たにしのつぼ焼き

あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい〜♪

バイク

シートバッグ軽量化

 前回の入笠山ツアーで一番感じた事は「やっぱオレ、荷物多いわ」という事だった。バッグだけでも5つあるのである。その内、軽量化を果たしたキャンプ装備のサイドバッグ、撮影機材とハイキング装備のバックパック、ゴーグル等運転装備が入っているタンクバッグはまぁ良いとして、枕代わりにしかならなかったシートバッグはどうにか料理する必要を感じた。
 シートバッグに入っているのは、前後タイヤチューブ、ウエス2枚、プラハンマー、タイヤレバー2本、パンクキット+ビートクリーム、エアゲージ、エアポンプ、ここまでが対パンク装備。その他に、燃料ボトル、ブーツカバー、レイングローブ、ニーパッドが入っている。この内、今までに使った事があるのは、エアゲージ、エアポンプ、燃料ボトル、ブーツカバー、レイングローブ、ニーパッドである。対パンク装備の大半は使った事がないし、また出来れば使いたくもない装備である。
 入笠山ツアーに参加した人たちからは、パンク修理の道具を持つよりも、JAFやレッドバロンに頼んだほうが確実、という意見が多く出された。仮にパンク修理の装備が無くなれば、相当な軽量化になる事は間違いないのである。はっきり言えば、シートバッグが要らなくなるほどの軽量化が可能である。というのも、エアゲージとエアポンプはタンクバッグに収納可能だし、ブーツカバーやレイングローブ、ニーパッドはサイドバッグに押し込める(軽量化したから)。燃料ボトルだけ行き場がないが、マメな給油をすれば要らない訳で、しかもストーブがガスバーナーだから、余計要らない。となると、リアキャリアそのものが空席になってしまうのである。もっとも、これはサイドバッグが装備されている場合の話しで、日帰りの作戦の時はサイドバッグはないので、シートバッグは必要になる。中身はスカスカであるが、お土産を入れるスペースが出来るし、場合によってはレインウエアをバックパックから移しても良いと思っている。
 ここまで考えた時、ちょっと邪まな事を考えてしまった。というのは、いっその事サイドバッグをやめて、大きめのシートバッグに変えてしまおうかな、という事。具体的には、ラフロのAQA DRYシートバッグに変えようか、という事である。そもそもサイドバッグを採用したのは、シートバッグが大きいとバイクへの乗り降りが大変だという理由であったのだが、実際に女沢峠でスタックした時は、今の装備でも乗り降りが大変だったのである。だったら、バッグが二つより一つの方がいいな、なんて事を考え始めてしまったのだ。もっとも、サイドバッグは合計で40リットル、シートバッグの方は30リットル。いくら軽量小型化したとは言え、サイドバッグにぴったり収まっているのであるから、さらに10リットル分荷物を削減するのはかなり難しいと見て間違いない。しかも、ブーツカバーなども加わるのである。
 しかし、それくらいの小型化が出来れば、荷物は相当軽くなる訳で、是非ともチャレンジしてみたい。要は、更なる軽量化、小型化の必要を今回のツアーで感じた訳だ。






