たにしのつぼ焼き

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財産管理

去年に学ぶ

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 去年夏の植田ショックで損切りした人は、色んな事を学んだと思う。自分もその一人である。まさかその年末に、暴落時の最高値を1.6万円も上回る史上最高値をたたき出すとは、夏の時点では想像もしてなかったのだが、それを予想していた人もいて、この世界はまだまだ知らん事が多いなぁ、と実感した次第である。実は、そう予想してた人に賭けて、底値からちょっと戻した時に、半分だけFANG+を買い戻したのが、今、結構増えているのだ。約200万円で60万円ほどの損失を出したのだが、100万円ほどで30万円ほどのプラスになっている。
 それとは別に、今年の年初にNISAの成長投資枠でFANG+を50万入れたのだが、これが入れるタイミングを誤った。12月26日に注文したのだが、最高値の7.3万円ほどで約定したのだが、年が明けると7.0万円ほどからスタートして、いきなりマイナスからのスタートなのである。これにはギャフンだった。これなら年が明けてから初めても良かった。
 それはさておき、ともかく7.0〜7.3万円の間を行ったり来たりしてるのだが、まぁ、今年の年末にはまた最高値更新、なんて事になっているんじゃないかと、実質放置している。ただ、去年の植田ショックみたいなのが来たらどうするか。その時は、去年、特定口座に突っ込んだのを直ちに引き上げて、落ち切ったところで買い増しせねばならない。何分、7.3万円で買った分をナンピンする必要があるからだ。
 問題は、どこで見切るか、という事である。実は一昨日の晩のDeepSeekショックは、その端緒になるかもしれないと思っていた。FANG+が5%下落したら、直ちに特定のは全額売り飛ばすつもりをしていたのだ。そうなれば、楽天証券の方からも注意喚起のメールが来るはずである。実は、去年の植田ショックの時も、7月から8月のかけて、3回もメールが来ていたのだ。次は、その1回目で反応しようという事だ。
 特定口座でFANG+をやってるのは、負けた損を取り返したいという気持ちもあったけど、銀行に預けとくよりは利鞘がいいからである。NISA口座に入れるにしても上限額があるので、それから零れた分を突っ込んでる。なので、2026年からは自動的にNISAの方に移す事になるのだけど、この世界、いつ暴落がくるか分からないので、そのつもりだけはしとかんといかんな、と思うのだ。









DeepSeekショック!

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 昨日の夜、米株市場を見てびっくりした。ハイテク株が軒並み出だしから急落してる。特にSOXLが酷かった。一体何があったのかとYouTubeを見てみたら、中国発のDeepSeekとかいうAIが原因だった。何でも、chatGPTの開発費を遥かに下回る予算で、それを上回る性能を出したとか、対中輸出規制の関係で、劣化版のCPUでそれを成し遂げたとかで、投資筋が一斉に利確に走ったらしい。
 実は一昨日の晩、SOXLがレンジ相場を抜けたっぽいので、34ドルから32ドルに下がったタイミングで10株買い、40ドルくらいまで行けばいいのには、と思ってたところだった。ところが、のっけから15%くらい下落してて、さらに落ちていく雰囲気だったの。率直に言って、「買い場きたー!」と感じた。
 というのも、何人かの人が言っていたが、中国がチップを開発した、というのなら話しは別であるが、あくまでソフトである。かつそれが「本当の話しなのか」という信憑性もある。なにせ中華製だ。
 しかし、自分が肌感覚で感じたのは、そのDeepSeekはオープンソースで情報が公開されている事、劣化版のCPUでその性能を発揮するのであれば、もっと上等なCPUを使える米国は、もっと凄いのを作ってしまう、あるいは高性能CPUを使うだけでもっと凄くなる、と感じた事だ。つまり、奇襲的効果はあったけど、戦果を拡大するには、中国のバックボーンは貧弱で、米国のそれは十分に跳ね返す力を持っているのではないか、という事だ。
 となると、やっぱりこの暴落は、個人投資家の自分としては、買い場に見えた。その様に感じてる人は多かった様である。ジリジリと下がっていき、朝の0400時前には、24ドルを一時切った。その後、少し反発したが、これ以上起きているのは翌日に差し障るので、24.22ドルで30株、約定した。TSLLに60株も突っ込んでなかったら、もっと行けたのだが、まぁ、仕方ない。また、あと一日、買う決心が遅かったら、40株全部24.22ドルでいけたのに、これもまぁ、仕方ない。
 昨日、先行して買った10株分と合わせて、平均取得単価は26.39ドルになった。SOXLを買うのは3回目だが、一番低い数字になった。まさかこの数字で拾えるとは思ってなかった。まぁ、さらに下落する可能性もあるのだが、その時はまた買い増しするだけである。









