たにしのつぼ焼き

あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい〜♪

ストーブ

三又アダプター、実は

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 この三又アダプターは、20年ほど前から日本にも入ってきてて、カセットガス愛好のアウトドアマンの間で地味に使われてきているのだが、それは当初、韓国製であった。いや、今となっては確かめようもないのだが、韓国製だと思ってた。そして先日、Amazonで買い直しをしたのだが、驚いたのが中国から送られてきた。お値段395円のこのアダプター、送料は無料の代わり、お届けが注文から3週間後。まぁ、慌てるものではないので、時間が掛かるのは構わなかったのだが、すっかり忘れた頃に届いた。最近、中国本土からくる品物で、送料無料ってのが結構あるが、おそらく色んな会社の色んな注文をまとめて送る事で、送料を安く上げる仕組みがあるのであろう。まぁ、それは良い。
 このアダプターが、元々は韓国製だったのを中国のメーカーがパクったのか、韓国のメーカーが中国の工場に作らせてるのか、そこら辺の出所がよく分からなくなった。まぁ、500円もしない代物であるから、ちゃんと使えさえすれば、どこの出所でも構わない様なものであるが、長らく韓国製だと思っていたので、ちょっとビックリしたのだ。
 中国が世界の工場と呼ばれる様になって久しい訳だが、こんなもんまで中国から来るとは。しかも、ものの395円でしかも送料あっち持ちで、採算が出るのであろうか。日本のメーカーだったら、まず無理なんだろうなと思う。少なくとも送料はきっちり取られるはずだ。
 こないだ来たCB缶アダプターも、実は中国製だったのだが、この手のものはキッチリ作れる様になったのだな。その他の製品は、良かったり悪かったりで、今ひとつ信用してないが、それでも中身は実は中国製でしたー、ってのもあって油断がならない。彼らが日本並みの物が作れる様になった時、自分の住んでる国や世の中がどうなっているか、ちょっと身震いする話しである。






CB缶アダプター

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 これまで、様々なポータブルストーブを買って来たのだが、そろそろ本当に必要な物だけ残して、あとは処分しようかな、と考える様になって来た。その中で、まずガスストーブから手を付けようと思い色々考えた。自分が日常的に使っているのは、プリムスのIP-2243で、これは飯盒で飯を炊くのに非常に向いているストーブである。その他のストーブは、もう全然使ってないのである。おそらく、キャンプツーリングとか、ソロキャンプとか、そうした軽量小型を第一とする様なミッションはやらないであろう。
 ところが、IP-2243は知らずと知れたOD缶対応のストーブである。普段は、500のOD缶につめかえ君を使ってカセットガス、つまりCB缶からガスを移して使っているのだが、最近なんだかいちいち面倒くさいし、こないだの台風みたいな災害があった時、おそらく支援物資にOD缶などは入ってないだろうから、長期戦になったら具合が悪い。さりとて、カセットコンロを改めて買うのも馬鹿臭いし、そもそも場所取るのが嫌である。そこで、CB缶アダプターを買い直す事にした。
 “買い直す”と言うのは、以前は持っていたのであるが、有名な三つ足の韓国アダプターは、ドラコンフライのガス化の時に液出しにする関係で口金を逆さに付け直し、結局ネジ穴を舐めて(というか、一発で舐めた)壊してしまった。それ以外にCB缶から直接OD化するアダブターも持っていたのだが、口金以外がプラのチャチな奴で、ある時、どっかが緩んでガスが漏れてたみたいで、目の前でバックドラフトを起こして捨てたのだ。
 以来、安かろう悪かろうな製品には手を出さず、つめかえ君(結構いい値段する)でガスを詰め替えていたのだ。ところが、最近はCB缶とOD缶のコンバートの需要がとても高いのか、関連する商品が昔とは比較にならないほど氾濫している。もちろん、お隣の国々の製品なのだが、その中で比較的しっかりしてそうなのを取り寄せてみた。
 てっきり韓国製かと思ってたら、なんと中国製。ロック爪の部分以外は金属の削り出しで、しかも結構丁寧な作りだった。カセットガスを寝かせて使う時に、常に切り欠き部分が上を向く様にスタンドが付いていて、なかなかよく考えられている。
 相変わらず日本では、この手の製品はガス検の関係か作られないし、かつコンバートする使い方も絶対オススメされてないのだけど、こんな丁寧な仕事を隣の国もする様になったとあっては、日本が後進国だの衰退国だの言われても仕方ないのかなぁ、という気がして来た。






