たにしのつぼ焼き

あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい〜♪

ガムテープ&コロコロ作戦

 少なくとも、この部屋ではバルサンは大してノミに効かない事が判った。かなり弱りはする様だが、完全に殲滅するには至らなかった。二日目になると、毒っ気が完全に抜けるのか、攻撃前と変わらぬ機動力を回復したのだ。使用したのは、対ノミ・ダニ用に強化された黄缶であったが、期待は大きく外れたのだった。
 しかし、意外に効果的だったのが、ガムテープ&コロコロ作戦だった。要するに、粘着テープを使ってノミを片っ端から捕まえていくのだが、すりつぶす手間も掛からず、しかも捕獲率98%と絶大な威力を発揮し、目に見えてノミの数を激減させる事に成功したのだ。バルサン攻撃を掛けたその日には、ノミ主力は健在で、粘着テープ攻撃の最中にも、勇敢なノミは逆襲に打って出て、腕の血を吸うなどの反撃があり、しかもオレが右側のノミを攻撃中に、左側に潜んだノミがオレの体にたかってくるとい、組織的?反撃があったりもしたのである。
 だが、執拗なテープ攻撃で一夜で百匹以上のノミが殲滅され、こうなってくるとさしものノミも、もはや組織的反撃など叶う筈もなく、戦いは掃討戦の段階に入った。それにしても、このノミは一体どこに隠れているのか、取っても取っても少しずつ現れて、隙あらば血吸ってやろうとカーペットの至る所に潜伏しているのである。百匹以上の損害を出したにも関わらず、今日も30匹前後のノミが片付けられたのだから、その勢力は追って知る由であろう。
 恐らく、これからもほぼ毎日、コロコロやガムテープを使った掃討作戦を続けねばならないであろう。ノミはカーペットの中で繁殖し、そのカーペットを簡単には交換出来ない以上、これはやむを得ない事である。それに対して、ネコの方はみるみる効果があった様で、ノミ櫛を使って見たら、3分の2以上が既に死骸になっていた。これは驚くべき事である。つまり、元々の発生源は原因が根絶されて、感染元の方が駆除が困難となったのだから。





 今年もノミの発生する季節になった。既にオレの両足はあちこちが食われてしまい、痒いのを通り越してヒリヒリしている。去年もたいがい酷かったのだが、それでも何やかんや言っている内に寒くなり、自然に被害も下火になったので、取り立てて対策を取ることもなく済ませてしまった。そのツケが回ってきたのか、今年は大発生である。部屋もそうならネコもそうで、毎日ノミ取りをしても百匹近いノミが取れる。ネコに付いている奴の退治はまだそれでも簡単だが、床の上だの下だのに展開しているノミを退治するのは大変である。(発見できればの話しだが)食われた時は言わずもがな、ぴょんぴょん跳ねている所を見掛けたら、見敵必滅の精神で退治しているが、それでも捕まえる数より食われる数の方が圧倒的に多い。しかも今年は大発生とあって、何ぼでも取れる代わりに取っても取ってもきりがないのだ。
 こんな事をしていても埒があかないのは良く知っている。部屋に湧いたノミを退治するには、バルサンとかアースレッドで燻り出す他ない。またこれが効果覿面で、ものの2時間ほどであれほど酷かった被害が、ピタっと止まるから不思議だ。本格的に退治するには、畳を上げて粉剤を撒く他ないのだが、まさか賃貸のアパートでそうする訳にもいかないから、このバルサン攻撃は実に有り難い。しかし、この攻撃方法には、ちょっとしたコツがある。というのは、ノミという奴は、のべつ卵を産み続けているらしくて、一回目の攻撃でノミを幼虫ともまとめて地上撃破しても、その数日後にはサナギになってた奴と卵が孵化して、また生命循環を繰り返すというのである。だから、一回目の攻撃の後、十日前後に二回目の攻撃を加えなくてはならない。でないと、3週間目にはまた元通りになってしまうのである。実は、去年もバルサン攻撃を行ったのだが、2回目の攻撃予定日に雨が続いて(雨の日は効果が薄いと言われている)、とうとう二回目の攻撃を逸してしまった。その結果、一時的には被害を免れたものの、その後またもやノミは発生し、散々に食われまくったのである。そして今年の大発生となる訳だ。
 そんな訳で、ノミの被害が酷い訳であるが、あんまりにもノミに食われていると、どうやら神経過敏になるらしくて、別にノミが食っていなくてもある一部分がチンチンと痒くなってきたり(ノミが食うと、針の先ほどが痛痒くなる。蚊の五倍の威力である)、ノミが這っている様な感触がしたりする。その一方で、ノミが体に着いたり、床を跳ねたりしているのは、ソッコー見つける事も出来る様になる。まぁ、精神衛生上、あまりよろしくない状態である。このままでは、この部屋に居る事も嫌になってきそうだから、今日はこれから大バルサン作戦を決行する事になっている。6畳用バルサンを二つ投入し、台所、6畳間、寝室、そして主要な押入を全て燻煙で燻してやるのだ。その間に、犬猫病院でネコ用のノミ駆除薬を買い、ボロになった部屋着を補充しに行き、掃除機のゴミ袋やコロコロ(ロールペーパーで床のクズをくっつけて取る掃除用具)などを買いに回る。そうこうしている内に、2、3時間は過ぎるだろう。帰ってきたら、掃除機をかけまくってゴミだの埃だのABSや塩ビの削りカスだのノミの死骸だのを、まとめて吸い取ってやるのだ。

