が分からんのでそれも尋ねてみたところ、トイレが狭いというのだ。
 なんでも、田舎のトイレは広いらしくて、1畳くらいはあるのだそうな。ところが、こっちはそんなにはないので、掃除がしにくいというのである。自分などは、京都の実家に居た頃から、トイレなんざ半畳くらいしかなかったし、それに比べたら新居の1階のトイレなんざ、広すぎて落ち着かないのであるが、何にしても幅の狭いのが良いのだそうな。まぁ、ここであまり意地の悪い事をいうと、後々まで尾を引きそうなので、とりあえず見積もりを出してもらう事にした。
 表札のすげ替えは業者の手違いで遅れているし、エアコンの工事だの新規に買った家具の搬入もこれからである。それに庭の枯れた木もどうにかせねばならない。まだまだ用事が盛りだくさんである。







作業量は膨大

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 新居に移ってから一週間、毎日性根入れて作業を進めているが、とにかく作業量か多くて、なかなか片付かない。資金面での悩みがないのが救いだが、心身ともに疲労困憊の体である。
 1日は、ネットとひかり電話の開通作業。クレーン車みたいなのが来てビックリした。今まで、アパートの時は作業員一人が電話のモジュラージャックに線付けて何かしてただけだし、マンションの時は誰も来なかったのだが、戸建てとなると大掛かりなものである。その一方で、工事が終わってモデムに無線LANの装置付けたら、なんの設定もなくそのまま使えた。Macも無線LANの子機無しで使えてしまった。
 3日は、2階の寝室の壁紙の張り替え工事。この工事のあと、回収を忘れたワイシャツを取りに新小岩へ。あと、幕張の東京インテリアで家具の下見。隣の島忠ホームズで器材を買おうとしたら、平井店にあるものが全くなく、所定の用事は全然果たせなかった。
 4日は、いよいよ雑草刈り。とにかく刈りまくり、四街道の45リットルのゴミ袋6つも集めたのだが、まだ主要複郭陣地である裏の庭はてつかすである。表の通路の脇にある土と玉砂利の混じったのを発掘し、石と土とゴミに選り分ける作業が難儀だった。
 5日は、給湯器の交換とガス冷暖房機の撤去の工事。ガス冷暖房機は、当時60万円ほどもしたという。ウチの造りが立派で、作業も気を使ったとの事。自分は、昨日発掘した石を洗い、側溝に土を戻して踏み固め、洗った玉砂利を敷き直した。玉砂利が1/3ほど足りないので、色違いにはなるが、追加で注文した。
 5日はバイクの練習に行くつもりをしていたのだが、工事が入ったので取り止めになった。いつ頃乗れる様になるか、今んとこまだ読めない。







引き渡し

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 今回の引っ越しも雨に祟られ続けたのだが、最後の最後、旧居の引き渡しもまたも雨。しかも台風である。
 そうなると思って、最後の荷物は金曜の夜のウチに運んでしまい、最後の最後の荷物と猫は、冷蔵庫と洗濯機の回収が来たあと運んだ。なので荷物が濡れる事はなかった。新居についてから、夜半過ぎまで後始末の作業をやったもんで、さすがに疲れた。
 さて、引き渡しは29日1400時。結構雨がキツかったのだが、管理会社のにーちゃんは遅れる事なくやってきた。内装の職人やってるだけあって、結構細かく見ていたが、元の状態を知ってる訳でないので、自分が貼った壁紙を指して「これ、元からですか?」と聞いてくる。今さらウソ付いても仕方ないので、正直に答えていった。
 壁紙が全面貼り変え、襖の紙も貼り変え、畳もベッドの跡が付いた部分が2枚面かえ、猫がガリった柱も塗り替え。壁紙は9年住んでるという事で、東京都だか国交省だかの通達の関係で、こっちの負担は10%だけ。それでも10万7千円くらいになった。敷金と相殺して、大体4.5〜5万円くらい。後日、精査して請求するとの事。まぁ、このくらいだろうと思っていたので、了解して鍵を返却した。
 しかし、一時の仮住まいのつもりが、9年も住んでしまった。住んでた時はあまり感じなかったが、広い家に住み替えてみると、結構狭い部屋である。こんな狭い部屋でも、一切合切の家具がなくなってしまうと、声が響くのだ。それがまた寂寥感を漂わせる。この狭い台所で、たった1つのガスコンロで、色んな料理を作ったし、ガソリンストーブやケロシンストーブでも料理した。汚いだの不潔だの言われたこの台所とも、お別れである。
 雨脚はいよいよ激しく、早いこと帰らないと、前も見えないくらいになりそうだった。夏前に生まれて、大きくなった野良の子猫が、雨の中をダッシュしていくその背中に「達者で暮らせよー!」と声を掛けて出発した。あまり感傷に浸ってる余裕はなかったのだ。なにせ、新居の後始末はこれからなのである。