トランプ・トレード

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 トランプ再選という事で、米株がお祭り騒ぎになった。FANG+は史上最高値を更新した。とは言っても、7月にドル円が161円だったのが、今は152〜4円であるから、iFreeNEXTの方はまだ高値更新していない。
 8月に総退却した直後に、105万円を買い戻したのだが、それが今、15万円ほど儲けが出ている。FANG+にテスラが残ってたら、もっと爆上げになったはずなのだが、残念な事である。FANG+の買い戻しの時に、遊び程度でSOXLも少しずつ買っていて、今は28株にまで増えたが、こちらはまだ伸び悩んでいる様だ。まぁ、トランプの対中制裁の影響で模様眺めなんだろう。
 さて、これらは特定口座で運用している銘柄で、NISAの枠がいっぱいだから、現金を遊ばせておくのが勿体ないから使っている。なので、そもそもガチホするつもりでやってる訳ではない。ぶっちゃけた話し、今年いっぱいまでは運用して、その後利確して、新年からNISAの成長投資枠に切り替えようか考え中である。
 というのも、米国債券の投信のチャートが株式のと同じで、相反した動きにならないので、EDVに投資して、株式暴落の備えにしようと思っているからだ。既に、個人枠で株式は相当額に達していて、バランスを取るなら、来年分は全部EDVに突っ込んでもまだ比率は1/2ほどである。そして、トランプ・トレードで株が上がっている今、米国債債券は下がりまくっている。買い場と見ているのだ。おそらく、4年後はトランプの後始末で株が下がっている気がするから。
 あと、ドル円の動きも気になる。夏に140円台まで上がったのに、今はまたぞろ150円台だ。トランプがこれを許すとは思えないのけど、強いアメリカを標榜する限り、ドルの方が強いイメージになるのは仕方ない事で、この辺り、どうなるんだろう。とりあえずは年内は変わらない気がするけど、年越したらやっぱり一旦手仕舞いかな、って気もするし。
 まぁ、確実に感じたのは、下がったもんは上がる、上がったもんは落ちる。そういうもんなんだな、と。









総退却

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 昨日、特定口座で運用していた、eMaxis slim 全世界株式、同じく米国株式(S&P500)、iFreeNEXT FANG+インデックスを全部約定して、総退却した。損耗率は、オルカンが12.27%、S&P500が6.14%、FANG+が22.05%、全体で14.34%だった。額にして、470万円に対して68.7万円の損失である。狼狽売りのつもりはないが、そうと揶揄されても仕方ない。
 ちなみに、このまま円高に推移すると思ったら、日銀副総裁の日和った発言(しかも私的な)によって、円が3円ほど安くなり、株価も若干上向いた。株価が上向くのは予想してたが、円が安くなのは想定外だった。なんにしても、撤退時に被害が拡大するのでなく、被害を止めれたのは幸運だったし、今回の植田ショックはやはり失政による人災だったという気持ちを強くした。
 7月11日までドル円161円だったのが、日銀のたった0.25%の利上げで20円近くも高くなるとは、まったく予想できなかったし、FANG+が最高値から3週間で一気に1.5万円も下がるとは、これまた予想外の展開だった。なんとなく、9月頃までは上り調子か横這いと想像していたからだ。まぁ、歴史的暴落となれば、予想できなかったのも無理はないかと思う。
 実は7月24日で損切りしようとしていた。その時のFANG+の基準価格は60,903円で損益は-183,772円だった。オルカンとS&P500はまだプラスだった。おそらく、損切りするなら、この辺りが潮時だったのだろうと、今となっては思う。それを8月2日に追加で購入したのは、7月末辺りでそろそろ底かと判断して、FANG+を買い向かったからだ。まぁ、結果としては、8月5日の歴史的暴落で損益は-471,807円となり、さらに円高株安も進行すると見通される形勢となった。
 そこで、日銀副総裁の私的なコメントがあって、ちょっと盛り返しはした様に見えたが、それは今だけの話しで、米国の景気後退、トランプの再選、そういった様々な不安要素で、年末にかけて、不穏な空気を感じている。なので、遅まきながらの総退却とはなったが、壊滅的被害を被る前に撤退して良かったと感じている。









