たにしのつぼ焼き

あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい〜♪

写真

GoPro ヘッドバンド

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 これまでGoProはヘルメットの上につけて走行動画を取る程度にしか使ってなかった。まぁ、自分は残念ながら動画の方は才能がさっぱりないみたいで、そっちの方にはあまり注力してこなかったのだ。
 ところが最近、オイル交換やタイヤ交換の記事を書こうと思い立ったのだが、文章だけでそれらを表現すると、猛烈な文章量になってしまい、どんなに表現力で頑張っても、実際の手順はあまりよく分からないというのが分かった。となると動画という事になるのだが、昔、ハンディーカムを三脚につけて手順動画を撮った事があるが、あれでは「手元の動画」は撮れないので、頭にGoProをつけれるヘッドバンドを買う事にした。GoProの純正だと高いのであろうが、それほど使う頻度が高くもないだろうから、Amazonで適当に安いのを調達した。
 早速ものが来たのだが、漠然とマウントタイプが来ると思ってたのが、実際に来たのはねじ止めタイプだった。マウントタイプなら、今ヘルメットに使ってる防水ハウジングのまま付けてたのだが、ネジ止めなので折角取り付け角度を決めてあるマウントからハウジングを外して付けねばならない。それはそで面倒なので、GoProも元々付属してたハウジングを使う事にした。防水ではないが、雨降ってる時に手順動画など撮らないと思うので、大丈夫だろう。早速ヘッドバンドに取り付けた。
 次に問題だったのは、いかに手元を写すかだった。というのも、GoPro Hero5はバックモニターはあるが、頭の上では画角を見る事はできないのだ。そこで、久々にiPhoneに入ってるGoProのアプリと同期して、iPhoneで画角を調整する事にした。同期させるとGoProのバッテリーの持ちが悪くなるのだが、手元動画撮るくらいなら、そこまでバッテリーの持ちをきにする必要はないだろう。そんな事よりも、おそらく毎回ヘッドバンドを使う度に画角は調整しなければならないから、同期の仕方には慣れておく必要があるし、終わったら同期を切る癖を付けておく必要もあるだろう。
 次の作業の時に早速チャレンジしてみるが、その手の動画は既に他の人がいっぱい挙げているので、その人らのと差別化出来る作品にどうしたら出来るか、考え中である。







iPhone撮影

 この度、3回目になる盛岡行き。これまではほとんど観光らしい事はしなかったのだが、今回はたっぷり休暇を取ったお陰で、あっちこっち行った。4日間で延べ2000kmもトランポ走らせたのだから、大したものである。

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湧口神社

 嫁はんが持ち山でバイク乗りたいというからやって来たのだが、地所に入る林道が雑草ボーボーで地面が見えず断念。その入り口に建ってる神社の周りは、それだけでジグソーパズルになりそうな雰囲気なのだが、地べたに焚き火の跡がデカデカとあるのが疵。

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恐山

 恐山と言えば、四国の向こうをはる日本最北の霊場というイメージなのだが、山門をくぐった最初の感想が「クサっ!」というものだった。硫黄といえば聞こえがいいが、屁臭いのである。よく見てみれば、あちこちから煙が出ている。火山性ガスが出ているのだ。
 恐山というと、その名の通り、もっとおどろおどろしい光景を期待してたのだが、よく晴れてたせいか、むしろ風光明媚なところに感じた。


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中尊寺

 中尊寺は歴史の本に出てくるので一度行って見たかったが、例の金色堂は意外と小さいのに驚いた。金閣寺くらいのサイズがあると思っていたのだ。しかもコンクリート製の覆堂の中のガラスのショーウインドウの中に収められていて、とても建造物に見えない。ちょっとガッカリした。室町時代くらいに出来た覆堂の方が歴史を感じたくらいである。一度くらいは見ても良いが、リピートはないかな。


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毛越寺

 中尊寺に行ったら毛越寺もいくのが定番らしい。ここは寺院というより市民公園みたいな佇まい。池の写真なんかジグソーパズルに使えそうである。恐山もそうだったが、ここでも石ころを積み重ねるストーパが沢山あった。勝手に作って良さそうなので、自分もやってみたが意外に積めるものである。茅葺の屋根の寺があるのも、この辺りの特徴っぽい。