不愉快な結末

 たった今、入笠山キャンプツアーから帰還した。面白おかしい中身については、これからおいおいレポートを作るとして、一等最初は不愉快な結末からである。というのは、青キップ切られて減点1、罰金6000円の憂き目に遭ったからである。
 実のところ、帰還の途に着いて中央高速に乗って以来、ずっと睡魔との悪闘の連続で、ようやく東京に入り首都高に入った頃には、もはや半分以上は脳内でらき☆すた泉こなたとお話ししつつ運転しているような有様だった。そんな次第であるから、注意力は散漫、警戒心はゼロだったのは否定できないのであるが、そういうアホなバイク乗りを取り締まるべく、首都高4号線の左回りと右回りの分岐のところで、交機のおまわりが何人も待ちかまえていたのである。今から思い出せば、分岐のところに、居るはずのない人影が何人も見えたのはしっかり覚えているのである。しかし、それがポリだと気がつくのと、左ウインカーを出して黄線を跨いで車線変更したのは、ほぼ同時だった。そもそも、ポリだと気がつけば、ウインカーなど出さずに、少々遠回りになるが、そのまま右回りの銀座経由で帰れば良かったのであるが、疲れ切った頭にそんな高尚な判断は出来る訳がなく、「あ、ポリだ。ウインカーつけなきゃ」くらいの判断しかできなかったのだ。今から思えば、スピード違反取り締まりとか、酒気帯び取り締まりみたいな、アンブッシュ型の卑怯な取り締まり方法でなく、堂々と分岐のところにヌボーっと立っていたのだから、気がつかない方が悪い。しかし、疲れ切った頭では、その様な判断も出来ず、ただただ家路を阻止されただけでなく、減点までされて、しかも金までふんだくられるという、誠に理不尽かつ不愉快な思いしか感じなかったのである。
 今回のおまわり氏は、巡査部長らしいが、バイク乗りでもあるらしい。何でもこないだ四国に行ってきたらしく、往復1000キロだの、台風ですごかっただの、楽しそうにキップ切りながらお話ししてくれたが、そんなもんこっちには関係ない話しで、腹の中では「どんな大変な思いしたって、キップ切られてムカツク事だけはないやろが、ボケ」とか思っていた。しかし、キップ切られてムカついてる相手に、そんな話しをしたところで絶対なごんだ気分になる訳がないのであるが、キップ切るおまわりは判で押した様に似たような事をしながらキップを切る。まぁ、ムカついてるところにさらに高圧的な態度を取ったら、逆襲されて何されるか判らん時代でもあるから、触らぬ神に祟りなし的な対応であるのかもしれないが、機関銃で撃っておきながら後でバンドエイドを貼る様な真似に思えて仕方ない。
 まぁ、結果としては、ゴネても何の解決にもならないし、またそんな気力も体力も残ってなかったので、素直にキップ切られて帰ってきたが、こんな事があると、出かけた事そのもの後悔していしまうから、極めて精神衛生上よろしくない。しかもそこを抜けたら、全然渋滞してなかったりするもんだから、わざと渋滞つくる交通警察の取り締まりにも大いに疑問を感じる。ま、この種の話しは、結局、運不運の問題であるし、今回の様に大抵は疲れ切っている時にこうやって撃墜される訳であるから、仕方ないと思うしかないか。





道の駅・とみうら

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 雨がすごく降りだした。「もはやこれまで」と観念してレインスーツに着替えたが、ブーツカバーが入らない。それもそのはずで、ブーツカバーのサイズは確か28センチ。ナップスで売っていた一番デカイのを買ってきたのだが、29センチのブーツには当然の如く入らないのである。まぁ何とかなるわ、と放って置いたのだが、何ともならなくて、足はすでに床上浸水である。作戦初参加でED-PROもとんだ洗礼を受けたもんだ。
 それより深刻なのが、燃料である。すでに165kmを走ったが、開いてるスタンドがどこにもないのだ。セルフもない。このまま館山道に入ったら、もれなくガス欠であるから、仕方なしにオプティマスの0.65リットルのボトルから燃料を足し、下道で木更津方面に走り、補給を受けてから館山道に上がる事にした。下道なら、最悪押してでも行けるが、高速だとそうもいかない。
 レインスーツの性能はそこそこ良さそうだ。ただし、ヘルメットのシールドが曇って厄介だ。あと、とにかく視界が悪いので、安全徐行運転を心がけている。
 そういえば、ここで「あやなみ丼」なる物を食うはずであったが、あと3時間こうして待ってる気にもならないので、これで出発する。





野島崎灯台

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 久々の作戦である。昼間にリアサスや空気圧を調整しておいたお陰で、今まで同じXR250に乗ってたのか?と思うほど、機動力がアップしている。今までは、時速90kmが精一杯、追い越しを掛ける時は必死こいて100km、という感じだったのが、当たり前に100km巡航出来てしまう。早いだけでなく、コーナーも曲がり易いし引き起こしも楽。こんなに楽しいバイクなのかと、改めて認識し直した。ブロス時代には余りバイクをいじるという事をしなかったし、またその必要も感じなかったが、XR250は自分の体重体格に合わせて調整すれば、どんどん乗りやすくなる。オフ車って、こういうものだろうか。
 今日、タイチのメッシュジャケットにTシャツ1枚なのだが、さすがに寒いなんて事はなく、涼しくて過ごし易い。むしろ今までが寒過ぎたんだろうな。足はガエルネのED-PRO。いかにも林道行きまっせー、みたいな足だが、こういう機会でもなければ履く機会がないので履いてきた。何度か慣らしで履いたせいか、前みたいにシフトアップが出来ない〜という事は少なくなった。それよりも、すごく履き心地が良くて、歩くのも楽で、これはなかなか良い靴である。
 さて、夜明けの1時間半も前に現地に着いてしまったのだが、さすが南房とあって、腰を休められるファミレスはまったく見当たらず、仕方なしに灯台の周りにある遊歩道の岩で出来たベンチに座りながらこれを打っている。こんなんだったら、ガスバーナーくらい持ってきて、カップラーメンでも食えば良かった。





