■高額な医療費を支払ったときは高額療養費で払い戻しが受けられます

 先週金曜日、医大から請求書が来ていたので、今朝、払って来た。合計、10,1100円。請求書の医療費の合算では、44万円と記載されていたのだが、入院した時に病院の方から「限度額適用認定証」を申請した方がいい旨言われ、嫁さんも自分の祖父の時にそれを申請した事があったらしいので、手続きを取ってくれたのだ。自分がそれを知ったのは、退院間際で、入院時は足は痛いわ熱は出てるわで、それどころでなかったのだ。嫁さんというのは有り難いものである。
 さて、その限度額適用認定証は、本来なら健康保険証と一緒に会計窓口に提出しなければならないのだが、届いていたのが自分が退院した時で、しかも退院した日が土曜日で会計もお休み。支払いは後日、自宅に請求書が届くという事であった。そこで四街道に帰ってから医大の方にどうしたら良いか電話したところ、保険証の確認は出来ているので、認定証をファックスしてくれたら良い、との事だった。それでこの金額の請求となった訳である。ちなみに、自分の年収だと、「80,100円+(総医療費−267,000円)×1%」という事なのだが、診断書取ったり、病衣を借りたり、もちろん食事もしてたので、その分が加算されているのだ。個室ではなく相部屋だったので差額ベッド料はない。

 さて、今回の騒動で使った金額であるが、上に挙げたのは医大の入院費で、その他に一等最初にかかった整形外科や救急で運ばれた県立病院、現地の皮膚科、それらの診療費もあるし、入院中に掛かった自分の被服代とか、搬送に絶大な協力を受けた義母さんや猫らの世話をしてくれた嫁さんの伯父さんへのお礼、飲み食い代、果ては自分にはあまり自覚はないが、圧壊させた嫁実家のウォシュレットの修繕代、などなど合わせると、約30万近い金を使った。実にびっくりである。その内、2/3は一昨年亡くなった父方の祖母が残してくれたお金で充当した。今度帰省したら、仏壇に叩頭して礼を言わねばなるまい。
 金額を聞いた嫁さんからヒィヒィ言われたが、掛かってしまったもんは仕方ないし、こういう時の為にこそ金を残してくれたに違いないのだから、堂々と使うべきである。むしろ、本当に困るのは、お金がどこにもない時であって、あるのだからそれに感謝して使うべきなのだ。一応、生命保険の方から何かしらのお金が出ると思うので、多少は充当する事が出来るだろう。