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達谷窟

 最後に訪れた達谷窟は、巨大な岩盤をくり抜いて作った寺院なのだが、昔に比べると後付けの寺院の部分が改修されて、くり抜いた岩のゴツゴツがあまり見えないとの事。海外の石窟寺院っぽいのを想像してたのだが、単にくり抜いただけで彫刻して寺院を作った訳ではなさそうだ。岩盤に大仏が彫ってあるというから探したら、顔の部分だけかろうじて作ってあった。まぁ、バーミヤンの石仏みたいなのは、よほど気合いがないと作れないんだろうな。









写真を撮る所作がないのよねー強風の富津岬

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 せっかくの4連休をどこにも出かけずウチでダラダラするのも何なので、どっかに連れて行けという嫁さんのリクエストに応えて、富楽里の道の駅でちょっと上等な食事したあと、富津岬に行ってきた。嫁さんが海に行きたいというからだ。まぁ、新型コロナウィルスのお陰で、博物館なども軒並み閉館閉園で、行けるとことしたら、近所なら海くらいしかないのである。
 さて、行ってみたら、一体どうした訳か、猛烈な暴風である。「潮風を頬に受け(南の島のフローネ)」どころではない。全身で猛烈な風と砂を受ける羽目になった。まぁ、嫁さんがこういうトコに来る時は、大抵はサマにならない事が多い。本人のせいではないと思うが。
 ところで、ここ最近、にわかにではあるが、またちょっと写真熱が微熱ではあるけど再発している。なので普段なら、こういう所に来ても、別に「大記録」にレポートを載せる訳ではないので、大して何も考えずに適当にスナップして帰るだけなのだが、久々にちょっと構図を考えて撮ってみた。といっても、iPhoneなので、構図以外に考えようもなかったのであるが。
 やってみて思ったのは、確かにスマホで写真というか、画像を撮るのは楽ではあるし、加工もその場で出来るし、何よりSNSにその場でアップ出来るなど、利便性がとても高い。もちろん、帰ってから直ぐにブログに使えたりもする訳だ。
 しかし、やっぱりカメラ使って写真撮ってるのとは、まったく別の作業である。かつて二眼レフでやってたみたいに、測光したり、絞りやシャッター速度を考えたり、三脚の位置を微妙に変えたり、レリーズ押したり、フィルム巻いたり、そうした緊張感とか期待感が入り混じった所作がない。カメラ使って写真撮るのが好きな人は、こうしたのが好きなのではなかろうか。
 ついでにいうと、今日は砂が飛んでくる様な強風である。もし、二眼レフを三脚で立てていたら、強風で倒れないだろうかとか、ファインダー覗いてる間に砂が入ってこないだろうかとか、そういう心配もした。そういうのも、写真を撮る上での(対策を考える)楽しみだったりする。
 てな様な事を考えつつ、久々だからか、あまり大した写真撮れてないなぁ、とガッカリしてる。

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オリンパス SIX

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 古いカメラを貰って来た。どのくらい古いのかというと、カメラのカバーに「一九五五、五、八」と書いてあったから、少なくとも今から62年前のカメラである。オリンパス SIX、いわゆるスプリングカメラという奴だ。先の大戦後、日本のカメラ業界は活況を呈して、頭文字がAからZまで揃うと言われるほど、零細メーカーが乱立していた時代があったそうだが、まさにその時代の品物である。見た目の程度がとても良かったので、貰って帰る事にした。
 このカメラを貰って帰ったのは、前々からスプリングカメラが欲しいと思っていたのもあるのだが、「どうせ使うなら、より難しくて面倒くさいもの」という、カメラに対する方針があったからだ。以前持っていたローライコードも大抵は面倒くさいカメラだったが、今回貰って来たのはより面倒くさい。ファインダーを覗いたって、ピントが合ってるかどうかさえ分からないのだ。もちろん、露出計も付いてない。そもそも、使い方が分からないので、一から勉強しなければならない。
 もう一つは、6×6判が撮りたかったのだ。6×6判で、かつ比較的軽いカメラである。実はマミヤプレスとかマミヤ645といった、結構お値打ちのカメラ(しかもキレイでフルセット)もあったのだが、クッソ重たいカメラは使う気にならない。それらのカメラの方が写真の精度は良いのかもしれないが、そういうのを求めていないのだ。
 明らかにモノとしてはキレイだし、シャッターもきっちり切れたのだが、何せ半世紀以上前の製品だし、最後に使って何年経ってるか分からない。なので、使う前に整備に出したいと思う訳だが、この手のカメラを整備に出した事がないので、まずどこに出すかを探している。バイクにしてもそうだが、良いものは整備してやればもっと良くなる。せっかく貰った物なのだから、使える様にしたいものである。







