外付けのハードディスクは、壊れる時はいきなり壊れるもんだが、大体は4年くらいでおかしくなるらしい。先週、遊び用で使ってたHDDが、通電はしててある程度は認識してるのだが、マウントされない症状が出た。まぁ、目一杯データが入ってて、捨てては書き込みの繰り返しだったので、フラグもすごい事になっていただろうし、なにより4年ほど前に買ったものだ。そろそろ壊れても仕方ない。大事なデータが入ってる方じゃないので、そういうもんだと諦めた。
そこで買い替えという事なんだが、今、大事なデータが入ってる方も4TBなのだが、すでに2.08TBほど使っていて、4TBでは結構心許ない感じになってきている。新しいのを買いなおしたら、重要データは新しい方に移す事になるのだが、だったら6TBくらいのにしようと考えた。ちなみに前回HDDを買ったのは2年前で、製品はそれほど変わってないらしく、同じものが今でも売っていた。それの6TBの方を買う事にした。
ただ、4TBなら1.7万円ほどだが、6TBとなると2万円超える。必要なものとはいえ、この出費は結構大きい。バイク関連と違って、こちらは予算化してないので回せる金も、一般会計からはないのである。そこで出来るだけ出費を抑えようと色々探してみたら、リテール品という事で1.8万円のがあった。リテールという言葉を初めて聞いたのだが、ネットで意味を調べても、いまいちピンと来なかった。新古品とかなら分かるのだが、正規品でメーカー保証も1年あって、一体どこに6000円も安くなる要素があるのか、さっぱりだった。もっとも、自作PCとか作ってる嫁はんに言わせると、リテール品なら買いだというので、買う事にした。
物は4TBも6TBも形は同じなので、古いHDDの跡地(古いのも形は同じ)に収めて、さっそく接続し、exFATにフォーマットしなおして、重要データの転送を始めた。2.08TBもあるので一気には出来ないし、うっかりすると部分的に転送し損ねる場合もある(その為、2009年のデータが丸ごとなくなった事がある)ので、点検しながらだから、結構時間がかかる作業である。
ちなみに、廃棄する予定だったHDDは、なぜかその後、初期化した状態でマウントされて、Winの方でも動作が確認できたのでオクに流した。今回の調達費用の40%くらいで売れたので、ホクホクである。