たにしのつぼ焼き

あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい〜♪

かぼす

お注射

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 かかりつけの犬猫病院から、今年もワクチン接種のお知らせが来た。こっちに引っ越してから、6回目である。新小岩の時は、最初の頃は毎年って話しだったのだが、最後の方は3年おきで良いって話しだった。これは医者によっていう事が違うようである。まぁ、毎年の方が医者だって儲かるだろう。
 予定では来週だったのだが、来週は給料日とぶつかって忙しいので、早めにいく事にした。どっちみちやらねばならないのだ。猫バッグは去年、2つ慎重したので、2匹同時に連れて行けるのが楽である。新小岩の時はスクーターだったので、1匹ずつだったが、今はトランポで輸送なのだ。
 こういう時、ギャーギャー鳴くのは決まってみりんである。かぼすもちょっとは鳴くのだが、ほとんど鳴かない。度胸が据わってるのか声出すのが億劫なのか知らないが、そもそもシベリア猫はあまり大声出さないからかもしれない。
 順番は長兄のみりんから。みりんは、長い事、左目の角膜に潰瘍性の傷があって、ずっと目薬さしていたが、最近は涙目になる事もなく、ちゃんと開いている。診てもらった結果、傷は治っているとの事。ただし、傷の跡は凹んでるそうで、それは治るまでに数年かかるそうな。数年先だと、結構な歳担っていると思うが。体重は7.4kg。最盛期に比べたら、徐々に減っているが、それでも7kg台である。注射食らって終了。
 次のかぼすは、メスにしては重たい5.98kg。こちらは体重はあまり変わってない。見た目はモハモハしたけむくじゃらなので、あまり太ってる様にも見えないのだ。こいつは特段悪いところはないのだが、最近、口が臭い。見た目がいいのに口が臭いのは、人間の女でも幻滅ものである。前に歯垢除去の話しもあったので、一応話しはしといた。歯を見て、確かに歯垢があるみたいだが、除去しましょうとは言われなかったので、しばらく様子見である。
 料金は2匹で14,000円。前は1匹1万円くらい取られてた様な印象なのだが、ジェネリックの注射でも出来たのかな。まぁ、これでまた向こう一年、元気で過ごしてくれるだろう。

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お注射

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猫バッグにビビる猫ら

 新小岩時代の犬猫病院の医者は、学会で三種混合は3年に一度で良くなったと言っていたのだが、今通っている医者は毎年接種した方が良いという。医者によって考え方が違うのであろうし、今さら新小岩の病院には通えないので、言われた通りにしている。大体この時期がお注射の時期なのだ。
 ネコバッグが二つあれば、同時に2匹連れて行くのだが、みりんが一つ破壊してしまったので、一匹ずつ連れて行かねばならない。まぁ、バッグを追加して買っても良いのだが、たまの事であるし、あればあったで案外邪魔になるので買ってない。トランポで5分くらいの所が病院なので、往復するのも手間ではないのだ。
 押入れからネコバッグをもってリビングに入って行ったら、さっきまで寝てたネコ共が目を見張ってこっちを見てた。ネコバッグが登場するとロクな目に遭わない事を、こいつらも10年の間に学習してよく覚えているのだ。まぁ、そんなネコ共の都合はお構いなしである。まずはかぼすを捕まえてネコバッグに詰め込んだ。
 かぼすは普段からあまり鳴かない猫であるが、この時も一声かすれた声で鳴いただけで、あとは終始無言だった。体重は6kg、雌猫としては重たい部類である。去年、歯石とる話しが出てたので、改めて見てもらったが、まぁ溜まっているが、もう一年様子みようかという事になった。今年やると思って出費を覚悟してたのだが、先延ばしになった。
 かぼすと入れ替えに、今度はみりん。こいつはやかましい。バッグに詰め込んだあとから、家に帰るまで始終鳴き通しである。体重は7.1kg、昔は8kgあったのだが、去年から痩せた。といえども、まだ重たい猫である。みりんは去年の暮れに嫁はんの不注意で尻尾を怪我して、しばらく筆みたいな尻尾になっていたが、今では毛も生え揃って普通の尻尾になった。みりんも歯を見てもらったが、こいつは歯石がほとんどついてないのか、綺麗な歯だと言われた。
 今回のお値段は、2匹で13900円。猫の医療費は、父方のバー様が残してくれた基金から支出する事になっている。歯石除去が入ってら、相当目減りする事になるので、半額は家の金で賄ってくれと嫁はんと交渉してたのだが、とりあえず今年は大丈夫。