ファイナルステージ

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 週末はまた台風だという。どうにもこうにも、自分の引っ越しは雨に祟られるらしい。しかし、金曜日までは晴れるらしいので、予定を1日繰り上げる事にした。またバイクを下ろして、残った荷物を全部運んでしまうのだ。
 残った荷物というのは、衣装ケース3個、嫁さんの服入れた大ボックス2と鍋釜類を入れる大ボックス1の計3個、嫁さんのPCとモニタ、机用のライト、液晶テレビ、カラーボックス、小型のスチール棚、電子レンジ、食料品や調味料入れた小ボックス2個、靴を入れた箱2個、その他細々した物を入れたボール箱4個、紙袋3つ、などなどである。結構な量で、バイクを下ろさない事には運べない。スクーターと猫も輸送しなければならないので、おそらく2往復はする格好になる。荷物は金曜日の夜の内に運んでしまい、スクーターと猫は土曜日の予定である。
 ちなみに、土曜日には、粗大ゴミと家電ゴミの回収、駐車場の敷金の回収、みりんの健診の結果の受け取り、といったミッションも残っていて、さらには日曜日、管理会社の内見のあと、クリーニング屋に出したYシャツも取りに行かねばならない。それで転居作戦のすべてのミッションが完了である。つまり、荷物の上げ下ろしは、雨が本降りになる前にやってしまおうという事なのだ。
 粗大ゴミは、パイプベッド、PCラック、ガラスのテレビ台、米が6kg入るライサーである。回収は28日の朝までに出しておけ、という事なのだが、全部解体して、まとめて出せる様にしておいた。液晶テレビは最終日まで残して、28日の便で運ぶ格好になると思う。家電ゴミは、冷蔵庫と洗濯機なのだが、自分で運び出すのは難儀なので、引き取り業者に下ろして貰う事にした。ただし、いつ来るかは前日にならないと分からないとの事で、家電ゴミの回収時間によって、ファイナルミッションの完了の時間が決まる。出来れば午前中来てくれると嬉しいのだが。







3/5経過

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 超大型の台風21号が接近した10月20〜21日も転居作業をしていた。21日には嫁さんの実家から荷物だの家財だのが届くので、その前にリビングの猫対策をする必要があったのだ。22日は練習会の予定だったのだが、台風直撃という事もあって早々と中止になった。お陰で、トランポに積んでいる装備だけは先に新居の納屋に入れる事が出来た。