歴史的体験

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 先週の金曜日、日経平均はブラックマンデー以来、歴代2位の下げ幅だったとか。日本株は買ってないのでどこ吹く風だったが、米株もドカドカ落ちてて、含み益は最盛期の1/5まで落ちた。そして週明けの今日、さらに円高が進み、含み益は1/10近くになった。今週末には、完全にマイ転しそうな勢いである。
 こういうニュースは、投資をやってなければ、本当に他人事である。リーマンショックだのITバブル崩壊だの、これまでにもニュースは聞いていたが、当時はまったく投資はしてなかったので、直接的損失はなかったし、勤め先が傾いたり、減給になったりする事もなかった。さらにいうなら、NISAやiDeCoは2021年の秋から始めてるのだが、2022年は一年通してダダ下がりの年だったというのを、つい先日知った。2022年には、毎月、NISAに3.3万円、iDeCoに2.3万円積み立ててたのだが、積立貯金してる様な認識しかなく、損益も時々見には行っていたが、大して増えないし、時たまマイナスになってるくらいで、「まぁ、銀行に預けるよりマシか」程度の認識しかなかったのだ。
 今年の春から、やっとこさ投資らしいセンスを持ち始めた、初心者なのである。なので、7月までの上げ相場とそこからの急転直下の円高株安の暴落は、良い学習の機会になっていると思う。資産が目減りするのは気分の良いものではないが、信用取引ではないので、最悪でもゼロになるだけで、それ以上悪くなり様がない。まぁ、若い人と違って、先が短いのが難点だが。
 ともあれ、仕切り直しの状況なんだろうなと思う。今持っている株は、特定口座含め、長期運用と決めつけて、ガチホの方向である。もしかしたら、秋までに元本の半分くらいまで減ってしまうかもしれない。しかし、こういう時、負けっぷりを良くしておかないと、学びがないんじゃないかと思っている。
 おそらく、ドル円は120円くらいまで行くだろうな。FANG+は4万円代に入るかもしれない。まぁ、そうなったらそうなってで、来年、特定に残った分をNISAの成長投資枠に移して、やり直すまでである。









大抵間が悪い

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■【速報】1ドル=150円台まで円高進行 日銀・植田総裁発言で
(TBS NEWS DIG Powered by JNN 7/31(水) 16:55)

