たにしのつぼ焼き

あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい〜♪

庭&畑

《庭》駐車場戦線掃討

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だいたい邪魔しにくる猫ども

 猛暑である。酷暑である。0800時の時点でリビングの室温は30度。そろそろエアコン入れてやらないと、いくら温いのが好きな猫でもへばり始める。その前に自分が萎えてしまう。もっとゆっくり寝てても良いのに、0700時には大抵おしっこしたくなって目が覚めて、しかも今日は腹が減ってしまったので、しぶしぶ起きた。まぁ、用事もある事だし。
 今日は火曜日なので、庭の雑草むしりの日なのだが、朝っぱらこんなに暑かったのでは、とてもじゃないがやる気にならない。そもそも、雑草抜きが仕事の嫁はんは、腰が痛いとかヌカして今だにフカみたいに爆睡している。今日は暑いから、土曜日の練習の準備をする事にした。と行っても、ジャガンナート号から引き上げて散らばってるウェアや装具をまとめるだけだから、30分もしないうちに終わってしまった。0900時、出勤までにはまだ時間がある。意を決して草抜きする事にした。
 今日は駐車場方面の花壇の雑草の掃討である。というのも、明日、新しいトランポ、200系ハイエース“プシュパカ・ラタ号”がいよいよ入庫するので、その前に駐車場方面の雑草を一掃しておきたかったのだ。やると決めたからにはやる。もう嫁はんの空約束など当てにしない。この家もトランポも自分の財産である。四街道たにし家の家長の維持にかけて、やる。
 ここの雑草の主力は、何かの球根系の雑草である。この家に越してから、何度も抜いているのだが、気がついたら球根が増えている。一体何んだろうと思いつつ、今回も抜く。生い茂っているから、片っぱしから抜く。梅の木もアホみたいに枝が生えてきてて、侵攻方向を阻害しているので、枝切り鋏で切り落とす。梅は切っちゃダメだったんだっけ。知るかそんなもん、邪魔だから切る。そして変なつる草も引っこ抜いて行く。地面のシャノヒゲの間に生えた雑草も抜いて行く。
 20分くらいした頃から、意識が朦朧としてくる。暑いのだ。駐車場の長辺の方は壊滅させたが、短辺の方は今日は無理である。ヘトヘトになりながら、抜いた草や落とした枝をゴミ袋に入れて行く。45リットルに2杯。一気にする作業量はこれで限界である。汗だくのシャツやパンツを脱ぎ捨ててシャワーを浴びる。水温32度だから、温水プールと同じくらいの冷たさだが、何度被っても、暑さが引かない。体を拭いてエアコン効かせたリビングに入っても、しばらく汗かいていた。たった30分で、体は相当熱を持った様である。
 作業やってる時も汗はかいているのだが、やってる最中は汗の事は意外に気にならない。むしろ、冷えた部屋の中で、しばらく汗が止まらない時に意識するものである。つまり、外にいる時は、のべつ汗をかきまくってて、当然、体内の水分は出まくっているという事だ。だから、定期的に水分補給しないと、熱中症になるのである。それは暑い外にいる時は、気がつかないのである。

 作業してて感じたのだが、シャノヒゲは花壇の仕切りの外にも生えている所がある。そこは雑草が侵入してなかったのである。つまり、時間をかければ、シャノヒゲは芝と同じく広がって行く性質がある。とすれば、球根型の雑草を常時バスターしてやれば、花壇の他のところにもシャノヒゲが拡大して行くのではないか。そうなれば、ちょっとは見栄えする様になるのではないか。この点は、今後の研究課題である。

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梅の木の下に生えているシャノヒゲを
花壇方面に拡大するには、どうしたら良いか






