先日、ハンドルバータンクが使えることが分かったので、正式にトランポに装備する事にした。問題は、どうやって装備するかで、当初は窓埋めパネルに、ケミカルトレイを付けた要領で、棚を設けて搭載する事を考えた。右側のパネルは、バイクを寄せても棚を設ける隙間があるし、そちらに腰かけて着替えたりする事はまずないので、棚を増設しても差し支えないと考えたのだ。
幸いというか、材料は窓埋めパネルなどを作った時のあまりがあったので、寸法を計って必要な分をホームセンターでカットしてもらった。前は買ったときのレシートを見せろとか言われたが、今はちょっと嫌な顔はされるが、やってくれる。1カットで30円なので、まぁ、面倒ではあるんだろうな。クッションフロアは残ってたのだが、もういらんと思って捨ててしまったので、改めて買いなおしてきた。
さて、さっそく作った。まずは木工ボンドで固定して、そのあとでねじ止めするつもりだったのだが、ボンドが乾いた時点で、タンクがちゃんと収まるか試してみたら、微妙に棚のサイズが小さかったみたいで、入りきらない事が分かった。タンクの形が微妙に矩形で、上手に測りきれなかったのだ。もう少し余裕をもって設計すれば良かった。
もっとも、その棚を窓埋めパネルに当てがってみたのだが、パネルから出っ張ってて、結構邪魔である。そこで、他の方法を考える事にした。25サイズのコンテナボックスには斜めにすれば入る事が分かったのだが、これ以上、ボックスを増やしたくない。そこで既に使っているボックスから、現地では使わない工具や装備を下す事にした。
需品箱と呼んでいるコンテナボックスには、様々な物が入ってる。
〔ボックス1〕
- Beta関係のボルト類のケース
- その他のボルト類のケース
- 前のバイクで使ってた工具のケース(スプリングフック、クリッププライヤー、ねじロック剤除く)
- DRCチェーンカッター
- EXCEL ニップルトルクレンチ
- 1kgのビードワックス
- 耐水グリス
- 予備のプラグ(10本ほど)
- 各種タイラップ
〔ボックス2〕
- 予備のクーラント
- 予備のブレーキフールド
- クロトレ&TTR125前後チューブ
- クロトレ&TTR125左右レバー
- クロトレ&TTR125左右グリップ
- ブーツのストラップ
- 真鍮ブラシ
- クニペックスプライヤー
- 木工用金ヤスリ
- 90リットルゴミ袋(マディの時のウェア入れ)
白丸になってるのが、今回下したもの。チェーンカッターはチェーン交換する時にしか使わないのだが、チェーン交換は現地ではやらないので下す事にした。ただし、チェーンが切れてクリップで繋ぐという状況はなきしにも在らずなので、予備のクリップとクリッププライヤーは工具箱に入れる事にした。ビードワックスはタイヤ交換で使うのだが、現地では小さいのを入れておけば十分なので、デカいのは下す事にした。
その様な具合で、現地では使わないものを下した結果、ハンドルバータンクをボックス内に収める事が出来た。まぁ、このタンクも始終つけている訳でなくて、長時間レースの時につけてそれ以外では外しておくので、レース外では自宅の倉庫に置いておけば良い、という考え方もあるのだが、とりあえず、これでしばらく運用してみる。