NIKON COOLPIX S600購入

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 2005年9月に富士フィルムのFinePix F440を落として壊して以来の、久々のデジカメである。もはやデジカメが必要となるとは思ってなかったのだが、ここ最近の自分の諸般行動から、次第にその必要性が高まってきた。具体的な例を挙げると、一眼レフを使えない状況では、ケータイで撮影する機会が増えたのである。しかも、写真だけでなく動画もである。特に、動画はデジタル一眼レフでは対応出来ないので、デジカメの必要性はいや増しに高まっていた。
 まず、必要性の第一は、バイクに乗車した状態での素早い撮影であった。一人で作戦する場合は、別にバイクから降りて三脚立てて、ゆっくり撮影すれば良いのであるが、他の人と一緒にツーリング行っている場合は、そういう余裕がない場合が多い。また一人の場合でも、高速道路や林道などでは、バックパックから一眼レフを取り出す事が出来ない事も多く、サイドアームとしてのデジカメの必要性を感じていた。
 必要性の第二は、動画の機能である。これはレースに出る様になって切実に感じたのであるが、他の人や自分の走り方を動画で収めておく事は、あとで見直して勉強する際に実に有効である。また、PVを作ったりする場合でも、静止画だけでは見栄えしない訳で、動画が撮れた方が良い。どちらかというと、今回デジカメを買ったのも、動画機能の方が必要性が高かったくらいである。
 必要性の第三は、他の人に自分の走っている姿を撮って貰うためである。普通に考えて、一眼レフの使い方を知っている人というのは少ないし、仮にその場で簡単に使い方を教えても、そうそう上手に撮れる訳ではない。しかし、デジカメなら機種は違っても大体の使い勝手は同じであるから、撮って貰いやすくなる。
 上記の必要性からしても、デジカメで「作品」を撮るのが目的ではなくて、スナップや動画を撮るのが目的である事が判って貰えるだろう。「作品」はあくまで一眼レフや二眼レフの任務であって、その意味でデジカメを買ったから、一眼レフが要らなくなるという訳ではない。
 また、フィルムカメラをメインに使う場合でも、抑えの予備としてデジタルの一眼レフを装備していたのであるが、これからはその様な場合は、デジカメが予備機としての役割を果たせる。今までは、重いカメラを2台も持って行くのが億劫、というのがあったが、軽量化する事でもっとアクティブに作戦できる様になると期待している。
 まぁ、そんなこんなであれこれ入り用のこの時期に新しいカメラを買ったのだ。ちなみに今回掛かった予算は、4GBのSDカード込みで26,000円強であったが、内19,000円はヨドバシのポイント、残り7,000円は生活費を切り詰めて作った予備費でまかなう事にした。だから財政的には決して圧迫された訳ではない。







D70s修理見積もりへ

 GW前半戦の西伊豆キャンプツアーの帰りに、高さ50cmからアスファルトの駐車場にダイブしたD70s。AFモードではシャッターが降りなくなり、仕方なくAFモードでピントを合わせてから、マニュアルモードでシャッターを落とすというやり方で、メーデーと富士ヶ嶺練習の撮影を行ったが、このままじゃ具合が悪いので、昨日、アキバのヨドバシに修理に出した。ヨドバシの店員曰く、ボディはともかく、レンズの方がおかしくなってる、との事。ボディの方も、以前から起動させても、エラーが出てシャッターが降りず、平手でビンタ取ったら落ちるようになる、という症状があったので、合わせて修理の見積もりを取って貰う事にした。まぁ、3万くらいだったら修理したいところだが、それ以上となると、ちょっと考えたい。
 何を考えているか、というと、デジタルの一眼レフはどうなのよ、という事だ。便利は便利、一旦使ったら手放せないというのは確かなのだが、だからといって、大枚はたいて修理したい、というものでもない。そこらは最近のデジタル機器と同じで、大枚はたくなら、もっと上乗せして新しい機種に乗り換えたい。例えばD300なんかに。しかし、目下のところはそんな大金はないし、他にも金がかかる事が山ほどある。となってくると次善の策がフラフラと浮かび上がってくる。
 というのは、昨日、見積もりに出したあと、久しぶりに真剣にデジカメコーナーを見て回ったのである。それで感じたのは、「最近のコンパクトデジカメは、ホントにコンパクトだし、性能もいいなー」という事だった。しかも、値段も安いのである。一眼レフに乗り換えた当初は、デジカメなんてオモチャにしか思えなかったけど、そのデジタル一眼レフにしたって、フィルムのマニュアル一眼レフや、二眼レフに比べたら、簡単過ぎる。ぶっちゃけた話、バイク運転してる最中にちょこっと撮る様な写真だったら、わざわざバイク降りて、背中のバックパックからカメラ降ろして、という手間を掛けずに、デジカメでパシャッと撮りたい。しかも動画も撮れるし。気合いに入れた撮影は、それこそFM2やローライコードで撮ったらどうなんよ、というのが最近の率直な感想なのだ。
 となってくると、5万も10万もかけてD70sを修理するくらいなら、いっそ小型薄型のデジカメでも良いかなー、と思わなくもない。実を言うと、ケータイのカメラ機能に特化した奴を買い換えて、デジカメ代わりに使おうという考えもあったのだが、待ちに待ったソニーのW61Sが4万以上もしやがる事が判明し、別に今のケータイが壊れてる訳でもないのに、いるかー(怒)、となった事も影響している。
 ま、見積もりの結果がどうでるかだね。







