たにしのつぼ焼き

あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい〜♪

野良猫

シロフサ続報

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 取り敢えず、片っ端から可能性のある向きには話しを振っているのだが、 今だ引き取り手現れず。 まぁ、オレみたいな奇特で信心深い人間でなければ、 捨て猫助けようなどという気持ちにはならんわな。
 今日は午前中から出かけた訳だが、 当然のごとく、シロフサは外で待機である。
さすがに一晩玄関にいたから、 うんこおしっこは限界であろうし、 玄関で粗相をされても困るのである。
 帰ってきたのは、暗くなってからであったが、 丁度ジョルノの下に頭突っ込んで、置いておいたエサを食ってるところだった。 しばらく様子を見ていたら、 食べたあと、ジョルノのステップに登って、 オレの帰りを待つ風であった。 で、知らん顔して登場した訳だが、 待ってましたとばかりに、のそのそやってきて、 足にまとわり付いてきた。 ドアを開けて、入れと呼んでやったら、 のそのそとやってきて、慣れた手つきで上がり込んできた。 今夜も玄関で一晩明かす。
 ところで、今日で4日目になるのだが、 段々エサが効いてきたのか、 毛に少し艶が出始め、目ヤニと洟が止まった。 さすが、ヒルズのサイエンス・ダイエットである。 この調子でどんどん良くなっていけば、 多少は見栄えも良くなるだろうし、そうすりゃ、貰い手も出てくるだろう。





シロフサ保護してます

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あの翌日は休みだったんだが、
あまりに寒かったんで作戦せず、昼まで寝てた眠い(睡眠)
で、起きて直ぐ、天気が良かったので外に出てみると、
なんとシロフサが三つ指ついてドアの外で待っていた猫
となればエサをやらん訳にもいかないので、
エサと水をやって、様子を見る事にした。

ングングとエサを食ったあと、どうするのかと思っていたら、
となりの大家さんの倉庫の前で、
日当たりの良い床で腕に顔を突っ伏して寝てしまった。
さすが、フサフサだけに、陽が当たれば暖かいらしい晴れ
で、暗くなって見に行ったら、どっかに行っていなくなっていた。

今朝は早番で、朝7時に出かけた訳だが、
その時間には居なかった。
それでも、もしかしたらエサを貰いに来るかもしれないので、
クロスケの残りをエサ皿に入れて、水も換えて出かけた。
で、帰ってきたら、
昨日と同じところで、やはり腕に顔を伏せて寝ている。
ただ、もうすっかり陽は暮れて、寒々としてきている。
今夜も寒そうである三日月

このままではあんまりなので、
近所のたじまで段ボール箱をサシくってきて、
バイク用のタオルを敷いて、ネコ箱をこさえてやったプレゼント
それでも吹きさらしでは寒いに違いないので、
夜だけ玄関で風を除けさせてやる事にした夜

クロスケがもう、ヤキモチ焼いてうるさいのだが、
接触させない限りはケンカにはなるまい。
しかしまぁ、これからどうしたもんか。
張り紙でも出して、飼い主さがすかexclamation & question





シロフサ

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仕事に行こうと、いつもの通りを歩いてたら、
ゴミ捨て場の向こうから、
明らかに血統書付きの白いフサフサのネコが歩いて来た。
そんなネコが外を歩いてる事自体が何かの間違いで、
案の定、薄汚れて、捨てられて暫く経つらしい。
触ってみると、ガリガリである。
元々は貴賓な出なので、餌のあさり方も知らないのだろう。
可哀想だったので、時間は少々押していたが、
抱っこして連れて帰り、クロスケの餌と水を与えた。
抱っこされても大人しくしてたから、やはり元は飼いネコである。
しかし飯は暫く食ってなかったみたいで、
餓鬼の様にむさぼり食っていた。
ずっと見てる訳にも行かないので、ジョルノの下に餌を置いて出てきたが、
まぁ、とりあえずは一食分は助かったはずだ。