ケロスト賢者タイム

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 ケロシンストーブは、オプティマス123Rを買った頃から欲しいと思い続け、やっとこないだ、オプティマスNo.45を手に入れたのであるが、当初は別にマナスルで良かったのだ。ところが、そのマナスルが製造してないのか、品薄高騰でえらく高く、それで手頃な値段の中古を買った訳である。ところが、手頃な値段だったせいか、レストアにエライ手間が掛かり、結果としてはレストア済みのを買うのと変わらん金額が掛かってしまった。まぁ、技術を身につけたという事で納得する事にした。
 ところが、ローアバーナーでは音が煩いという事で、静かなサイレントバーナーが欲しくなった。しかし、欲しい時には案外ないものであるし、No.45では持ち出しにデカくて不便という事で、その下のNo.00が良いなと思ったら、サイレントバーナー仕様がないという事も分った。となれば、上手くサイレントバーナーを手に入れて、良い感じにくっつけてしまおうと考えた。実際にそうしてる作例もあるからである。
 で、インド製のファロスストーブのサイレントバーナーとか、韓国製のロイヤルストーブのサイレントバーナーも試したのだが、分ったのは以下の事だった。

  1. ファロスのバーナーは、No.45のライジングチューブに無理矢理つけれるが、バーナーヘッドが五徳より上に飛び出す。トッププレートを付けても飛び出して、飯盒の底に当たる。
  2. No.00のライジングチューブにロイヤルストーブのバーナーは付くが、ファロスストーブのバーナーは付かない。
  3. No.00のライジングチューブはNo.45のタンクに付くが、No.45のネジが長いので油漏れを起こす(パッキンで防漏できる)
  4. No.00にロイヤルストーブのバーナーを付けると、バーナーヘッドが五徳と面一になって、飯盒の底の当たる。
  5. サイレントバーナーのニップル穴は、ローアバーナーよりも細い。ローアバーナーのプリッカーが使えない。
  6. ファロス・ロイヤル共に、No.45のローアバーナーよりも火力が劣る。2リットル湯沸かしでローアなら16分で沸騰するところが、サイレントバーナーだと20分経っても沸騰しない。2合炊飯だとローアなら強火4分弱火5分で炊けるが、サイレントだと強火6分強弱火4分で、気持ち半煮え傾向が残る。
  7. どうも圧の抜けが悪い様に感じる。No.45にロイヤルのサイレントバーナーを付けると、ポンピングロッドが勝手に伸びてくる(ローアではそんな事起こらない)

 致命的だったのは6番目で、いくら音が静かでも、定格の性能を発揮できないのでは意味がない。まぁ、ファロスにせよロイヤルにせよ、もともとオプティマスに最適化されている訳ではない。調整が必要なのだが、どうして良いかも分らない。単純に付ける事が出来れば使えると思っていたのだが、そうは問屋が卸さなかったのだ。
 この辺りで、自分がケロストに求めてるものが明確になってきた。自宅用は音が静かで安定感のあるもの、持ち出し用は小型すぎず大型すぎず、使い勝手の良いもの。自宅用としては、No.45にサイレントバーナーがついたNo.48が適していて、持ち出し用はNo.96ではなくNo.00、外用だからサイレントバーナーでなくても可、という感じである。No.48は今年だけでも3〜4台の出品があり、どれも1万円以下であった。No.00は程度により1万から2万である。だとするなら、買った方が良さそうなものである。
 とりあえず、当面は定格の性能を発揮するオプティマスNo.45があるので、それでよして、今後出物があったら、その時考える事にする。