カラーリバーサルフィルムハンドブック

 一昨日、アキバのヨドバシでモノクロフィルムを買った時、フィルムコーナーに富士フイルムが出しているらしい「カラーリバーサルフィルムハンドブック」なる小冊子を発見した。もちろん、置いてあったのは、リバーサルフィルムがあった所である。525円もしたこのチンケな小冊子、どんな内容かと思って買ってみたのだが、さすがにフィルム会社が「フィルム売らんかな精神」で作っただけあって、ド素人の自分でも判りやすかった。
 リバーサルフィルムとはなんぞや、シチュエーションに合わせたフィルムの選び方、露出とシャッター速度、段階補正と増感、撮影後の作品の作り方、現像の出し方、などなど。素人でも、「自分にも出来そう」と思わせる内容だった。
リバーサルって、ラチチュードが狭いだの、何のかんので難しいイメージがある。ついでに言うと、値段も高いし、現像代も高い。手を出しにくいイメージがある。しかし、それではフィルムが売れんから、こうした冊子を作ったのだろう。しかし、富士はエライ。こういう本を待っていたのである。
 リバーサルフィルムって、どんな下手くそが撮っても、それなりに写っているし、フィルムが見たままカラーの写真なので、
ごっつい格好いい。要は、構図や露出がしっかりしてれば、もっと上手く見える、というだけであって、ド素人だからといって、使っちゃいかんフィルムではない。実をいうと、せっかく6センチ四方のフィルムを使うローライコードを買ったんだから、モノクロとかだけじゃなくて、リバーサルで撮って、のちのち蛍光灯にかざしてニマニマしたい、と思っているのだ。35mmのフィルムでは、少々小さいが、6センチ四方なら、迫力満点間違いなしだ(ただし、上手だったら)
 そんな訳で、電車やトイレの中で、この冊子を穴が開くほど眺める今日この頃なのだ。







ベルボン・CASE 4W#640L

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 ベルボンの600番台までの三脚には、なぜレグ・ポシェットが付属しているのか。実際に使ってみるまで、かなり謎であったのだが(買えば3000円以上はする代物なのだ)、使っているウチに理由が判ってきた。正直、使い勝手が良くない上に、三脚の保護力はほとんどゼロに近いからである。一応はストラップが付いているから、肩から掛けて持ち運ぶ事が出来るのであるが、電車に乗ればうっかりすると雲台が後ろの人にぶつかるし、何かにぶつければ雲台が傷つく。使おうと思ったら、ストラップのバックルを外して、さらに石突きを保護しているポシェットも外さねばならず、面倒っちい。いっそケースの方がなんぼ使いでが良いか、と思うくらいである。要するに、あまり売れないから、抱き合わせで付いてきてるんじゃないか、と邪推するのである。
 自分の場合は、バイクで運搬する事も考えなければならない。すでに書いた様に、今まではローバーAW IIの背面にくっつけていた訳だが、結構これが重くてシンドイ。だからキャリアに乗っける事にしたのであるが、間違っても剥き出しで積みたくないし、レグ・ポシェットでも意味がない。そこでケースを買う事にした。スリックとかハクバなどの、他のメーカーも検討したのであるが、結局、ベルボンのケースにした。これは使っている三脚がベルボンのだからでなくて、ベルボンのケースの方が使い勝手が良さそうだったからだ。同じベルボンでも、もっと簡単で安いのがあるのであるが、ヨドバシに置いてあったのはこのタイプだけだったし、バイクに積む事も考えて、しっかりした物の方が良かろうと考えた。一応、ショルダーバッグやバックパックなど、色んな背負い方が出来るらしいが、当面は肩掛けでしか使う用事がない。あとはショックコードでXRのキャリアに括り付けるかである。
 店に置いてあった三脚を入れてみて(秀逸だったのは、デカイ雲台が付いたままでも、ハンドル等を分解しなくても収納できる)、実際に担いでみたが、昔の部活で小銃を収納した銃嚢を背負って電車に乗ってた事を思い出して、ちょっと懐かしかった。趣味が変わっても、スタイルは大して変わらんなー、と思ったものである。