しかし、この近辺では、大体2年に一度はシロフサが野良になっている。
誰が捨てるのか知らないが、もったいないし、可哀想な事である。





野良

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 いつも職場に向かう時の駅までの道順に、タイマッサージや寂れた飲み屋やコリアンパブといった店がならぶ路地を通るんだが、そこにヒョロンとした人懐っこい雉白のオス猫がいる。大きなタマタマをぶら下げているのだが、野良ではなくて、元々は飼い猫で、飼い主が引っ越しの時に置いて行ったとの事。誰にでも懐くので、誰彼なしに可愛がり、タイのネーちゃんから餌貰ったりしていた。
 それが今日みたら、首輪をしていた。誰かが正式に身請けしたらしい。相変わらず、寂れた飲み屋の玄関に寝そべっていたが、首輪ありとなしでは大違い。これで奴さんも、野良でなくなった訳だ。良かったね★彡





ネコの期待

 昨日の夜から雨で、ヤフオクの発送ができなかった。入金があった以上、物を手元に置いておきたくないが、いつも深夜にしか発送出来ないので、原付で本局に運ぶ訳だが、雨では原付が出せないのである。しかしエクスパックや定形外なら歩いて1分のとこに郵便局があるので歩いて持って行ける。
 そして出せる物は昨日の内に出したのだが、その時、クロシロがエサを貰いに来ていた。そういえば、昨日の朝はエサの残りが少なくてあまりやってなかったのだ。ただ、ネコのエサが値上がって、今までみたいに気前良くはやれない。仕方ないので、クロスケが食い散らかしたエサを拾い集めてやった。それでも紙コップ1杯にはなったから大したものだ。
 今朝もキジシロが、びしょ濡れになってやって来た。バイトの時間に遅れそうだったけど、雨に打たれてもワザワザお貰いに来るほど腹が減っているのだ。オレの所に来ればエサが貰えると期待して来たのだ。こういう期待を裏切ると必ず恨まれる。こんな事もあろうかと、今朝クロスケのエサを換えた時、食い残しを残してあったので、急いでやって出てきた。
 自分もたいがい期待を裏切られる事が多い訳だが、だからこそ、世話になった人への恩は忘れない(裏切った奴への仇も忘れない訳だが)。その様な訳で、ただの野良猫と言えども、期待させた以上は答えたいのだ。





ネコのしっこ

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 最近、特別用事がない時は、カメラバッグを肩に掛けて出歩く様にしている。思いもかけず面白い光景に出会す事があるからだ。
 駅前で面白い光景に出会った。ロータリーのベンチの前で、一匹の雉ネコが3人の老人の相手をしている。老人の一人がネコに5円玉を投げ与えた。ネコは動じる事もなく、しらん顔している。もう一人の老人が「ネコにお金なげちゃダメだよ」とたしなめたが、「それはネコにやったんだ」と投げた老人は拾いもせずにヨタヨタと歩み去って行った。たしなめた老人が5円玉を拾ってネコの鼻先に差し出したが、ネコは少し匂いだだけで立ち去って行こうとした。ネコを追って写真を撮ろうとすると、「写真、何かに出すの?」としわがれた声で尋ねられた。「そう出来れば良いですね、でも腕が悪いんです」と答えると、残った二人の老人はニコニコ笑って答えた。ネコはというと、人間共のやりとりなど知った事ではなくて、植え込みの端っこにしゃがんで、しかめっ面しかならオシッコしていた。





ノラミケ

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 クロスケが拾われた路地はいつでもネコが沢山いる。近所の人が誰となしにエサをやるからだ。もっとも、毛はガサガサ、目はグシュグシュ。子猫も沢山生まれるが、育ちきらないでいなくなる。しょっちゅう子猫を生むせいか、親ネコの消耗も早い様である。
 子猫が一匹寝てたので何枚か写真を撮った。普通なら人気に気が付いたところで飛び上がって逃げるはずが、妙に大人しい。触ってみても動かない。ガリガリに痩せて、余命いくばもない、という状態だったのだ。クロスケもこういう状態で拾われてきた。他にも死にかけの子猫がいたらしいが、「黒ネコが飼いたかった」という理由でクロスケが選ばれたらしい。してみれば、どんな毛色に生まれてくるのも運である。誰か三毛猫好きの人に拾われるのを期待する。