股間焦げる

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 昨日、オプティマス00をいじくってた時の事だ。せっかく取り寄せたポンプロッドが旧タイプだったらしくて、ロッドのノブがネジ式だったのは良いのだが、問題は新タイプはまさかの捩じ込み&接着。やっとの思いで外して、「これじゃ付けられないじゃ〜〜〜〜ん!」とガックリきてたのだが、45のノブはネジ式だったので、それを取りあえず変わりに付けて対応。しかし、気持ちがテンパってたのか、ポンピングテストをしたあと、圧を抜くのを忘れてセンターキャップを外してしまい、灯油が溢れ出る事態に。上手い事いかずにイライラマックスになっていた。
 とりあえず、取り寄せたポンプロッドは使えるし、革カップの方が調子良い事が分って、やれやれホッとしたその時だった。おもむろにオプティマス00がこっち側におじぎして、そのままひっくり返り、全力強火のバーナーヘッドが股間のスウェットの上に落ちて来た。20数年、この手の趣味をやってて、大概な目には遭って来たが、これは初めての体験である。たちまちスウェットを突破するサイレントバーナーのキャップ。キャップが落ちたあとは、理科室のガスバーナーみたいな火になるんだなー、と頭の一部で思いつつ、ともかく火の燃え盛るストーブをどうにかせねばならない。咄嗟にタンクを掴んでPCラックに置き、減圧弁を解放。火は立ちどころに消えた。
 が、熱々のバーナーキャップとそのインナーは、パンツの股間の上を転がり落ちて、スウェットの左足の方は降下中である。熱いのとビックリしたのとで、ワーキャー言いながらスウェットを脱ぎ捨てた。その弾みで、バーナーキャップとインナーはスウェットの外に放り出され、地面のカーペットの上へ。まだまだ熱々なので、カーペットを焦がしてたが、それどこではない。取りあえず、股間と足の点検。フクラハギにちょっとだけ火傷しただけで(無視できるレベル)、バーナーヘッドが直撃した股間は奇跡的?にも無事だった。
 そうなった原因は、こぼれた灯油が噴き残しがあった事、ケロストの足がそれに滑ったこと、らしい。損害は、股間に穴が開いたスウェット、股間部分が焦げたパンツ、以上。オプティマス00は無事、もちろん自分も無事。まぁ、部屋のカーペットが一部焦げたが、その程度で済んで良かった。
 しかし、よくもまぁ、咄嗟に減圧弁を開いて消火できたものである。





過去との対話

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 オプティマス45のレストアがまだ途中の時、試しで湯沸かしをしてみたのだが、2リットルの薬缶を沸かすのに24分経っても沸騰しきらず、とうとう諦めたという事態に直面した。確かに気温も低く、微風があって、風に弱いケロシンストーブには不利な条件である。ケロシンストーブはガソリンやガスに比べれば火力が弱いと言われているが、コールマンのフェザーストーブなら12分もあればボッコボコに沸騰するのに、これでは使い物にならんではないか、と感じた。
 しかし、植村直己は最後の最後までケロシンストーブを安全上の理由で使っていたというし、さらに遡れはヒラリーやアムンゼンといった探検家や登山家も、ケロシンストーブを使っていたのである。まぁ、アムンゼンくらいの時代になると、他にポータブルストーブが無かったという事情もあったろうが、にしても、こんな使い物にならんもので甘んじていたのかどうか、かなり疑わしい事になってきた。他に使える物がない、あるいはガソリンより安全という理由で、ぬるま湯しか作れないストーブでも、有り難がって使っていたのであろうか。
 結論からいうと、定格の性能を発揮する様になったオプティマス45は、それほど性能の悪いストーブではなかった。2合の飯を炊くのに、強火で約4分、弱火で約4分半。2リットルの薬缶を沸騰させるのに約14〜15分。この数字は、コールマンのガソリンストーブより10〜15%ほど火力が落ちているだけの数字である。風除けを工夫しても風の影響を受けない訳に行かない分のロスの様なものである。つまり、当時においても現在においても、十分に使える道具だった、という事である。なるほど、そうでなければ廃れてたっておかしくはないのだ。
 今回、期せずしてケロシンストーブのレストアをする事になったのだが、その過程で、このストーブが特許を取った126年前まで軽く想いを馳せる事が出来たのは、今回のレストアの一番の成果だったと思う。イギリスの史家、E.H.カーはその著書『歴史とは何か』の中で、「歴史とは、現在と過去との対話である」と繰り返し述べているのだけど、今回のレストアを通じて、自分はほんの少し、過去と対話出来た様な気がする。レストア済みのものを買っていたら、この体験は出来なかったろう。