《庭》越境攻撃破砕

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 今日は玄関脇のコンクリート平板敷設のあと(このネタは別項で紹介する)、隣の家とのフェンス越しに侵入を繰り返す雑草の除去を行った。この家に引っ越してから、何度か越境攻撃を破砕してきたのだが、やっつけてもやっつけても生えてくるのが雑草である。
 ここでちょっとだけ法律が関わってくる話しをば。隣の家とウチの家の敷地は、境界によって区切られている。それを目視で確認する方法は、地面に埋められている「境界標」によって確かめる。このウチを買う時に、それは不動産屋立会いで確認してある。さて、今回雑草を除去した隣家との境界は、写真にも写っている様に、ウチのコンクリートの地面の際が丁度境界線上にある様である。そしてフェンスは、隣の家の敷地内に設けられている様である。自分はこの家が建って相当経ってから越して来たので、こういう造りにした経緯は全く分からない。
 さて、問題は(まぁ実際には“問題”にしてないが)、フェンスを乗り越えて生えて来てる雑草の除去義務は、ウチなのか隣の家なのか、どっちにあるのか。これ、本当に“問題”になった時、結構揉める話しらしい。答えは、「隣の家の許可がないと除去できないが、隣の家が除去するかは隣の家次第」といったとこらしい。
 しかし、現実には、どうみても雑草であるし、ウチまで来て除去しろと言われても、大層な事だろう。という事で、このウチに越して来た時、お隣さんに越境してきた分については抜いたり刈ったりする了解を取っておいた。一番良いのは、仲良くしておく事である。という訳で、越境してきてる雑草は一気に殲滅。枯れて汚くなった紫陽花もこっち側に来てるのは刈らせて貰った。あと抜いた後に除草剤を撒いて、今日の作業は完了。しばらくは生えてこないだろう。
 ところで、このウチに引っ越して来た時、庭に畑を造成した時に出たコンクリートのガラや石ころを、この境界に積んでいたのだが、その部分は雑草が生えていなかった。いずれは捨てないかんと思っていたのだが、このガラや石ころをフェンスの下に一部敷いてみた。もしかしたら、雑草が生えにくくなるかもしれない。

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《庭》主陣地攻略

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僅か30分で畑の雑草を壊滅
45リットル3杯分の雑草を除去した

 今日は金曜日なので、月水金の庭の作業日である。朝0850時は起きて、0855時に作業開始。「一緒にやりましょ〜〜よ〜〜」という嫁はんの要請で自分が「支援」に乗り出した格好なのだが、その嫁はんはケツ丸出しで寝てたので、それを叩き起こしてからの作業となった。
 今日は雑草どもの主防御陣地になっている畑に生えている、背の高い雑草を根こそぎ壊滅する。とにかくもう、抜いては投げ、抜いては投げの繰り返しである。前回同様「茂った草は刈易い」という訳で、バリバリやる。敵に不自由はしないのである。
 やってて気がついたのは、こいつらも芝と同様に、上の方が青々してても、下の方は枯れかかってたりする。日が当たらないと枯れる性質があるのだろう。芝と違うのは、下の方は下草が生えていて、これを抜くのは結構難儀である。というのも、屈むか中腰にならねばならず、茂っている内にはまだ良いが、むしってマダラになってくると、これを一々丁寧に抜くのは手間である。ともかく、今日は盛大に生えている雑草どもをバスターするのが目標であるから、それら下草は、貴族の令嬢チックな落穂拾いをする嫁はんに任せる事にする。
 もう一つ気がついたのは、陽当たりが良い所は背の高い雑草が生え、日陰になる所は地面を這う様な奴が生え、ジメジメしてる地面にはシダみたいな胞子系の草が生えるという事だ。差し渡し3メートル四方の畑でも、植生が違っているのが面白かった。まぁ、全部根こそぎ毟ってやったのだが。
 なんのかんので約30分で、畑の敵主力はほぼ壊滅させた。まばらに残った下草は、嫁はんに掃討を任せる。実は去年植えたジャガイモの収穫し損ねた奴が、知らん間に新しい実を作ってたみたいで、地面をほじくり返して探す必要もある。それも嫁はんに任せる。自分の次の攻撃目標は、駐車場の脇に陣取っている雑草である。新しいトランポが来る前に壊滅させてやる。

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次はこいつらをやっつける
ここは雑草生えてこなくする手はずも考えねばならない





《庭》茂った草は疎らな草より刈りやすい

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下はトラ刈りになった芝生
畑はまだ7割ほどが河川敷状態である