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おとなしいかぼす

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やかましいみりん









かぼす左手

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 三日ほど前、かぼすが微かに左手をびっこ引く様になり、次第に明確にびっこになった。痛いとも言わなければ痛そうな顔もしないので、本当に痛いかどうか分からないのだが、明らかにびっこであるので、具合が悪そうである。放っておいても良くはならないだろうから、病院に連れて行った。
 実は、前にも手をびっこ引く事があったのだが、その時は爪が伸び過ぎてて、爪の先が指の股に刺さってた。その時は爪を切ってもらったら治った。そこで、かぼすを毛布で簀巻きにして(でないと暴れて爪で怪我する)、手の爪を全部切ったのだが、それでもびっこは治らなかった。となると、明らかに怪我である。
 で、医者の見立てであるが、まず猫も8歳9歳になると関節炎になりやすい事、体重が6kg近くあるので、高い所から飛び降りた際に手を挫いたかもしれない、との事だった。関節炎云々はともかくとして、かぼすは高い所から飛び降りると、ドタっとした感じで着地する。まぁ、手足の短い猫なので、優雅には降りてこない。なので、おそらくは鈍臭く着地して、次第に痛くなったのであろう。
 という訳で、炎症を抑えるんだか痛みを取るんだかの注射をしてもらった。3日ほど効くそうで、それでびっこが治れば様子見、治らなければレントゲン撮ってみる、との事だった。まぁ、治ってほしいものである。この注射1本で6500円もしやがるのだ。
 これが仮に、手を挫いたというだけのものだったら、昔なら病院など連れて行かなかった。放っておけば治ったし、治らなければそれまで、というところだった。まぁ、お金がなければ病院など連れていけないし、そもそも金がなければ猫も飼えないのだが、そんな事より、やっぱり痛々しそうにしてたら、医者連れてってやりたくなるものである。昔の人が薄情だったのではなく、その時代時代で、やれる事を精一杯やってやる情はあったろうし、それが今の時代は、具合悪そうだったら、すぐに医者に連れて行くという事になっているだけである。
 ちなみに、猫はちょっとやそっとでは具合悪そうにしないので、医者に診せるかどうかは、飼い主の判断次第である。自分は何時もそうだが、ちょっとでも異変があれば、辛抱せずに医者にかかる派である。先手を打てば、それだけダメージも少なく抑えられるからだ。

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みりんと違って、かぼすは病院連れっても、あまり鳴かない










飼い主に似る

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 出勤してしばらくして、嫁はんから送られてきた写真がこれだ。今朝、食い切って捨てといてくれと置いといた海苔のケースに、かぼすが頭を突っ込んで、残った海苔のカスを食おうとしたらしい。すっぽりと頭がハマって、自分では抜けなくなったらしいのだ。海外の写真や動画ではよく見るやつだが、まさか自分の飼ってる猫がこれをやるとは思ってなかった。というか、8年付き合って初めての光景である。
 かぼすは子猫の時は、親兄弟と野良をやっていたので、みりんに比べると食い意地が張っているし、食えそうなもんはなんでも食おうとする。海苔もその一つで、みりんは見向きもしないのに、かぼすはバリバリ食う。一応、人間の食べるものであるから、人間的には薄味でも猫には塩分濃いと思うのだが平気で食うので、人間の方が気をつけなければならない。にしても、まさか海苔のケースに頭突っ込むとは。その場にいたら、自分もまずは写真を撮るだろう。
 最近、かぼすは嫁はんに似てきている。朝もすぐには起きて来ず、みりんがストーブや日向に当たっていても、一人毛布の中で惰眠を貪っていたりする。まぁ、猫だから別に用事はないのであるが、こういうところも飼い主に似てくるもんなのか、とちょっと驚く。まぁ、一日24時間のウチ、嫁はんとは24時間付き合っているのだから、正味12時間は家に居ない自分より、嫁はんに似てくるのは仕方ないところであろう。
 そういえば、みりんも今朝、ビーカーの中の嫁はんが飲み残した牛乳を舐めようと、必死になって舌出しててた。残念ながら、顔が奥まで入らず、舌も牛乳に届かず、空を舐めるばかりである。人間用の牛乳は猫の体に良くないのであるが、まぁ届いてないので面白がって写真撮ってた。もっとも、みりんはこれまで、人用の飲食物には一切興味を示さなかった。なので、ちょっと珍しいなぁと思っていたのだが、こういうところも、嫁はんに似てきたのかもしれない。なにせ、最近、自分よりも嫁はんの方によくベタベタしているのである。似てきても仕方ないのかもしれない。