 20日の作業は、リビングのキッチン側の所々剥げたフローリングの床に、ニトリで買って来たタイルマットを敷き詰め、また巨大なサイドボードが設置される予定の場所にも、余ったタイルマットを敷き詰めた。これで家具を置く準備は出来た。
 また、壁に猫の爪対策として、爪防止シートを貼った。予め6本買ってあったのだが、あの広いリビングでは到底足りないと判断して、さらに追加で6本購入して、新居の方に直接送って貰った。爪防止シートは、一人で貼るのはそれなりに大変であるが、二人居ると結構楽で、しかもキレイに貼れる。貼り直しが効くタイプなので、シワが寄った所は剥がして貼り直して、ぴっちしキレイに貼った。
 さらに、柱に対する対策として、大きめのPP板を買って来て、柱の幅に合わせて切り出し、軽く両面テープで留めた。見るからに養生してるっぽい見た目だが、爪で見るも無惨な姿になるよりはマシである。猫は当面、リビング以外には出さない方針なのであるが、それが無理という事であれば、養生する範囲を拡大していく。もっとも、簡単そうに見えて結構しんどい作業でもある。
 なんだかんだで旧居に着いたのは1900時頃であったが、どうにも疲れてたまらなかった。まぁ、朝0700時に起きて行動してるのだから、疲れるのも当たり前であるが。

 21日は業者関係がまとめて来る事になっていた。まず朝一に来たのは、内装工事屋さんで、ガスコンロ、給湯器の交換工事、また2階のおそらく猫がボロにしたっぽい部屋の壁紙の貼り変えの見積もりをお願いした。
 次は嫁さんの荷物を運んで来たヤマト運輸。宅急便屋のイメージしかなかったのだが、作業が丁寧かつ迅速で驚いた。空いた段ボールも後日回収してくれるとの事なので、わざわざ旧居のゴミ捨て場に捨てる手間が省けた。間髪入れず、今度はケーズデンキが冷蔵庫と洗濯機を持って来た。こちらも丁寧な仕事で好感度大だった。
 最後に東京ガスがガスの検査と元栓の開栓にやってきた。ガスの経路自体は問題ないけど、ガスコンロや給湯器などの機器は交換した方が良いでしょうとの事。もちろんそのつもりなのであるが、問題だったのは、リビングに備え付けられていたガス冷暖房機。これは20年も前の代物で、かつ異音もしてて、作動効率も悪いので使わない方が良いでしょう、との事。エアコンとガスファンヒーターに変えた方が良いとの事だったので、午前に来た内装工事屋さんに連絡して、冷暖房機を撤去して貰う事にした。

 こんな具合で、転居作戦の大体3/5くらいの予定を消化した。実はこれまで、どうしても自分の家という実感が持てないでいた。広い家なので、ちょっと持て余し気味なのではあるが、家具が徐々にそろい始めた事で、徐々に自分の家らしさが出て来た。







第二便

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 自分が引っ越しをする時は、大抵雨が降るのであるが、今回もその例に漏れなかった。第一便では本箱の中身を運んだのであるが、今回は部屋に積み上げてある趣味系のデカいボックス、押し入れの中身(これも大半が趣味)、玄関の靴箱の中身(洗剤の買い置きがメイン)、スチール棚の中身(これも大半が趣味)、Macやプリンターとアプリケーション類の箱、などなどを運搬した。
 トランポにはバイクが2台積んであって、これを装備を下ろさない訳には今回は仕事にならない。バイクをバイク屋に預ける事も考えたのだが、迷惑な事でもあるし、預けたり回収したりが面倒という事もあって、マンションの駐輪場にシートを掛けて置いておく事にした。不用心この上ないのであるが(2台合わせて300万円くらいの投資してる)、とにかく今回は荷物輸送して新居に運び入れするだけにして、さっさと作業を終えてトランポにバイクを積み入れる方針でやった。
 今のマンションから新居までは、高速使って片道1時間も掛からないので、1回目の輸送は昼前には終わった。続いて、解体した本棚やスチール棚、その他を運んで、1400時にはミッションを完了した。しかし、新居があまりに広くて大して荷物が入った感じがしないのと、それに反して、マンションの中は荷物の半分くらいがなくなった筈なのに、大して減った感じがしなくて、雑然としている。まぁ、徐々にやる引っ越しは、こんなもんなんだけどね。
 あとからまとまってなかった道具などを箱詰めしたりして、新たに箱が4つも増えたりして、「こんなんだったらもっと整理して箱詰めしときゃ第二便で運べたのになー」とか思ったりもしたが、まぁ、狭い部屋にゴチャゴチャ物があって整理しづらいから仕方ない。こんな事もあろうかと、日程は余裕持って組んであるから、予定通り、月末には転居作業が完了するだろう。