 タイトルは、西ゴート族のアラリック1世がローマを包囲した時のセリフだそうな。庭の草むしりをする時は、いつもこのセリフを思い浮かべながら、草刈機になったつもりで、両手でバリバリ草を抜くのである。
 いやはや、今日はいよいよアホみたいに生えた芝生と、これまたカオスな状態になった畑の雑草の掃討に乗り出した。芝生の方は、ハサミのお化けみたいなのでガシガシ刈って、刈った芝を熊手でかき集めたのだが、これだけで30リットルのゴミ袋いっぱいになるほどだった。驚いたのは、芝と言うのは、上は青々としてても、下の方は枯れていると言う事だった。坊主にした後の芝地は、枯れた芝しか残らない有様だった。これはどう言う原理というか、生態なのか分からないが、おそらく上へ上へと伸びるにしたがって、下の方は陽が当たらず枯れて行くのだろう。なるほど、芝刈り機なんて機械があるのは、そうならない様に一定の高さで芝をキープする為のものなのだろう。
 畑の方は、もともとはトマトやキュウリを植えるつもりで、耕して施肥までしたのだが、コロナの影響で苗が全然入ってこず、そうこうしているウチに雑草が生え始め、しかも梅雨が全然明けないという事で、河川敷顔負けの雑草ボーボー状態になった。嫁はんには口喧しく雑草を除去する様に言っていたのだが、馬耳東風。しかも言うに事欠いて「私がやらなければどうなるか、見せるためにワザと放置した」と宣う。その結果、嫁はんも蚊に足を食われながら、カンカン照りの下で草抜きする羽目になった。今日も30分ほど作業したが、生えてる密度というか量が多いだけに、45リットルのゴミ袋3杯分の雑草を除去した。が、畑の30%ほどしか除去できていないのである。
 面白かったのは、去年植えたジャガイモの残った奴が勝手に芽だして、勝手にジャガイモが出来てた事である。南米の原初のジャガイモも、こんな感じで勝手に出来たやつを勝手に採ってたんだろうな、と思った。

 ウチの近所の古い家は、取り壊された後、新しい家が建ってるのだが、それらの家に共通してるのは、駐車スペースは2〜3台、庭は無いか、あっても草が生えてこない施工がなされている。自分が住んでる家は、35年前に建った家だが、駐車場は1台分、立派な庭がある。つまり、この30年ばかりで、家の在り方が変わったのだ。昔は一家に自動車は1台、庭付きの家は立派な家とされたもんだが、今は自動車は夫婦もしくは子供らで各1台、手のかかる庭は不必要、という具合である。
 その意味で、今の家も無駄な庭は潰して駐車場を広げたいのであるが、やるとなったら100万円くらいはかかりそうだし、この先は古くて取り壊しになるであろうし、しかも2台目の車を買う予定は今んとこないので、そこまでやるかー、という感じである。いっそ、草の生えて欲しくない所は、エンジンオイルの廃油でも撒いてやろうかと思うくらいである。

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この部分、ぶっちゃけ駐車場を拡張したいのだが
どうしたもんかなー





《庭》自分でやれ

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自分的には全く意味のない緑地

 こないだ帰省した時に、実家の親父から「嫁はんがやらんのやったら亭主がせないかんのや!」と怒られた。この家を買う時に、庭の手入れは嫁はんの職掌範囲と取り決めたのだが、それをほぼ反故にされた事に対するご意見である。この家を買うにあたっての大出資者の意見なので、無碍にも無視も出来ない。と言う訳で、月水金の午前中、出勤前に20〜30分、草むしりをやる事にした。無論、嫁はんも叩き起こして一緒にやらせるのだが、自分の方が作業に取り掛かるのが早いし、むしる量も多いし(嫁はんのやり方は、まるで貴族の令嬢みたいな、プチプチしたやり方である)、4:1くらいの割合で自分の方が仕事量が多いのだが、まぁ、何だかんだで毎回、45リットルのゴミ袋2杯分は処分できる。四街道市のゴミ袋も、9月からこれまでの黄色いのから、1リットル当たり12円の高いのに変わるので、使えるうちに使ってしまわねばならないのだ(雑草用には年末まで使える)
 さて、この種の作業をしていていつも思うのは、この家の前の持ち主は、玄関の脇をどうして完全にコンクリで固めてくれなかったのか、と言う事だ。前の人はどうやら庭いじりが好きだったみたいなのは分かるのだが、玄関の脇まで土である必要はなかったのではないか。もしかしたら、昔はここは花壇だったのかもしれないが、自分が来た時にはドクダミの園で、芝生を敷いて対処しようとしたが、芝生がドクダミ始め雑草に負けて、ほぼ土になってしまった。なので、定期的に雑草を抜かないと、疲れて家帰ってきてまず目に付くのが、河川敷みたいな雑草の園、と言う次第なのである。
 最早ここはコンクリで固めて、物でも置ける様にした方が良い。そこで、知り合いの外構屋さんに相談したら、こんな狭い面積では、出張料の方が高いので自分でやった方がいい、って話しになった。除草シートを敷いて砂利を敷くか、コンクリを打つかである。前者の場合は除草シートを敷くのが難儀なのと、いずれ除草シートの効果がなくなった時、取替えで砂利を除去するのが難儀なので、あまりやりたくない。コンクリを打つ技術は持ってないし、失敗したら目も当てられない。そこで、コンクリート平板で処置しようかと考えている。と言うのも、この雑草地帯の端っこの方に、何を思ったのかコンクリート平板が2枚敷いてあって、流石にそこは雑草が生えてないのである。
 本来なら、ちゃんと基礎をやらねばならないのだろうが、それをするのは大変である。頑張って土の上においた人のブログを見て、これなら自分でもやれそうに感じたので、チャレンジしてみようと思う。