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性格を受け継ぐ

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 「どっかに助けて欲しそうな白い子猫落ちてないかな」と書いたら、大きめの猫を勧められて、まぁお断りしたんだが、それなりに理由がある。というのは、ある程度成長した猫同士は、なかなか打ち解けないのを経験的に知っているからだ。結婚直前に嫁はんが逃したシロがそうで、ウチに上げた時は生後半年くらいで、お世話好きのみりんには威嚇するし、実姉のかぼすにはヤキ入れされるしで、結構可哀想だった。
 そのかぼすは、生後2〜3ヶ月の、乳離れ直前くらいにウチに上げた。まぁ、ぶっちゃけ、まだ右も左もよう分かってない様な年頃である。最初のうちこそ、おどおどしてたが、みりんはお世話好きな性分なので、すぐに慣れて仲良くする様になった。それくらいでくっつけるのが一番良さそうである。
 他の子猫はどうなのか知らないが、かぼすは気散じな猫で、ウチで飼う事した日の晩には、みりんに飛びかかってじゃれついていた。みりんはというと、それまで子猫っぽかったのに、一気に大人びて子猫らしさを見せなくなった。この変化にはびっくりした。立場というのが、猫の性格も変えてしまうのかと思ったくらいである。
 あれから8年、みりんは10歳になり、かぼすも8歳になったのだが、今でも仲良く暮らしている。かぼすの図体もでかくなって、みりんが一方的にお世話する、という事もなく、むしろみりんがかぼすの腹に顔埋めて寝てたりする。みりんはどんな人に対してもフレンドリーな性格してるのだが、みりんの仕草をみて育ったかぼすも、他人がウチに来ても逃げ隠れせず、みりんと一緒に出てくる。みりんの良い性格を受け継いだというわけだ。
 もし、次に子猫を拾うなり貰うなりするとしたら、自分にとってもおそらく最後の猫になると思うのだが、それよりも、みりんが元気なウチにもらって来て、みりんの良い性格を受け継いでもらいたい、と思うのである。

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力弱いクセに喧嘩うって、ヤキ入れられるかぼす
(2012年)







かぼすワクチン

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 新小岩に住んでた時の犬猫病院では、それまで毎年だったワクチン接種が3年に一度で良いということになり、その後引っ越してきた四街道では、できれば毎年、という事で、医者によってもいう事が違うんだなー、と思いつつ、去年、かぼすにもワクチンのお知らせがきてたのを失念してしまってた。という訳で、先日のみりんに引き続き、かぼすもワクチン受けさせてきた。
 ケツイボだの便秘だののみりんと違い、かぼすは毛玉が出来る程度で日常的にはあまり問題のない猫である。目だれするのは昔からで、目薬さしたりもした事もあったが、大して変化もないし、本人も別に困ってる様な事もないので、そのままにしておいたのだが、目だれをそのままにしておくと炎症起こしたりする事もあるという事で、ティッシュに染み込ませて目だれを拭く薬が処方される事になった。
 あと、歯に歯石が溜まってるので、近々に歯石とった方が良いでしょうとの事。人間でもそうだが、歯石を放っておくと、虫歯とか歯槽膿漏になったりで、結局歯を失う事になる。今の猫も長生きだから、それだけ歯も必要になる訳だが、歯石除去に必要な費用が5万円との事。人間みたいにじっとしてないから、全身麻酔をする必要があるそうで、まぁそれならそれだけの金額かかるかな、とは思うが、年間予算で組んでおかないとなかなか出せる金額ではない。
 ともあれ、それ以外は問題ないようで、お注射されておしまい。ちなみに、体重は5.95kgで500gくらい軽くなった様である。

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 今回の猫に関する費用は結構かかった。標準的なワクチン接種だけなら、みりんは7,700円、かぼすは6,700円であるが、レントゲンだの新しいエサだの、あれやこれはで、2匹で2.7万円ほど掛かった。その上、みりんがあちこちでウンコしたおすからと、嫁はんがペットゲージを買えと再三にわたって文句いうから、それに5,000円もかかった。結局、エサの改善であちこちウンコしまくるのも解決して、ケージは無駄になってしまった。今月は遠征もあるので、費用は多めに準備しておいたのだが、それが月初で悉くなくなったのは、こうした事情があったからである。