決済

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 本日、新居の残金の決済日。買主たる自分とこっちの不動産屋、売主さんとそっちの不動産屋、そして登記の手続きをする司法書士が揃って、銀行の一室を借りて、決済作業を行なった。作業といっても、家の残金と固定資産税の残部、不動産屋の仲介手数料の残金、そして司法書士に払う手続きの費用、それぞれの引き出し用紙に金額を書いてハンコ押して、売主さんと揃って窓口で通帳だして、お金のやり取り。そして、あれやこれやの書類に住所氏名書いて判ついて、司法書士から最近の土地の権利書の形式の説明を受けて、かれこれ1時間もしないうちに解散した。家探しを始めて、約2ヶ月で完全に家持ちなった。今回はローンも組まなかったので、余計な審査もなく、その分、手間が掛からなかった。あと、これはたまたまだが、いい不動産屋、いい担当に当たった事も運が良かった。
 決済のあと、早速新居に向かった。せっかく休みを取ったので、運べる荷物は運びたかったし、挨拶回りも出来るとこから始めたかったのだ。ウチに上がって、雨戸を開けて、空気の入れ替えをした。内見の時もそうだったが、日当たりの良い家である。また、これまでに住んだ事にない広さである。自分の部屋に内定してる納戸にしたって、今のマンションのMac部屋より広いのだ。築32年だけに、それなりに古びてはいるが、なかなかしっかりしたもんである。
 さて、これから月末にかけて、引越しで大忙しである。自分の分だけでなく、嫁さんの分も来るし、同じ日に新しい冷蔵庫だの洗濯機も来る。電気だの水道だのの切り替えもしなければならないし、火災保険も新規に入らねばならない。転居に伴う手続きだけでも、結構な量なのだ。これまでも何度か引越しした事があるが、こんだけあったっけ?と思うほど多い。まぁ、トランポもあるし、この9年で持ち物が増えたからなんだろう。
 ともあれ、神経使う作業は今日で一段落した。これからは体使う作業である。







四街道市民になる

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 今日、四街道市への転入手続きをした。といっても、今日から四街道に住むのではない。家の登記の関係で、引っ越した事にして先に転入して住民票を司法書士の方に送ってくれ、と言われたのだ。普通、転入届は住む事になった時からやるもんだが、先にする理由は登記の値段が若干安くなるから、という以外に聞かされていない。果たしてそうなのかな。