 7月11日にiFree NEXT FANG+に200万円約定した翌日に、いきなり3000円下がって、さらにドル円も下がって、結局、指数が1万円ほど下がった上に、今日のこれである。まぁ、間の悪い事この上ない。秋のアメリカ大統領選くらいまでは落ちないだろうな、なんて思ってたから、この展開はびっくりした。
 さて、特定口座で展開しているS&P500、オルカン、FANGをどうするか、それなりに悩んだし、今も悩んでる。損害が拡大して手遅れになる前に撤退するか(損切り)、このまま推移を見守るか。円高はこのまま進行して、110〜120円くらいまで行くという予想をする人もいるけど、株価は大統領選の後には上がるのでは?と予想する人も多い。個人的には、140円切ったら、買い増しじゃないかな、と思っているのだが、その前に今、展開しているのをどうするか、だ。
 今、手放してしまうのは、どうも狼狽売りといって、あまりよろしくないらしい。まぁ、計画的撤退と潰走では、同じ撤退でも大違いなのと同じだ。現状で、FANG+は30万円ほどの損失が出ていて、今日の円高でさらに悪化すると思うのだが、上がるも下がるも実際のところは、あまり予想が出来ない。模様眺めしている内に、引き際を逃しそうでもある。
 一方で、NISA口座に入ってるものは、落ちようが何しようが、ガチホする事にしている。こちらは5年10年スパンで考えているからだ。とするならば、特定口座だって同じではなかろうか。変な個別株ならともかく、FANG+はリスクの幅は大きいものの、それなりの銘柄である。暫く放っておいても良いのではないか、と考える様になった。いわゆる「気絶」という奴だ。
 今、特定口座で運用している銘柄は、来年、NISA口座の成長投資枠に移す。元本割れしててもお構いなしである。どのみち、現状では成長投資枠よりも特定口座で運用している額の方が多いのだから。








退職金の計算

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 最近、職場でボスが交代するというので、退職手続きと入職手続きの仕方を勉強しているのだが、ついでに自分の退職金がいくらになって、どう貰うのかも計算してみた。具体的な数字をここに書く訳にもいかないので、概要だけおさらいのつもりで書いておく。
 まず、職場の退職金だが、ウチの職場は中退共に入っていて、規定の退職金のほとんどは中退共から出て、足りない分が職場の退職積立預金から出る、という仕組みになっていた。まず、中退共に試算依頼をして、足りない分を調べるのであるが、同時に解約の手続きもして、書類を退職する人に回す。そして退職する人が中退共の方に申請して、退職金を受け取る。足りない分は、職場の方から、住民税の預かり分を差し引いた額を振り込む、という寸法になっている事が分かった。
 そういえば、20代に勤めていた会社が解散した時も、たしか中退共がどうとか聞いたのであるが、そんな手続きしたかなぁ。今から四半世紀前の話しなんで、全然覚えていない。

 今の職場は、60歳で一旦定年になって、そこから先は希望すれば雇用延長、という事になるらしい。つまり、退職金は60歳時点で一旦出る、という事だ。自分は60歳時点で勤続22年で、その時の基本給も分かるので、簡単に退職金の額を調べる事が出来た。
 問題はiDeCoの方で、こちらは相場次第という事になるのだけど、まぁ、年利3%くらいで計算しておいた。ただし、加入期間が7年9か月という事で、一時金であれ年金であれ、受け取りが62歳からという事だそうな。前の退職金の受け取りから5年以上経っていれば、退職控除を合算しなくても済むので、そうなると、退職金もiDeCoも税金かからない、という事になるのだけど、その場合、iDeCoは管理手数料を払わねばならない。62歳時点で一時金で貰って所得税と住民税払った方が得なのか、iDeCoを65歳まで塩漬けして、管理手数料払った方が得なのか。いっぺんSBIに問い合わせてみるか。

 なんでこんな事をしてるのかというと、先週、職場で本当に嫌な事があって、それからずっと鬱々していて、レースも気乗りがしないし、仕事も結構なミスするしで、気が参っているからだ。
 ついこないだまでは、定年は65歳とか思っていて、それが60歳以降は3割減かー、とか思っていたのだが、今はどうにか60歳で働くの辞めれないか、とか考えている。まぁ、どういう形であれ、働き続けなければならないのは確定なのだが、今の職場はもう、なんか嫌になったのだ。
 今、この瞬間、そう感じてるだけかもしれないが、我慢できないのを辛抱するのは辛い事だ。だから、「この職場はあと4年半で終わり」と自分に言い聞かせて暗示をかけ、かつ、あと4年半辛抱したら、満額で退職金がいくら貰えるか(逆にいうと、今、ケツ割ったら、現時点の計算でかつ80%しか貰えない)、そういうエサを目の前にぶら下げて、頑張りを引き出そうとしているのだ。