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裏の庭も大概ひどい事になっている
一度全部ひっぺがして、作り直したいくらいだ





庭が限界

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 3年前にこの家を買った時、率直な感想は「これは金持ちが住む家だ」というものだった。嫁さんはそうとは思わなかったらしいが、京都の衛星都市たる長岡京市の出である自分にとって、この規模の家は明らかに金持ちが住むサイズだったのである。何よりも広い庭がついているのがその証拠である。自分にとって、家のサイズと駐車場は有難いものだったが、庭は正味の話し、持て余すと感じていた。そもそも自分は雑草とかいじるのが嫌いである。小学校の時のじゃがいも植えたり、菊育てたりといった課題も、ぶっちゃけあまりやる気がなかった。なので、この庭の世話は、嫁さんに丸投げしたのである。つまり、「この庭はお前さんがちゃんとやらんといかんのやで」と。嫁さんも「わかりましたー」と言うてたし、なにより庭を欲しがったのは嫁さんなので、その返事で安心していた。

 ……まぁ、あっさりその約束は覆されて、もはや二進も三進もいかない感じである。これでも折をみて剪定ばさみで無駄な枝や葉を落としているのであるが、日に日に庭が河川敷みたいになっていくのを阻止できないでいる。これは根本的に、素人がどうにか出来るレベルではない。世に「庭師」という商売がある所以である。
 ちなみに、この家を買う時、前の持ち主さんから、庭師の申し送りもあったのである。曰く、「安くて腕が良い」との事だった。その時は、田舎出の嫁さんがバリバリ庭を綺麗にして、ジブリの作品に出てくる様な庭にしてくれると思っていたので、せっかくの申し送りも聞き流していた。こんな事なら、もうちょっと話しをきいておくべきだった。
 何にしても、このままでは庭から廃墟になってしまうので、夏の一時金が入ったら、その庭師さんとこに電話してみるか。嫁はんに一般的な値段を調べさせてみたところ、1日2〜8万円とかなり開きがあるらしい。現地を見て、どの程度やるか相談して、それから値段が出る、という事らしい。嫁さんの実家の近所では、年一回ほど庭師を呼んでたらしい。となると、この家もそのくらいの頻度で来て貰わねばならないかもしれない。年間予算が増えて、正味財産が減る格好になるが、まぁ、致し方なし、という事になるかなぁ。





農場完成

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 畑に残っていた最後の枯れ木を、ついに倒した。この手の作業は、本当に根気なんだと感じた。回りの土を掘り返し、根の先端をノコギリで切り、グラグラにして押し倒した。根っこの最後の1本を切るのに、たっぷり30分は掛かったと思う。それでもどうにか切り倒す事が出来た。堀った穴の直径は、約1メートルくらい。しかし、深さは50センチくらいだった。
 切り倒した木は、根の回りの土を落とし、切れるだけの根を切って細かくしてゴミに出せる様にした。それでも木の本体はそのままゴミに出せるほどのサイズではない。チェーンソーでもあれば別だが、このためだけに買うのも馬鹿くさい話しである。細かく出来るのであれば、乾燥させてファイヤーボックスで使うという手もあるのだが、どうしたもんか。庭に置いておく訳にもいかないので、家の脇の広々とした隙間に放置する事にした。
 とりあえず、これで庭の基本的な整備は完了した。通路脇には庭石を再配置して道路らしくしたし、畑も庭石で囲って土が出てこない様にした。嫁さん曰く、来年の春にさらに整備して、トマトだのキュウリだのを植えるのだそうである。畑以外の場所には、芝生でも植える予定である。
 引っ越しから3週間、突貫工事で作業を進めて来たが、これでひとまずは勤労動員から解除される。やっとのんびり出来るかな。