撮影機材の輸送方法

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 昨日失敗した奥多摩斥候は、内容的には失敗でも、装備の評価試験としてはそれなりの成果を上げて帰ってきた。その一つが、バックパックの問題である。
 装備の軽量化という事で、対パンク装備と予備燃料を外し、シートキャリアを取り払った訳であるが、その結果、バックパックが乗っかかる物が何もなくなり、バックパックの全重量が身体に掛かる事になった。これが時間が経過するにつれ、意外に苦痛になる事を発見したのだ。
 今までは、何らかの形で、バックパック(正確には、バックパックの背面に縛着した三脚)がリアキャリアの荷物の上に乗る形になっていたのだが、今回は何もなかったのである。肩ストラップを緩めて、シートにバッグの底が着くようにしてみたが、あまり緩めすぎるとバックパックがふらついて、これはこれで危険であるので、やはりある程度は身体にくっついていないといけない。仮にそう出来ないなら、バックパックの重量をもっと減らすかである。
 まず考えたのが、三脚を外してリアキャリアに載せてしまう事。これだと撮影の度に三脚をキャリアから外さねばならないが(キャリアに載せるとしたら、ショックコードで括り付ける他ない)、そんなに慌てて三脚を降ろさねばならない状況の方が少ないので、ゆっくり外せば良い。むしろ問題は積み方の方で、キャリアに横向きに縛り付けると、転倒した時にほぼ確実に雲台か石突きのどちらかを破損する事になりそうだから、キャリアに縦向き(つまり、車体に対して平行)に搭載した方が良いかもしれない。そうすればバックパックの底の台にもなってくれるだろう。
 ここまで考えた時、「果たしてバックパックにカメラを入れておくのは是か非か」というのも考えた。ぶっちゃけた話しをすれば、やはりバックパックにカメラが入っていると、ささっとはカメラが出しにくい。まぁ、真面目に撮影するのであれば、ヘルメットもちゃんと脱いで、ちゃんとカメラバッグからカメラだして、という手順は必要なのであるが、ちょっとしたスナップとかは、バックパックにカメラが入っていると面倒で出さない。
 ちなみに、バックパックに入っている装備は、撮影機材を除くと、レインウェア、タオル、救急セット、そして1クォートキャンティーンである。それこそ、もうちょっとやりくりして、サイドバックとかに割り振れないものか、と思うくらいの荷物しかないのだ。そして撮影機材だけ持つようにすれば、大分楽になると思うのだが。







天体撮影

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 今まではもっぱら日の出とか夕陽を撮る事が多かったのだが、こないだ丹後半島で初めて天体撮影をやってみた。というのも、すごく星が一杯出ていて、星空がキレイだったからだ。もちろん、天体撮影に関しては何の知識もなく、ちゃんとした三脚でがっちりカメラを固定して、30分くらいバルブで撮影すればキレイな写真が撮れる、くらいにしか考えていなかった。
 ところが、実際に撮れたのは、真っ白けだったり、写真の端が赤紫になっていたり、液晶モニタで見ても判るぐらいノイズだらけだったりと、とにかく予想していたのとはまったく違う写真ばかりだった。しかも、30分と長い時間露出しまくったものだから、4枚も撮るとバッテリーが上がってしまい、肝心の日の出の写真はロクに撮れない始末だった。
 別にナメていたつもりは毛頭ないのであるが、もっと簡単に撮れるもんだと思っていたのである。しかし、東京に帰ってからネットで天体撮影に関係するサイトを見てみると、明らかに知識不足である事が判った。自分が持っていたのは、せいぜい夜景を撮るのに必要な程度であって、夜空を撮るにはまったく通用しなかったのだ。何事も勉強が大事である。
 今までは、夜中に出撃して朝日を撮って帰ってくる、という作戦パターンだったが、昼間のうちに出撃して夜営の準備をしてから、天体撮影をして泊まって帰ってくるってのもいいな、と思うようになってきた。さすがに望遠鏡とかは運べないが、朝焼けの写真ばっかじゃなくて夜空の写真も撮れる様になってみたいものである。







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