サイベリアンかチンチラか

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 フサ猫かぼすは、前に住んでた賃貸マンションの近所を縄張りとしてたフサ猫の子である。野良なのでボロボロの毛皮だったが、明らかに貴種なのは見た目に分かった。ただ、白猫と縄張り争いをしてた関係か、眼光が鋭く、全く懐かない。「蝶野」と名前をつけて呼んでいた。その蝶野とハチワレ猫のタマの間に出来たのが、かぼすである。かぼすの他に、みかんとレモンという兄弟がいたが、そいつらはサバ猫であった。
 さて、かぼすであるが、そのフサフサ具合から、長い事、シベリア猫、つまりサイベリアンの雑種だと思っていた。毛長猫といえば、かなり昔に拾って実家に押し付けた野良ヒマラヤンのシロフサがいたが、あんな感じでもない。なので、まー、シベリア猫だと思ってたのである。シベリア猫という名の響きがカッコいいではないか。
 ところが、猫垢のTLに流れて来たフサ猫の写真を見てみると、かぼすにそっくりなのである。その猫はチンチラシルバーだという。そちらさんは正真正銘の血統書のお猫様だと思うのだが、これにかぼすが瓜二つなのだ。
 チンチラシルバーとはなんぞやと思って調べたら、ペルシャ猫の一種らしい。ペルシャ猫というと、鼻が低い(というかめりこんだ感じ)イメージだったのだが、その写真ではそうでもない。うちのかぼすも、どっちかというと鼻が高い方である(そっちの方がカッコいい)。
 まぁ、ぶっちゃけた話しをすると、シベリア猫であろうとペルシャ猫であろうと、蝶野が血統書をぶら下げて歩いてた訳でもないので、出自は特定のしようがない。さらには母猫のタマはド雑種であるから、かぼすも見た目が血統書っぽいド雑種に違いない。その意味で、シベリアであろうがペルシャであろうと、大した差はないのである。
 が、やっぱり世の中は見た目主義なところがあって、フサ猫が野良やってるというのは、不憫に見えるものである。先に書いたシロフサもそうだったし、かぼすもそうなのだが、野良させておけなくて拾ったのだ。ついでに言えば、買えばウン万円する猫を、タダで拾ったのだから得した気にもなる。
 なので、これまでサイベリアン拾ったと思って得した気になってたが、さらにチンチラシルバーも拾ったと思って、2倍得した気になっておこう。











トラガリータ

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 フサ猫かぼすは、おそらくサイベリアンのハーフかクォーターの野良だったのだが、それだけに短毛種と違って毛が長い。フサ猫だけに、野良上がりであっても、それなりに気品があるのだが、問題はちっとも気品のないウチに拾われた為に、気品のある扱いを全然受けてなくて、せっかくのフサ毛も活かしきれてない。それどころか、下手をしたらケツの周りがウンコで汚れてたりする。あまりに酷い時は蒸しタオルで拭くのであるが、それでも嫁さんがクサイクサイと文句を言う。
 なので、今の家に引っ越して初めての夏、つまり去年なのだが、嫁さんがかぼすを洗わせてくれ、と言うので、かぼすの生涯で3度目の風呂をやった。一度めは拾った時、二度めはその2年後だったのだが、まだ当時は体が小さかったので、洗うのも乾かすのもさほど大変ではなかった。ところが今回はメス猫にしては大きい6キロの体格である。洗う方はどうにかなったが、乾かす方が大変だった様である。様である、と言うのは、そうなるのを見越して自分は洗う係、乾かすのは嫁さんの係としたからだ。まぁ、ともあれ乾かしたのであるが、ケツの汚いのはあまり改善されず、こりゃちゃんとしたトリマーに掛かった方が良いかなー、とか言ってたもんである。
 ところが、そうこうしているウチに、かぼすの体のあちこちに毛玉が出来始め、しかも結構デカくなっていき、ハサミで切っても追いつかな感じになってきた。前二回でこんな事になった事はなかったので、嫁さんの乾かし方が雑だったのか、はたまた図体がデカくなって毛も増えたからなのか、とにかく毛玉が半端ないのである。そこで、今年の夏はいわゆるサマーカットにしてやろうと考えた。
 考えはしたが、自分でやった事もないし、そこはプロに頼もうと、近所に出来たコメリの中のペットショップに頼んでみた。ところが返事は「他でカットした経験のないネコちゃんはお受けできない」と言うけんもほろろな回答だった。犬と違って猫は暴れたり逃げたりするからであろうか。ちなみに、かぼすは爪を切るのも大変で、毛で爪が隠れてる上に暴れるから、大抵はこっちが痛い目に遭うのである。
 ともあれ、プロに断られた以上は、自前でやるしかなくなった。そこで何故か嫁さんが持っていたバリカンで、かぼすの毛を刈る事にした。したと言っても、自分はかぼすを押さえる係、バリカン係は嫁さんである。予想はしていたが、バリカンで毛を刈られるのは相当嫌らしくて、もがいて逃げようとする。それを首根っこ押さえて毛玉を刈っていく。手早くやる必要もあり、見栄えなんか構う余裕がないから、超絶トラ刈りである。それでも一気には出来ず、毎日少しずつやっている。とりあえず、背中の毛玉は全部除去する事が出来たが、腹の方はどうなるなるか。相当な苦戦が想像されるが、中途半端は良くないので、頑張る他ない。
 知らない人が見たら、どう見てもやってる事とその結果は、動物虐待以外の何者にも見えないのだが、そうでない証拠に、終わったらケロっとした顔してかぼすが寄ってくる。バリカンやってた嫁さんにも甘えて撫でろと言う。嫌なら寄って来ないもんだが、喉元過ぎたら忘れるのか、単にバリカンを刈られる感触のする瞬間が嫌のか、ともかく相変わらずよく懐くのである。