クロスケ一族

 クロスケは駅前のampmの路地の出身である。ここは野良猫が多くて、大体がクロシロのホルスタイン柄が主流である。母親はシロクロのどれかであるが、親父は真っ黒けの目付きの悪い牡猫である。クロスケは4匹兄弟でシロクロ2匹に茶虎のブチに真っ黒け、という構成だった。その内、シロクロ1号とブチ茶虎は元気で走り回っていたが、シロクロ2号と真っ黒けは腹にムシがわいて病気で死にかかっていた。死にかけで弱っちいのに、元気な他の兄弟と遊ぼうとする姿が健気で可愛そうのと、夢二の黒船屋にインスパイアされた彼女が、真っ黒けの子猫を拾って帰ってきた。これが今や体重5.5kgのビッグボンバーになったクロスケである。
 ところで、クロスケの親父であるヤリマクリ三助はその後も着実に一族を増やしていて、クロスケの妹と弟をこしらえている。妹はしっかりした野良になったが、弟は少々挙動不審で、オレが近付くとクビを傾げながらピョンピョン跳ねる様に逃げていく。明らかに変なのだが、もしかしたら酔拳の使い手かもしれない、と思っている。





扶養する居候が増えた

 朝方寝て、昼過ぎに目が覚めた。寝苦しい睡眠時間だったが、取り敢えず頭の中はすっきりした。今日は金曜日なんだなぁ。
 にわかに扶養する居候が増えた。アパートの裏に住み着いた子猫2匹と、どっからか迷い込んだヒマラヤンと何かの間の子の子猫だ。これが朝方のメシ時(ネコの朝飯はだいたい午前4時か5時頃らしい)になると、オレの部屋のドアの周りでウロウロしている。明け番の朝なんかはオレも朝まで起きているので、こいつ等を見掛ける事が出来る。間の子はオスネコなのだが、まだ野良になって日が浅いらしくて、全然人なつっこくてベタベタ寄ってくる。オスネコは野良だと滅多に人間に依存しないので、恐らくは元々飼い猫だったのだろうが、尻クセが悪かったかどうかして捨てられたんだろう。コイツが如何にも「お腹減って死にそう」みたいな鳴き声出して寄ってくるのだ。日頃、オレは(人と言わずその他の生き物と言わず)余り懐かれない質なので、こう寄って来られると何かしてやりたくなる。そこで扶持の残飯を給与してやるのだが、扶持のボケは余程腹が減らないと見向きもしなくなったエサなのに、貪り食ってくれるので、これがまた可愛らしく嬉しいのである。
 すると、前述の子猫2匹が寄ってくる。この子猫、実は兄弟で、元々は6人兄弟だった。こいつ等の親はまだ全然若くて、人間ならティーンエイジャーもいいところ、有り体に言えば、不純異性交遊(ネコの場合は援助交際はなかろう)の結果、生まれて来たのがこの虎縞の兄弟である。不純異性交遊だろうが何だろうが、ともかく若い身空で6匹も子猫を抱えて、このお母さんも大変だったらしくて、エサもろくろく取れずガリガリに痩せて可哀相だったので、オレも何度か扶持の残飯を給与してやった事があるが、こっちは根っからの野良猫らしく、エサ貰っても有り難うの一言もなく、返って「ふ〜っ!」とか言って威嚇されていたくらいである。そんな母親に育てられただけあって、この2匹の子猫もなかなか警戒心が強くて、さっきの間の子みたいに寄ってこない。もっとも、最初に見た時よりはたくましく大きくなったとは言え、親離れして兄弟たちとも別れ、たった2匹でネコ人口過剰なこの界隈に生きていこうとするのだから、並の警戒心ではやっていけないのだろう。世の中、良い奴よりも悪い奴の方が圧倒的に多いし、同族である他のネコは、隙あらばやっつけてやろうと狙い澄ましているのだから、おちおちとはしておれないのだろう。
 オレが残飯給与をすると、まず間の子が井の一番にやってきて、三跪九叩もそこそこ、エサ皿に顔突っ込んでムシャムシャやる。すると虎縞の兄弟がとことこ現れるのだが、間の子の方が栄養が行き渡っているらしくて、ちょっと威嚇されただけで寄ってこない。それ以前に、オレの存在が怖いらしくて近付けない。そんな訳で、2mほど離れた所で物欲しそうに眺めてりのだが、すると今度は水洗トイレの小窓から、ウチの扶持が出てきて、虎縞の兄弟と鉢合わせし、ちょっとした衝突がある。扶持も外に出れば結構戦闘的らしくて、相手が子猫だろうが手加減しないのである。そもそも、給与と宿舎の心配がない扶持が出張ってくるのは、オレがこの子猫たちに自分より良い物を与えてないか(与えていたら横取りする)、そうでなければ、ただ単に焼き餅を焼いているのである。こうしてオレを中心に、大小4匹のネコが、緊張感に彩られた権力系を構築するのだ。時折、虎縞の兄弟の母親(人間年齢推定18才くらい)がやってくる時もあるが、このパワーバランスを崩すだけの力は無いらしくて、そそくさと帰っていくのである。
 こうしたさむさむの状況の中、一番満足してしまうのは、元血統書付きの間の子で、扶持や虎縞の冷たい視線もどこへやら、一人だけエサを貪って大満足し、挙げ句は扶持を母親か何かと勘違いして、すり寄っていくのだ。扶持にしてみれば、文字通り「見に覚えのない」余所の子であるので、近寄られるとあらかさまに威嚇するのであるが、間の子は鈍感なのかアホなのか(恐らく後者だ)、扶持のケツに頭を摺り寄せていくのである。
 それは良いとして、なんのかんのでエサ代がオレの一食の食費よりも高い、という現実は、いくらオレが倹約生活、アウシュビッツ作戦中とは言え、些かの不合理さを感じさせるものである。そんな訳で、今朝は少々食い過ぎたのであった。





