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 最近、職場でボスが交代するというので、退職手続きと入職手続きの仕方を勉強しているのだが、ついでに自分の退職金がいくらになって、どう貰うのかも計算してみた。具体的な数字をここに書く訳にもいかないので、概要だけおさらいのつもりで書いておく。
 まず、職場の退職金だが、ウチの職場は中退共に入っていて、規定の退職金のほとんどは中退共から出て、足りない分が職場の退職積立預金から出る、という仕組みになっていた。まず、中退共に試算依頼をして、足りない分を調べるのであるが、同時に解約の手続きもして、書類を退職する人に回す。そして退職する人が中退共の方に申請して、退職金を受け取る。足りない分は、職場の方から、住民税の預かり分を差し引いた額を振り込む、という寸法になっている事が分かった。
 そういえば、20代に勤めていた会社が解散した時も、たしか中退共がどうとか聞いたのであるが、そんな手続きしたかなぁ。今から四半世紀前の話しなんで、全然覚えていない。

 今の職場は、60歳で一旦定年になって、そこから先は希望すれば雇用延長、という事になるらしい。つまり、退職金は60歳時点で一旦出る、という事だ。自分は60歳時点で勤続22年で、その時の基本給も分かるので、簡単に退職金の額を調べる事が出来た。
 問題はiDeCoの方で、こちらは相場次第という事になるのだけど、まぁ、年利3%くらいで計算しておいた。ただし、加入期間が7年9か月という事で、一時金であれ年金であれ、受け取りが62歳からという事だそうな。前の退職金の受け取りから5年以上経っていれば、退職控除を合算しなくても済むので、そうなると、退職金もiDeCoも税金かからない、という事になるのだけど、その場合、iDeCoは管理手数料を払わねばならない。62歳時点で一時金で貰って所得税と住民税払った方が得なのか、iDeCoを65歳まで塩漬けして、管理手数料払った方が得なのか。いっぺんSBIに問い合わせてみるか。

 なんでこんな事をしてるのかというと、先週、職場で本当に嫌な事があって、それからずっと鬱々していて、レースも気乗りがしないし、仕事も結構なミスするしで、気が参っているからだ。
 ついこないだまでは、定年は65歳とか思っていて、それが60歳以降は3割減かー、とか思っていたのだが、今はどうにか60歳で働くの辞めれないか、とか考えている。まぁ、どういう形であれ、働き続けなければならないのは確定なのだが、今の職場はもう、なんか嫌になったのだ。
 今、この瞬間、そう感じてるだけかもしれないが、我慢できないのを辛抱するのは辛い事だ。だから、「この職場はあと4年半で終わり」と自分に言い聞かせて暗示をかけ、かつ、あと4年半辛抱したら、満額で退職金がいくら貰えるか(逆にいうと、今、ケツ割ったら、現時点の計算でかつ80%しか貰えない)、そういうエサを目の前にぶら下げて、頑張りを引き出そうとしているのだ。