 しかし、今日はそんな事よりも、面倒くさい事の連続だった。ちゃんと朝7時に起きたのだが、外は雨。スクーターでは行けないので、初めて電車で四街道に向かったのだが、君津行きの快速に乗ったところ、君津行きは四街道方面に行かない事に途中で気がつき、浜野駅から引き返す事に。ところが、局地的豪雨で千葉方面の電車は軒並み遅延で、まともに動かない。それでも幸いに千葉行きの電車は比較的早くきたのだが、千葉に着いた時点で1100時を回っていた。四街道行きの電車はいつ来るか分からんし、行けたとしても戻れるか分からんし、今日は無理だと思って帰る前にトイレ行こうとしたら行列だし、やっと順番来たと思ったら成東行きがホームに入ったとかで、慌てて乗車。どうにか1130時ころ、四街道にたどり着いた。
 そこからテクテク歩いて四街道市役所にたどり着き、転入手続きをした。自分のは問題なかったのだが、嫁のに不具合があった。嫁の転出届は8月末に取ったやつで2週間の期限が切れており、再交付を受けたのだが新住所が今の新小岩の住所のままであった。なので昨日、四街道市役所にその旨を伝えて大丈夫か聞いたのだが、大丈夫という事だったので出張って来たのだ。ところが、入籍前に取得した転出届なので旧姓のままである。これでは受理できないというのだ。一応、婚姻届の写しは持っていったのだが、これだと同居人としては登録出来ても、妻としては出来ない。後日、婚姻届受理証明書を出してくれと言われた。だったら昨日、電話した時にそう行ってくれたら、自分の転出届と一緒に取って来たのに。猛烈に面倒くさい話しである。仕方ないので、とりあえず自分だけ先に転入して、住民票を取得した。
 色々ヘトヘトになって、1230時千葉発の普通電車で職場に向かう事にした。快速はまだまともに動いてないからだ。50分掛かっても確実に着ける方が良い。そう思って、うとうと寝ていたのだが、錦糸町で問題が起こった。酔っぱらってる訳でもないのに、今にも寝てしまいそうな薄らハゲのオッサンが目の前に立ち、手すりにもたれ掛かりながら立ち寝入りをし始めたのだ。なんか嫌な予感がしたのだが、その内、なんとなく臭い匂いがしてきた。ふとオッサンの足下をみると、ズボンの裾からウンコが出て来ている。なんとこのハゲ、寝グソこきやがったのだ。そしてそれに気がついたのか、目さましてフラフラと両国で降りていった。なんかもう、怒鳴りつける気力もなく、暫く辛抱していたのだが、もう踏んだり蹴ったり臭かったりで、あと二駅のところでその場から離れた。
 とんでもない一日の始まり方をしてくれたもんだ。







入籍&家購入

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 昨日、0017時、葛飾区役所の夜間受付に婚姻届を出して来た。わざわざ夜中に行く必要もないようなもんだが、9月9日という覚えやすい日にしたかったのと(北朝鮮の建国記念日はまったく関係がない)と、午後から家の契約に行く用事があったので、早めに出してのんびりしたかったからだ。
 生涯未婚率から孤独死へ一直線と想定してたので、この手の手続きの仕方はノーマークだったのだが、色々調べてみて面白いと感じる部分があった。まず、本籍地であるが、自分の本籍地は淡路市である。子供の頃に2回ばかり行った事があるが、それ以外に何の所縁もシンパシーもない街で、人類の発祥の地がアフリカ、と言われる程度の感覚しかない。その縁遠い淡路市から戸籍謄本を取り寄せたのであるが、今度は婚姻届に新本籍を書く欄がある。つまり、新しく本籍を設定する事が出来るのであるが、これが住所がちゃんとある所なら、住んだ事がなくてもどこでも良いらしい。特別なんの思い入れもなかったので、一族のルーツ的な意味でこれまでの淡路市の本籍地を書いておいた。まぁ、後日変更する事も可能らしいし。しかし、これでは一体なんのための本籍なのか分からん。昔は兵役の関係で、本籍地のある聯隊区にいかねばならんかった、というそれなりの理由があったみたいだけど、そんなものもない今となっては、住民票だけで十分なのではなかろうか。
 あと、証人二人に本籍地記載の上、署名捺印して貰わねばならないのだが、これも制度としてはよく分からん。

 午後から家の契約。高速代をケチって下道で行ったのだが、八千代までの道中が混み混みで遅刻してしまった。2時間も前に出たのに。こちらも生まれて初めての事で、一体なにをどうするのか分からなかったのだけど、まさか売主さんと対面して、売買契約の説明を受けるとは思ってなかった。となると、金額は丸わかりな訳で、やっぱり売主に値引き交渉して、売主さんも即決で応諾したのだろうか。
 この手の説明を受けるのも初めてなのだけど、別に難しい事を言われた訳でなくて、法律に則ったごくごく当たり前の内容だった。まぁ、実際は住んでみない事には分からんという事も多々あるだろうけど、少なくとも騙されてる感はしなかった。まぁ、騙されてると感じて騙されるアホはおらんのだけど。契約書含め、何枚かの書類に住所氏名を書いて、実印を何回も押して、最後に手付金払って、今日のミッションは完了。残金は後日、改めて顔合わせして、どっかの銀行の一室で送金手続きするのだそうな。そういうやり方をするのも今日初めて知った。

