2020-08-05 09.40.32
下はトラ刈りになった芝生
畑はまだ7割ほどが河川敷状態である

 タイトルは、西ゴート族のアラリック1世がローマを包囲した時のセリフだそうな。庭の草むしりをする時は、いつもこのセリフを思い浮かべながら、草刈機になったつもりで、両手でバリバリ草を抜くのである。
 いやはや、今日はいよいよアホみたいに生えた芝生と、これまたカオスな状態になった畑の雑草の掃討に乗り出した。芝生の方は、ハサミのお化けみたいなのでガシガシ刈って、刈った芝を熊手でかき集めたのだが、これだけで30リットルのゴミ袋いっぱいになるほどだった。驚いたのは、芝と言うのは、上は青々としてても、下の方は枯れていると言う事だった。坊主にした後の芝地は、枯れた芝しか残らない有様だった。これはどう言う原理というか、生態なのか分からないが、おそらく上へ上へと伸びるにしたがって、下の方は陽が当たらず枯れて行くのだろう。なるほど、芝刈り機なんて機械があるのは、そうならない様に一定の高さで芝をキープする為のものなのだろう。
 畑の方は、もともとはトマトやキュウリを植えるつもりで、耕して施肥までしたのだが、コロナの影響で苗が全然入ってこず、そうこうしているウチに雑草が生え始め、しかも梅雨が全然明けないという事で、河川敷顔負けの雑草ボーボー状態になった。嫁はんには口喧しく雑草を除去する様に言っていたのだが、馬耳東風。しかも言うに事欠いて「私がやらなければどうなるか、見せるためにワザと放置した」と宣う。その結果、嫁はんも蚊に足を食われながら、カンカン照りの下で草抜きする羽目になった。今日も30分ほど作業したが、生えてる密度というか量が多いだけに、45リットルのゴミ袋3杯分の雑草を除去した。が、畑の30%ほどしか除去できていないのである。
 面白かったのは、去年植えたジャガイモの残った奴が勝手に芽だして、勝手にジャガイモが出来てた事である。南米の原初のジャガイモも、こんな感じで勝手に出来たやつを勝手に採ってたんだろうな、と思った。

 ウチの近所の古い家は、取り壊された後、新しい家が建ってるのだが、それらの家に共通してるのは、駐車スペースは2〜3台、庭は無いか、あっても草が生えてこない施工がなされている。自分が住んでる家は、35年前に建った家だが、駐車場は1台分、立派な庭がある。つまり、この30年ばかりで、家の在り方が変わったのだ。昔は一家に自動車は1台、庭付きの家は立派な家とされたもんだが、今は自動車は夫婦もしくは子供らで各1台、手のかかる庭は不必要、という具合である。
 その意味で、今の家も無駄な庭は潰して駐車場を広げたいのであるが、やるとなったら100万円くらいはかかりそうだし、この先は古くて取り壊しになるであろうし、しかも2台目の車を買う予定は今んとこないので、そこまでやるかー、という感じである。いっそ、草の生えて欲しくない所は、エンジンオイルの廃油でも撒いてやろうかと思うくらいである。

2020-08-05 09.40.26
この部分、ぶっちゃけ駐車場を拡張したいのだが
どうしたもんかなー