BLUTTIからAC70というのが出る。容量768Wh、AC定格出力1000Wのもので、実質的にはEB70Sの後継機と見なされるものである。今年の夏にポータブル電源を買う際に、容量的にEB70Sが欲しかったのであるが、機能的にEB3Aに劣る事から、EB3Aを買ったのだ、これはポータブル電源をどう使うのか経験を積むためで、ゆくゆくはEB70Sの後継機を買うつもりをしていたのだ。それが早々出てきたという事である。AC70とEB70Sを比較すれば、諸々AC70の方が優れているのが分かる。違いがあるとしたら、ライトとDCジャックがなくてコンセントが2つしかない事だろうか。
実売価格が6.28万円くらいという事で、それなりの値段がする。ポータブル電源は容量に応じて値段も高くなるので、これは仕方ない事であるが、問題は資金繰りである。当初の予定では、EB3Aを売って足しにするつもりをしていたのだが、多売されているうえに、そもそも値段が安い。今や実売で2.3万円くらいなので、その半額でも売れるかどうか、というところである。大した足しにはならないのだ。 そこで考えたのは、ポタ電2台体制である。今年の夏に運用した経験でいくと、ポータブル電源の充電中には、工場扇は止めざる得なかった。2台あれば輪番で動かす事が出来るので、その分ストレスがなくなるという訳だ。ついでに言うと、EB3Aの268.8WhとAC70の768Whで、1000Whの容量を確保できるという訳である。
しかし、その一方で、2台あっても実際使うのは1台だけじゃないのか、という気持ちもある。バイクが2台あっても、実際によく乗るのは1台だけ、というのと同じである。まぁ、この点は、買ってみない事にはどうなるかわからない。そして、本当にデカイ容量のポタ電が必要になるのは、来年の夏なのだ。冬の間は、せいぜいトランポのテープライトの電源としかポタ電は使わないと思う。
これまで買ったEB3Aやソーラーパネルは、趣味の範疇という事で自前で買ったのだが、AC70は使える家電も増える事から、防災用品として家財として買う事を考えているのだが、国内でのレビューもまだ少ないし、季節柄もあるので、もう少し様子見るつもりである。どのみち、しょっちゅうセールやってるので、いずれ欲しい時に買う事が出来るだろう。