レストア中間報告

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 10月15日に古いオプティマスNo.45が届いてから、ずっとレストアの日々なのだが、ようやく昨日、定格通りの火力を発揮するところまで持って来た。まだ作業が終わった訳ではないのだが、ここまでのレストアと初めてのケロシンストーブの使い勝手で感じた事を雑記しておく。
 まずレストア作業であるが、それをやる事に直面した時は、非常に面倒くさい感じがして、下手をつかまされた気分になるのだが、作業そのものはそれほど難しいものではない。工具があって段取りが分れば、どうにも手がつけられないほど難しいものではなかった。もちろん、ネットで情報を集めたり、日本飯盒教会のフォロワーさんからの手厚いアドバイスがあったればこそで、それがなかったらここまで持ってくるのは無理だったろう。
 不完全ながらも使えるレベルまで持って来たのだが、実際に使ってみての感想は、風に弱く火力が弱いなぁ、という事だった。具体的には、2リットルのヤカンを沸かすのに24分掛かってもボコボコと沸騰しない(コールマンのフェザーストーブなら約12分でボッコボコ)、2合のメシを飯盒で炊く場合でも、強火5分弱火6分で、強火も蓋が持ち上がるほど沸騰しない。そして弱火もうっかり弱過ぎたりすると、風で直ぐ火が消えてしまい、慌ててマッチで再点火しなければならない。火力云々の使い勝手でいうなら、コールマンのガソリンストーブの方が全然が安心してメシが炊けるし、湯も沸かせる。これらと比較するなら、確かに火力が弱いという事になる。
 しかし、比べる対象が間違っているのではないか、という事に気が付いた。ケロシンストーブが特許申請したのは、1889年の事である。今から126年も昔である。それに対して、コールマンの442や550は1980年代の製品である。ケロストに対して、軽く100年後の未来の製品なのだ。蒸気機関車と新幹線の違いなのだ。そりゃ、性能が劣って当然である。しかし、今でも蒸気機関車のファンは多いし、ケロシンストーブもまた然りなのだ。
 その魅力については、ここでは一々述べないが、大事な事は、126年前の目線を持つ必要がある、という事だ。そうでなければ、このストーブを現代においても活用する事は出来ないのではなかろうか。それを踏まえた上で、出来る限り現代製品に近い性能を引き出す工夫とか、使える条件とか環境とか、そういったものを見出せば良いのではなかろうか。別に、新幹線を蒸気機関車の代替として使おうとする必要はないのだ。

 と、偉そうな事を書いた訳だが、実はがっかりした結果、自分の中で折り合いを付けたのが上記の考察である。本当は、自宅のガスコンロの代わりにこれが使えたら、道具も無駄にならず、ガス代も浮くだろうと考えたのだ。まぁ、ガス代の方が安そうだから、道具を使える事の方が大事だったのだ。実際、飯盒は飯盒で炊いた飯の方が美味いので、炊飯器を片付けさせる威力を発揮した。それに近い事をケロストにも期待したのだ。ただ、その期待にケロストが応えそうにないので、目線を下げただけの事である。
 なので、あくまでこれは趣味の道具、現代的な実用に供するにはチトしんどい、と考えるべきである。