 用事が済んだ後、新居の駐車場に車庫入れしてみた。思った以上に広かったみたいで、余裕で停められる事が分かった。もっとも、端に寄せて停めなければならないし、停めた状態では後ろのアオリは開けられない等、これまでの露天の駐車場とは勝手が違うけど、ともあれロングのハイルーフでも停めれる余裕があるのが分かって安心した。
 ウチに帰ったのは1900時頃。体は大して疲れてなかったけど、どどーっと精神が疲れた。この2ヶ月、とにかく頭ショートするくらい頭忙しかった。ついでに言うと、結構緊張もした。でもまぁ、争議の時に、証人尋問で東京地裁の証言台で質問責めにされた時に比べたら、大した事ないわいと乗り切った。ともあれ、手続きの8割は済んだも同然だ。







ウチを買う話(2)

 自分が内見に行く前に値下げになったウチなのに、自分が申し込むちょっと前に先客が入ったというのは、どうにも胡散臭い話しである。実際に、そういうパターンで買い逃した人もいるみたいだが、申し込んだ途端に先客がーと言われる人も多いらしい。しかも、自分とまったく同条件でというのが、とっても嘘くさい。でも、あの業界は、せんみつやと言われるほどに嘘が多いらしいから、そういうもんなんだろうと思う。ともあれ、先約があってしかも同条件となれば、順当に考えたらこっちの負けである。不動産屋としても「勝たせたい」からこそ、瑕疵担保なしの満額で交渉して良いかと聞いてきた。築30年も過ぎて瑕疵担保無しは仕方ないとして、金額の方は交渉次第であろうから、一応OKしておいた。さてどうなるか。
 二日ほどして返事がきた。瑕疵担保なしの満額で通りましたー!との事。どういう交渉があったか分からないが“先客”は取り下げたのだろう。まぁ、それは良しとして、「実は諸々計算したら、ちょびーっと予算が足らん次第になってしまった。なんとか負からんか」と言ってみた。当然のごとく、「え〜〜!」というリアクションである。が、そこは下手に出て、すんませんねぇ、そこをなんとか、と押した。具体的にいくらくらい足りないのか、という話しにもなったので、その額も伝えた。先客が売主がと言っていたが、とりあえず再度当たってみます、と言ってくれた。ところが、すかさず電話が掛かってきて、足りない分はリフォームローンで云々と言ってきたので、今回は即金で全部済ませたい、と断った。何でも、“先客”も自分が提示した金額だったそうである(そんな事言わんでも良いのに)
 翌日、再び電話が掛かってきて、その金額だったら絶対に買ってくれるか(でないと売主を怒らせてしまう云々)、契約日はいついつでお願い出来るか、と問い合わせが来たので、応諾した。先客や売主との話し合いもあるだろうから、2、3日待つかなと思っていたら、数時間後電話が入り、こちらの言い値で通ったとの事。おいおい、先客はどうしたんだ?と吹き出しそうになったが、そもそも存在しない先客の事を詮索しても仕方ない事である。おそらく、売主もこうしたやり取りは一切関与してなくて、表示額よりもかなり低い金額を提示されているのだと思う。まぁ、そういう世界なんだろう。

 自分は今回、もし交渉が不調に終わるのなら、その“先客”に譲るつもりをしていた。まっこと先客が居るのなら、こんなイージーな話しにはならなかったはずである。むしろ、こちらに断られたら、不動産屋が困った事になっただろう。率直な感想としては、この程度の値引きは、おそらく不動産屋としては、どーっちゅう事ないんじゃなかろうか。なのに、どうしてこうした手を使うのだろうか。しかも、この手の話しは、ネットでごまんと出ているのである。そんな手口にひっかかる奴もいないと思うし、先客など持ち出さなくても、売主の存在だけで十分交渉出来たのじゃなかろうか。







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