貯蓄から投資へ

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 なんでも増税の岸田内閣が始めた新NISA制度。2021年からつみたてNISAをやってきているが、月々3万3333円が上限だったのが、積立枠と成長枠で30万円まで増額となり、かつ運用期間も無期限という事で、自分も共有財産と個人財産を合わせて、月々10万円ぶっこむ事にした。
 ところが、去年、特定口座で50万円分、VYMを買って、その配当金が実際に入った事から、成長投資枠でもやる事にして、共有財産としてはVYM、個人財産としてはHDVとSPYDを、それぞれ32株、50株、100株調達した。
 しかし、結局のところは、毎回、配当金に課税されるETFより、配当が再投資される投資信託の方がよくね?という事になり、成長投資枠でも投信が買える事がわかり、かつ一括投資も可能と分かった。そうこうしているうちに、株式だけでなく債券もあった方が良いという事がわかり、SBI・iシェアーズの全世界債券インデックスや、eMAXIS Slimの先進国債券インデックスも視野に入れ出した。
 個人資産の定期預金を満期を待たずに50万円ずつ、特定口座でeMAXIS Slim S&P500と先進国債券インデックスに突っ込んだ1ヶ月のリターンが相当だったこともあって、次々と定期預金を解約して、特定口座の方に投入した。NISAの方は年間計画で360万円の枠が全部埋まってしまったからだ。結局、定期預金の5/8が証券口座の方に流れた。貯蓄から投資へ、5月末から6月頭にかけて、激流の如く流れていったのだ。
 そうこうしているうちに、NISA口座に複数の銘柄が並ぶ様になり、将来管理が大変そうに感じた。というのも、共有も個人も、オルカンとS&P500を6:4の割合で買っていて、積立投資枠では共有の方はeMAXIS Slim、個人の方は楽天で買っていて、さらに成長投資枠の方もETFが混じっていて、そこへ債券インデックスも加わるので、現時点でもごちゃごちゃなのだ。
 そこで、eMAXIS Slimのオルカンは共有財産、S&P500は個人資産とすることにして、これまで共有財産から買っていたS&P500を個人の方に移し、個人の方で持っていたオルカンを共有の方に移すことにした。最終的には、eMAXIS SlimのオルカンとSBI・iシェアーズの全世界債券インデックスが共有財産、eMAXIS SlimのS&P500と先進国債券インデックスが個人資産、という区分けになる予定である。
 現時点で持ってる個人資産の種銭は、年間360万円のNISAの枠では収まらないので、特定口座で運用しつつ、毎年計画的にNISAの方に移していく。ETFから得られた分配金も特定口座の方に回す。必要最低限の現金以外は、投資に回す方針である。

 本来なら投資は長期が原則なのであるが、自分の場合は、あと5年くらいしか現役時間がない。つまり、かなりの高利率の定期預金的な運用しか出来ない。それでもやらんよりは、やった方が良いと考えている。
 オルカンかS&P500かという議論も、個人的な見解を、共有をオルカン、個人をS&P500に分けたのに反映させている。というのは、人生100年の時代である。仮に90歳まで生きたとして、残り時間は30年。その間にアメリカ以外に、バブル期の日本みたいな、そういう国が出てる可能性は、30年なら十分ある。それを取りこぼさない様に、共有はオルカンにした。一方、個人の方は、あと5年10年でアメリカの覇権が損なわれる事はないだろうから、一時的な下落はあっても成長するであろう、との考えで、オルカンより成長の加速度が高い事を期待しての事だ。
 ともあれ、先の事はぶっちゃけよう分からん。もしかしたら、大損こく可能性もある。しかし、なにもしないよりは、した方が良いと思う。