耐ガソリン液状ガスケット

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 コールマン550Bのカラーを修正するので、ガスケットで固めたジェネレーターを外したのだが、再度組み直すにあたって、前回使ったキタコのTB1207Bを買いに行ったら、売ってなかった。仕方なしに、デイトナの耐ガソリン液状ガスケットを買って帰ったのだが、これがTB1207Bよりも緩い液状で、乾いてもふにふにしてて、ガソリンが滲んで来る。改めて塗り直したのだが、やはりダメそうである。
 塗り直しの際には、あえて厚塗りにしたのだが、乾いて来るとビックリするほど肉引けしていた。ところが12時間くらいでは完全に硬化しないのか、点火したらジェネレーターのつなぎ目がプクーッと膨らんできた。そもそも全然柔らかい状態である。
 とりあえず、TB1207Bを探したのだが、販売元のスリーボンドにはあるものの、100gもの容量で流石に使い切れない。たった10gだって9gほど余ったのだ。しかし、これしか使えないとなったら、諦めて買うしかないのだろうか、、、と思った時だった。キタコがTB1207Bの10gをラインナップから外した時、その代替になるものを用意したに違いない、と考えたのだ。
 そこで見つけたのが、キタコ液状ガスケット 5g KC-027という奴。これはたしか近所の2りんかんにも置いてあった。レビューを見ると、TB1207Bの様に乾くとゴム状になるらしい。色も黒らしい。値段も400円くらいだし、これを試してみるか。。





2レバー

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 自分が初めて買ったポータブルストーブは、コールマン442アンレイデッドPeak1だったのだけど、これはジェネレータに付いてるレバーが1本の奴で、燃料コックと火力調整レバーを兼ねているものだった。これは強火〜中火は出来るのだけど、弱火が出来ない。火力を絞り込んで行くと失火してしまうのだ。だから、飯を炊く時の弱火が出来ないのである。
 その様な訳で、弱火が出来るストーブを求めて、あれこれ買っては試ししてきたのが自分のストーブ遍歴なのだが、実はこのコールマンの400番台は、1980年代初頭は2レバーで弱火もOKだったそうである。コストダウンの為なのか、自分が買った1990年代初頭には、1レバーしか無かった。それを2レバーにする知恵もノウハウの技術も、その時に持ち合わせていなかった。ところが、自分で2レバーに改造している人が多いのに、最近気が付いたのである。
 要するに、2レバーの時のジェネレータに付け替えてしまうだけなのだが、上手く行かない人もいるが、大抵は上手く行くようである。もし、最初から2レバーであったなら、これを使い続けていたかもしれず、なかなか惜しいというか、良い改造である。余裕があれば自分も欲しい。このストーブ自体は決して悪いものではない。
 例えば、同じコールマンの550Bは、弱火も出来てなかなか優秀なのであるが、背が低くて地面で使うにはチト高さが足りないかなぁ、とも思えるし、バーナーヘッドの下のいわゆる「首」の部分が弱くて,重いものを載せたらひしゃげてしまい,傾いてしまった(これも他のパーツに変えている人が多い)。自分はこれは軍装目的で買ったのだが(アメリカ海兵隊制式)、形的には442の方が好きである。
 MSRのドラゴンフライは、かなり高性能なストーブではあるが、明らかにオーバースペック。しかも結構を場所を取るし、タンクと別体型はストーブを移動させる時に難がある。しかも、それなりにメンテしないと燃料漏れを起こしたり、フィルターが詰まったりと、なかなか気難しい。
 ガスは、昔に比べたら相当に性能があがっていて、自分もトランポに常備しているのはイワタニのカセットガスジュニアバーナーである。しかし、一般によく言われている様に、これが厳冬期でかつ山の上だったりすると、本当に火力がガタ落ちだったりする。その様な訳で、弱火がきくなら、この手のストーブも見直しているのである。