毎年恒例

 昨日の夕方の事である。疲れた会社帰りの体を、月3万8000円のぼろアパートに向けて進めていると、近所の中華料理屋のおばちゃんが、道ばたで痩せた黒ネコと遊んでいた。人懐っこいネコである。そこの家のネコだと思い、そのままウチに帰った。ウチには扶持が待っているからだ。ところがその夜、コンビニに食い物を買いに出かけると、夕方のネコがコンビニの扉の前で、来る客来る客にしなだれ寄っているではないか。どうやら夕方のネコは、中華料理屋のネコではなくて、道すがりの捨て猫か迷い猫であったらしい。おばちゃんが声なんか掛けているから、てっきり飼い猫だと思ったのだ。それにしては痩せているのはおかしいと思った。
 どれどれと思い、その黒ネコを抱っこしてみると、やっぱり軽い。最近余りメシにありついていないらしい。明るいところでしっぽを持ち上げてみると、やはりメス猫である。こうした人懐っこいネコで、オス猫というのをついぞ見かけた事がない。オスは自立の精神が高く、メスは依存の精神が強いのであろうか。ウチの扶持もメスである。抱っこしてやると、「うにゃー」と泣いてもぞもぞする。見ず知らずの人に抱かれるところが、元飼い猫である証拠であるが、やはりイヤな様だ。直ぐ離してやるが、それでも足下にまとわりついてくる。こういうネコは「かわいい」の部類に入る。もし、扶持がいなければ間違いなくウチに連れて帰っているだろう。
 しかし、扶持は見ず知らずのネコ、特に同性が大嫌いである。大家さんとこの黒ネコとは、いつもケンカしている。待遇が遙かに良いのに、負けていないところが飼い主としては誇らしい(外では実に戦闘的なネコらしい)。それはともかくとして、この黒ネコを連れて帰ろうものなら、ウチの中でとんでもないケンカを始める事は必至である。よしんば仲良くされても困る。これ以上、扶養家族を養う余裕もスペースもないからだ。かわいそうではあるが、どこぞの親切な人に拾われる事を期待して、アパートに帰った。
 ネコ好きの親切な人はどこかにいるだろう。かく言う僕も、去年はその親切な人であった。去年の扶持は、まさしく昨日の黒ネコよろしく、ひょろひょろに痩せて、道行く人に鳴きかけていたからだ。いい案配かどうかはともかく、今年は飼い猫に復帰して、今は本棚の上でのびのびと寝ている。だからあの黒ネコも、来年の今頃はどこかのウチの本棚の上で、のびのびと寝ころんでいる事だろうと、期待している。





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