短毛と毛長

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 今日は雪である。雪が降るくらいだから当然寒いのであるが、前にも書いた様に、四街道は新小岩に比べると5度ほど気温が低いので、屋内でも結構寒いのである。
 自分らは二階の寝室で寝てるのだが、猫らは一階のリビングで寝る。本当は猫と一緒に寝たいのだが、嫁さんが「猫の毛がつく」と嫌がって許さないのである。それどころか、リビングから出さない様にしている。まぁ、あちこち掻かれて家がボロになっても困るし、それは仕方ない事なのだが、時々リビングのドアがしっかり閉まってなくて、猫どもが脱走して廊下を走り回ってたりする。
 そのリビングには、猫用のベッドと猫に与えた毛布が置いてあるのだが、今朝、リビングに降りてみたら、短毛の黒猫みりんは、首までこっぽり毛布をかぶって寝てるのに対して、長毛のフサ猫かぼすは毛布の外で寝てるのである。さすがは寒い国の猫だけの事はある。かぼすは、おそらくサイベリアンの雑種だと思うのだが、雑種でも長毛には変わりなく、こういう寒いのには強いらしい。むしろ、毛布の中で、みりんとくっついて寝てると暑いのかもしれない。
 ちなみにこの長毛猫、去年、嫁さんか「おケツ臭い」と言われて、家でシャンプーしたのだが、乾かし方が甘かったのか(乾かす役は嫁さん)、それ以来、体のあちこちにゴロゴロと毛玉が出来てしまい、収拾のつかない状態になった。最初のうちは毛玉が出来た所を慎重にハサミで切っていたのだが、あまりにも数が多く、身切りそうで怖いので止めたのだ。暖かくなったら、散髪に連れて行くつもりである。





対猫関係

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 こないだ、シロを抱っこして、「お姉ちゃんだぞ〜〜」とかぼすの鼻先に近づけたら、かぼすが「フ〜っ!」と威嚇して、シロに猫パンチを繰り出し始めた。かぼすとシロは母親が同じタマの血の繋がった姉弟である。なので、てっきり仲良いのかと思ったら、どうもそうでもない。逆にかぼすを抱っこしてシロに近づけたら、シロが明らかに嫌そうに身体を反らせ、かぼすがウーウー唸り出した。どうやら、かぼすの方がシロを嫌いな様である。
 今まで部屋ん中で追いかけっこし、取っ組み合いをしてたのを、てっきりケンカごっこするほど仲が良い、と思っていたのであるが、実態はシロを気に入らんかぼすが、何かの拍子にシロを追いかけ倒し、噛み付いていた事が判明した。姉というのは一般に横暴なものらしいが、にしてもシロがかぼすから嫌われる理由がイマイチよく分らない。確かに、トイレの砂を替えた時は、みりんに次いで二番目にうんこしにくるが、それが長幼有序にもとるというので頭に来ているのだろうか。何にしても、端から見てて、やはり横暴に見えるのである。
 ものは試しで、シロを抱っこしてみりんに近づけてやると、みりんはペロペロとシロを舐め出した。シロも特段逃げようともしない。長兄みりんは、もとがフレンドリーなお世話好きな猫であるし、よしんば気に入らん事があっても、一閃睨みつけるだけで他の猫は言うこと聞いてしまう威力の持ち主であるから、ケンカにならんらしい。逆にみりんを抱っこしてシロに近づける反証もすべきであるが、みりんは抱っこ嫌いでヤマネコなみの抵抗を示すので、やらずにおいた。
 何にしても、かぼすとみりんは仲が良く、シロはいつも少し離れたところにいるのだが、これはみりんが怖いとか苦手なのではなくて、なんと実姉かぼすが怖くて離れていた事が分った。まぁ、だからといって、別にどうこうする気もなければ、出来もしないのだがw







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