ウルトラライト

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 昨日のゲルネンオフで出た話しで、「ウルトラライトとかもてはやしてるけど、ありゃアメリカのホームレスの話しだわな」というのがあった。そのウルトラライトハイキングの元祖となったエマ婆ちゃんの装備を見ると、そこらにありそうな物か廃品か軍の放出品である。日本では軍の放出品を使うのは一部のミリオタ(自分みたいな人種)なのだが、アメリカ辺りでは「私、貧乏人です」と言っている様なものらしい。まぁ、貧乏が悪い訳ではないのだが。
 ただ、最近のウルトラライトの方向性ってのは、その元祖からすれば、ちょっと違うんじゃね?的なところがあると思う。最新の技術を駆使して高級な素材を使えば、そりゃ小型にも軽量にもなろうというもの。例えば、今回使ったゲルネンは、25gのパックが8個で252gにキャンティーンカップスタンドが49g、合計301g。対してプリムスP-153は123g、カートリッジのPG-110は212gで合計335g。その差はわずかに34g、多少の差でしかない。しかし値段はというと、ゲルネン298円+キャンティーンカップスタンド600円=898円、P-153は大体7500円+PG-110が400円=7900円という具合に、価格差がめっさ違うのである。おそらく、エマ婆ちゃんはP-153を買えないか、買わないんじゃないかと思う。
 値段の差は性能の差である、というのは自分の持論であるし、もし金があるなら高いのを買っておいて間違いが無い。しかし、高いのでなければ物事が出来ないというのは、見当違いであると思う。ガスストーブがここまで軽量小型になった時代にあって、もはやアルコール系のストーブや燃料が軽量小型といった面で、必ずしも絶対的有利さを持ってないにも関わらず、コケネンオフとかゲルネンオフとかやってるのは、むしろ調達価格のウルトラライトの方面を考えているからではないか、という気がしてきた。
 P-153でもゲルネンやコケネンやアルストでも、湯沸かしたり飯炊いたりは普通に出来る。違いは早く沸かせるかとか火力の調整が効くかの違いでしかない。高山とか極地では値段のしょぼいストーブではダメかもしれないが、一泊そこらのキャンプだったら缶入り固形燃料でも十分なのだ。






ガンガン沸かす

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 今日はデコボコランドで開催されたWEX開幕戦の応援に行って来た。自分が応援するクラスは午前中で終わったので、レースの後に現地でお湯沸かして、カップヌードル食べて帰って来た。沸かすのに使ったのは、こないだ再編成した、プリムスP-153・イン・パーコレーターである。
 何人かお湯欲しい人が居たので、パーコレーターに目一杯水入れて、ガンガン沸かしまくった。さすがはガスストーブである。弱風の中でもバッチリ沸かし切り、3人分のカップラーメンと自分の分のインスタントコーヒーのお湯を供した。まぁ、当たり前と言えば当たり前なのだが、ここんとこずっと、アルストで如何に効率よく湯を沸かすかー、なんてのをやってたから、かえって新鮮だったのだ。
 しかし、パーコレーターに何でもかんでもインしたのは、ある意味正解だった。実は仕舞う時にちょっと面倒を感じない訳でもなかったのだが、荷物が一まとまりになるというのは、便利な物である。これがカセットガスジュニアだったら、仮にバーナーはパーコレーターにイン出来るとしても、カセットガスはもう片手に持たねばならない訳で、これはこれで邪魔臭い訳だ。
 まぁ、またそのウチに考えが変わって違うのにするかもしれないが、当面はこれで行こうと思う。何にしても、パーコレーターをヤカン代わりに使うのは、思った以上に使い勝手が良かったのである。






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