《追記》
 昨日は泊まり番だったが終電1時間前に帰る事ができた。なのにやはり朝まで起きていて、まぁ色々やっていたのだが、今日バルサン作戦をやろうと思い立ったのは、朝の5時だった。部屋を片付けて攻撃準備を行っていたのだが、ふと見ると、ノミがぴょんぴょん跳んでいる。無性に腹が立ってきた。そこでガムテープで辻斬り大作戦を展開した。なんぼよく跳ねるとは言え、地面に着地しない訳にもいかないのであるし、目標をロックオンすれば捕まえるのは難しくない。そんな訳で、ビタビタとガムテープでノミを取りまくり、30匹はやっつけたであろうか。中には勇敢な奴もいて、逆襲してオレの手や足の血を吸おうとした奴もいたが、そいつらも今頃ガムテープの中で窒息死している筈である。これまでは食われるばかりで、反撃は限定的にしか行えなかったが、今朝初めてこちらから大反撃に打って出たのである。これは記念すべき事件だ。





ネコノミ

 大敗北53年目のこの日、日本全国が真剣な自虐史観に浸りきっているこの時、オレ様はとんでもない事にめちゃくそ腹を立てている。というのは、扶持が持ち込んだ大量のネコノミ軍団に襲われて、オレ様の足はボロボロ、遂に腕にまで侵略の手を伸ばし始めたのだ。痒い、とにかく痒い。これをどうにかしない事には、オレ様のただでさえ不安定は精神は、決定的に崩壊してしまうに違いない。
 そんな訳で、これからバルサン作戦を決行する事にした。12畳用ノミ用バルサンを、6畳プラス4畳板間に集中使用して、畳の下から押入の中まで潜んでいるに違いない、ノミだのダニだのゴキブリだのを、徹底的に燻りだし、毒ガス攻撃してやるのだ。このこんちくしょー目! そもそも、どうしてこんな役にも立たないどころか、害になる生物が存在しているのか? 動物のいない所では他の物食って生きてるくせに、どうして人の血を吸うのか? とにかくよう判らん。ただ腹が立つだけである。





ノミ発見!

 とうとう見つけた。ノミである。外に出歩くネコであるから、ノミに感染して帰って来るのは覚悟していたが、その撃破確認戦果第一号をゲットした。普通、ネコのノミは腹回りに潜んでいるのだが、このノミはどういう訳が後ろ足の表面をウロウロしていたから、立ちどころに発見されて殲滅された訳である。ただし、一匹だけであったが。
 ノミには昔エライ目に合わされた事がある。まだ僕が四畳半のアパートに住んでいた頃だ。飼っていたネコが死んで一年ばかりしてから、部屋の中でノミが大発生したのだ。宿主がいなくなってから発生するのも変な話しであるが、当時はノミなど見た事もなく、また虫さされの原因がノミとも判らず、「今年の蚊は強力だなぁ」なんて呑気な事を思っていたのである。ところが、そんな悠長な事を言っている間に、体中を食われて全身これ痒みの大惨事となったのだ。最初の内は手で掻いていたのだが、その内間に合わなくなり、物差しからハサミの歯にエスカレートするに及んで、事態は精神衛生上の問題に発展した。とにかくもう、食われた後が治るまえにその数倍食われる訳であるから、その凄まじさは想像できるであろう。
 体中があらかた食われたある日、ゴロンと横になっていると、目の前を何か黒いゴマみたいなのが跳ねていた。生まれて初めて見る「蚤」の実体であった。こやつ、ひっぱたいた位では全然死なず、指で捕まえれる事は捕まえれるが、その後爪で押しつぶさないと死なない。撃滅するのに手間がかかるのに、よく見てみるとその数は「スターシップ・トゥルーパーズ」のアルクニド・バグスみたいにめちゃくちゃ一杯いる。とにかく人力ではどうにも出来ない敵であった。まぁ、それでも敵がはっきりしたおかげで、かゆみ止めの塗り薬も強力な奴を買えたし、バルサンを二回ほど焚いて一匹残らず殲滅した。ようやく梅雨時期に食われた後が治りかけた秋口の事だった。
 そんな訳で、再びネコを飼うにあたっては、「ノミだけは何とかせねば」と考えていた。ノミ取りキャッチャーも買ってきたし、場合によっては一月に世話になった犬猫病院でノミ駆除の薬を処方してもらうつもりでいた。それに暖かくなってからは、毎日ネコを上向きに抱っこして腹回りを点検してノミを探した。ところが、どういう訳が全然ノミがいないのである。普通、ノラをしているネコというのは腹をひっくり返して見ると、ノミがわさわさと腹の回りを這っているものである。そう期待してノミ取りキャッチャー片手に、毎日扶持の腹を見るのだが、全然いない。本人も迷惑そうな顔をするだけである(どうも上向き抱っこが嫌らしい)。
 そんな訳で、不安な毎日を過ごしていたのだが、やっとこさ今日、撃破確認戦果の第一匹目をゲットしたのである。一匹いるという事は、何匹もいると考えて間違いない。そんな訳で、ノミ取りキャッチャーで扶持の体のあちこちをまさぐってみたが、その一匹以外は何も出てこなかった。たまたま、一匹だけ付けてきたのか、それともその一匹がこれから扶持に定住しようとしていたところを僕がその夢をぶち壊しにしたのか、よく判らない。しかし、やはり要注意である事だけは確かなようだ。





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