攻撃と防御

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 先日、NISAの成長投資枠で個人資産でETFの増資をしたのだが、その直後、自分の投資の仕方を見直す必要を感じた。というのも、自分の投資は、iDecoもNISAも株式しか買ってなかったからだ。株式は「攻めの資産」と言われる様に、資産を増やす目的で投資するのだが、暴落時には資産が大幅に目減りする。直近のコロナショックでは、数年せずにショック以前以上の利益率になっているが、この次の暴落がそうなるかは、誰にもわからない。となると、増やすだけでなく、資産を守る方策を立てておく必要がある、という訳だ。特に自分は、現役時間があと10年ほどである。定年した時に暴落などされたら、目も当てられないのだ。
 という訳で、「守りの資産」である債権に目を向けた。まぁ、株式が下がった時は債権が上がると言われているし、株式と債権が半々の場合、暴落時も資産の目減りはかなり抑えられるのだ。ポートフォリオのあり方は様々なのだが、とりあえず、株式と債権を50%ずつになる様に投資の仕方を組み替える事にした。ただ、それだけでなく、現金や現物も考慮して、共有財産は株式と債権と現金の比率が42%:42%:16%になる様に、個人財産は株式と債権と現金に加えて現物もいれて、28%:28%:29%:15%となる様に計画を立て直す事にした。
 問題なのは、すでに先行して相当な額の株式を買っているので、いきなり急展開は出来ないという事だ。しかも債権、eMAXIS Slim 先進国債券やSBI・iシェアーズ・全世界債券は成長投資枠でしか買う事が出来ず、今年はETFで相当使ってしまったので、枠があまり残っていないのだ。それでも共有の方は、突っ込める限りの金額を債権の方に回し、来年以降はETFを切り崩して債権に回す事にする。個人の方も同様にして、約3年で目標の比率に持っていく計画を立てた。
 計画は、ざっと先を見通す程度の精度しかないので、毎年、見直していく必要はあると思うが、それでもバランスをとる計画に変えたのは、自分の中では進歩かな。自分がNISA始めた頃は、やたらオルカンやS&P500が喧伝されていたが(今でもそうだが)、攻守そろって初めて正常に機能するものだと思う。








成長投資枠増資

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 今年の年初にスタートした新NISAに呼応して、成長投資枠にVYMとHDVをそれぞれ32株と33株投資した。VYMは家の金で、HDVは自分個人の金である。これ以外に、積立投資枠にも、家の金7.5万円と自分の金2.5万円を毎月積み立てている。自分が現役で働ける時間は残り10年。到底、稼ぎでNISAの上限1800万円を満額にする事は出来ないし、そもそもそんな金はないので、自在に非課税枠を使っている格好である。
 さて、そのVYM32株とHDV33株であるが、先日分配が来た。それぞれ2,838円と3,752円である。株価そのものの値上がりはVYMの方が高くなっているのだが(HDVも高くなっている)、配当利回りはHDVの方が高いのである。というのも、家の金は増やしていきたい方向でVYMを選んだのだが、自分の金は趣味等で消耗していくのを分配で補っていくつもりだったから、株価の上昇よりも分配の方を選んだからだ。
 さて、そこでちょっと考えたのは、家の金はこれ以上投資に回す余裕はないのであるが、個人の金は実は現金の方が圧倒的に多い。今は定期預金にしているのだが、こちらは利息がさっぱりである。銀行に寝かせているのも同然なのだ。なので、成長投資枠に増資する事にした。ちなみに、積立投資枠では、毎月2.5万円、それを向こう10年やれば、トータルで300万円ほどになる。それと同じくらい、成長投資枠に突っ込んでも良いか、と思う様になった。
 そこで、HDVだけでなく、さらに利回りの高いSPYDにも投資する事にした。まぁ、VYMやHDVと並んで有名評価される銘柄だから、おかしな事にはならないだろう。3ヶ月後の分配を見て、残り48万円残ってる成長投資枠でSPYDを追加するか検討する。
 さて、実は今回は年初に比べたら、結構値段が上がっていて、買うか待つか少々迷った。去年の年末頃には、2024年はリセッションが来るとかいう意見も多かったので、機会待ちをしていたのだが、そんな風にも見えない。まぁ、買った後に落ちるのは定番だし、このまま定期預金に眠らせていても仕方ない。買いたいと思った時が買い時である。









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