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 去年の7月に、前のボス絡みで退職金の計算の仕方を学んだのだけど、その続報である。
 なんでも、2027年1月から、iDeCoの掛け金が2.3万円から6.2万円に拡充されるとか。iDeCoの特徴は、所得税や住民税の節税になるところだけど、掛け金が増えたらその分節税分も増えるので、やらんに越した事はないかな、と思うのだ。その分、NISAに回す分を減らすしかないのだけど。
 でまぁ、ざっくり計算して、年利5%くらいで運用したとして、結果は130万円ほど増える格好になった。まぁ、それはそれで結構な事だ。で、退職金に係る税金の計算、といっても、この時点では中退共の分は「非課税だと思ってた」ので呑気に構えてたのだが、改めて調べなおしてみたら、中退共が非課税なのは、事業者が掛ける掛金の事で(これは損金として経費扱いになる)、退職者が受け取る退職金には、しっかり税金がかかる事が分かった。ただし、「退職所得の受給に関する申告書」というのを提出したら、退職所得としての扱いになる由。出さないと、ばっちり20.135%の税金を引かれるのだとか。
 とまぁ、それはともかくとして、自分の場合は、勤続22年になるので、

800万円+70万円(22年−20年)=940万円

 これが退職所得控除額で、退職金の総額から控除額を引いた半額(の下3桁除いた額)が、課税退職所得の額となる。
 で、iDeCoを従来通り月2.3万円で続ける場合と、2027年1月から6.2万円に増やした場合で計算したところ、所得税や住民税の額が、2.3万円の場合は5.2万円弱、6.2万円にした場合は15.2万円弱になる事が分かった。
 分かったからどうこうという話しではないのだが、分からないでやってるよりは、先が見えた方が何かと便利である。iDeCoを一括で引き出すべきか、控除額ぎりぎりまで引き出して、あとは年金として受給するか、それはおいおいじっくり考えていく事にする。

 退職だの年金だというけど、全然歳食った感じがしないし、むしろその先も長いので、チェッカーフラッグ振られてる感じもしない。むしろ、その先の補給計画を考えている様な気分である。