抜根

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 雑草の園と化していた庭の畑予定地の雑草と庭石の除去は、一応完了した。四街道の45リットルのゴミ袋を8つも使った。表通りの分も含めると、この家から15袋もの雑草が除去された。こんなに草に埋もれていたのである。庭石も移動し、通路と畑の仕切りの部分に配置した。「どこが道やら畑やら」といった混然としていたのが、これですっきりした。こうなってくると、見栄えもだいぶ良くなってくるものである。
 さて、ここから問題になったのは、畑の中に残っている木である。フェンス際の木は生きているのでそのまま残すとして、畑の中に生えている5本の内、2本は枯れてしまっている。生きている木は邪魔である。なので引き抜かねばならない。とりあえず、細い(といっても、自分の手首くらいはある)のからチャレンジした。円匙を根元にぶっ差して掘りここして行く訳だが、これがなかなか骨の折れる作業である。根だけにどこに埋まっているか、どこまで伸びているか分からない。引っ張ったらビロビロといつまでも地面から伸びて来た、なんて事もあった。ともかく、力技と根気で3本引き抜いた。抜いた木は、ハサミやらノコギリやらで細切れにして、ゴミ袋に入れて燃えるゴミの日に出した。(ちなみに、この近所は庭のある家ばっかりなので、毎回、枯れ葉だの雑草だの柴だのが出てる)
 残る2本は枯れ木であるが、それなりに太い。とりあえず、自分のふくらはぎくらいの太さのからチャレンジしてみた。円匙だけでは片が付かず、十字鍬も投入した。根は倉庫のコンクリートの通路の下にも伸びており、ノコギリで切断しながら掘り起こしていった。結果、どうにかこうにか、手持ちの工具だけで抜根する事が出来た。出来はしたのだが、これだけの太さの木となると、ノコギリで細切れにするという訳にもいかず、処分をどしたもんかと思案中である。
 残る1本、自分の太ももくらいのサイズのデカイのに今日からチャレンジしたのだが、太いだけに根も太く深く、個人用のタコツボが出来るほど掘らねばならなそうである。ちょっと自分の力だけで掘り出すことが出来るか、よしんば掘り出したとして、抜いた木はどう処分するか。結局、処分も含め、庭師に頼むしかないのかな、などなど考え中である。







開墾

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 新居にはそこそこ大きな庭がある。自分は別に庭に興味が無いのであるが、田舎出の嫁さんの希望により、小規模な畑が出来る程度の庭のあるウチにしたのだ。ちなみに、この近辺の家には全部と言っていいほど庭がある。高級住宅地だったからだ。
 “だったから”と過去形で言うのは、そこの住民の大半が高齢化していて、ちらほら空き家も出始めていて、過疎化が始まりつつあるからだ。そんな地域だからこそ安くで買う事が出来たのだ。そして高齢化した家の庭というのは、手入れが行き届かず、見るも無惨な状態になっている所もある。実は自分が越して来た家もそんな感じだった。
 遺構(といっても良いと思うのだが)から、売主さんが元々どうしていたのかを読み取ろうとするのであるが、それが分からんくらい、木は枯れ、雑草は生え放題。舗装された通路は崩壊しかけ、コンクリートの上に土が出来て、雑草だかなんだか分からんもんが生えている、そんな感じだったのだ。それどころか、道路の側溝の蓋から、根太い雑草が生えていたりもした。とにかく、目障り以外の何者でもないので、家の中の事が落ち着き始めてから、雑草の除去を始めた。
 ところが、これは一筋縄ではいなかない。草むしりなんて生優しいもんじゃなくて、実質的に開墾である。雑草を抜いているうちはまだ良かったのだが、枯れた木の根や、庭石の下から生えたゴツい植物など、円匙と十字鍬で掘り返さないと抜けない。出勤前のわずかな自由時間は、肉体労働でヘトヘトになる羽目になった。しかも、やたらと広いので、まだまだ先が長いのだ。
 とはいえ、庭をどうにかしない事には、玄関と駐車場から、バイクと野営の荷物を置いている納屋にアクセスするのが難儀なのである。また、庭から家のコンクリ部分に土が上がり込むので気色が良くない。とにかく、雑草を抜き、余計な枝を切り、コンクリと土の境界にブロックなり庭石なりを敷設して棲み分けをさせ、通路を舗装し直さねばならない。
 こうした作業は、別に好きでもなければ興味がある訳でもない。草むしりだって小学校以来じゃないかと思う。ブロックの設置だの玉砂利の敷き直しだのも、別に誰かに習った訳でもなければ勉強した訳でもない。やらないかんという任務感と、若干のセンスでやっているのだ。







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