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 6月から稼働した2023年モデルのX-Trainer 250。エンジン稼働時間が25時間を超えたという事で、先日、サグ出しをしてもらった。クロトレのサスは大体10時間くらい経つとアタリが出てくる、という事なのだが、その倍以上の時間を乗ったのである。流石に、足は踵までべったり着くし、ちょっとリアサスが柔らかすぎて、反発力が足りない気がしていたのだ。
 サグを出す前の数字は、125mm。それを110mmに調整してもらった。昔はこういうのも自分でやってたのだが、素人の測定でやっても良い加減なもんだし、一人でバイクに乗りながらサグを測定するってのは、結構やりにくいものなのである。なので、こういう作業も最近はバイク屋さんにお願いする事にしている。そもそも、クロトレは全然壊れないので不具合出るところがなく、バイク屋さんに顔を出すのも、納車以来、半年ぶりだったのだ。用がない限り行かない様にしてるのだが(仕事の邪魔したら悪いしね)、あまりに顔を出さなさすぎるのも義理を欠くというもんだ。
 さて、昨日、サグ出ししたクロトレに乗ってみたが、素晴らしい乗り心地だった。とにかく、前に出る感がすごい。今まではアクセルで前に出してたのが、リアサスで前にグイグイくる感じ。簡単なうねりもこれまではナメて通過してたのが、リアサスの反動を活かしてポンポンとダブルで飛んでいける様になった。市貝のコースのジャンプも、飛びが違ってるんじゃないだろうか。また、これまで、クラッチレバーのクラッチが繋がる位置が近すぎて、コーナーリングのクラッチワークがしにくかったのが、調整してもらったお陰で(といっても、レバーの位置を遠くしただけ。油圧クラッチはそれしか調整がないとか)、十分かつ確実に操作できる様になって、乗り心地が増した。
 昨日もなんだかんだで、エンジン稼働時間が120分。元々乗りやすいバイクが、さらに乗りやすくなったので、楽しくてずっと乗ってる感じである。昔、CRFに乗ってた時は苦行だったが、やっぱりレクリェーションで乗るなら、こういうバイクじゃないとな、と改めて思う。