記事タイトルせっかくの連休

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 台風4号の中途半端な太平洋岸通過のお陰で、せっかく誘って貰っていた入笠山作戦は中止になるし、だったらだったで空から何も落ちてこなさそうな今日は、奥多摩の林道でも行ったろかい、と思っていたが、よくよく考えたら台風のあとは、山はどこもかしこも地盤が緩んで危なそう、という事で、とうとうどこも行く所がなくなった。とても悔しい。
 しかも、なかなか寝付けないとあって、何となくイライラしている。で、外に出てみたのだが、意外にも台風一過というだけあって、そよそよと風がながれ、薄雲も彼方に星が瞬いて、気分が良い。「そうだ、出撃しよう!」と思ったのは言うまでもない。ただし、こういう思いつきが実行出来るかどうかは、思いついた時間と、思いついた場所による。
 まず、行こうと思ったのは、房総半島最南端、野島崎灯台。日の出があるのかどうか判らないが、払暁から灯台と海を撮影しようと思った。丁度今月4日に館山自動車道の君津と富津が接続して、南房まで行くのに楽になったばかりである。下手すると、奥多摩に行くより全然楽かもしれない。それでドラなび・お出かけ情報で調べてみたら、京葉・市川から館山道・富浦までは、1時間20分で行ける事が判った。大体2時間くらいあれば、野島崎灯台までたどり着けるだろう。
 ところが、それを思いついた時間が、0153時。今度は国立天文台の天文情報センター・暦計算室で今日の日の出の時間を調べてみると、0435時と判った。……準備して、慌てて出撃して、辛うじて間に合うかどうか、という時間しか残っていない。いくら思いつきでも、ちょっとこれはいただけない。ただ単に走るだけなら良いが、撮影をやる訳であるから、もうちょと余裕をもって現地入りしたいものである。慌てて行っても、あまり良い写真は撮れないものである。
 という事で、ムリして今夜出撃するのではなく、どっちみち17日も休みであるから、明日の晩出撃する事にした。まぁ、1日2日では山の林道も地面が固まらないだろうから、まぁ明日はまたもオンロードの作戦という事で。





やられたー

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■台風4号、千葉・勝浦沖を東進…暴風域なくなる
(読売新聞 - 07月15日 13:52)

  という事らしいです。確かに、1500時頃には雨がピタッと止み、表の道路が乾き始めて、近所のお子ちゃま達のキャッキャ言う声が聞こえてきました。
  そんじゃまぁ、ほぼ一週間ぶりにXRに乗ってみるかのんzとシートを剥がしてみると、ビックリ。真っ黒のバーパットはなんか湿気って白っぽくなってるし、ブレーキディスクはちょっと赤くなってるし、エンジンやスイングアームも結露してるし。恐るべし台風。
  早速チョークかけてエンジン始動。さすがに暖かい季節だけに、一発でかかった。しばらく大家さんとしゃべって暖気して、神田神保町にレッツゴー!
  リアサスを固くしたお陰で、機動性はやはり良くて、ビュンビュン飛ばせる。ただ、今まで柔っこかったサスの位置にケツが馴染んでて、
ちょっと腰が突き上げられる感じ。もしかしたら、長時間走行ではかなりキツイかもしれない。
  とか何とか思っているうちに、錦糸町を越えた。ところが、ここら辺はまだ台風の殿軍が残ってたみたいで、パラパラと雨が降り出し、両国あたりで本降りになった。たちまち前身水浸し。「水もしたたるイイ男」と言いたいところだが、全然イケてないので、諦めて撤退。まぁ、焦って出撃するとこういう事が良くある。
  帰った時には、まだアパートの近所は雨が来てなかったので、急いでXRをタオルで拭いて、またまたシートを被せましたとさ。





工具再配置

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 前からどうにかしようと思っていたが、シートバッグに集中していた工具類を、常用工具はタンクバッグに、パンク修理工具はシートバッグに、という具合に、分けて収納する事にした。狙いは、少々スカスカ気味だったタンクバッグに役目を負わせる事と、パツンパツンだったシートバッグに余裕を持たせ、ニーパッドを収納できる様にする事である。
 タンクバッグは、もちろんマップケースとしての役割が主なのであるが、ツーリング上での役割区分は、「あまりハードでないツーリング向き装備」を収納する事にした。つまり、地図、ゴーグル、車載工具程度の常用工具、ミニマグライトを収納する事とする。XR250の車載工具は、8mmから14mmまでのオープンスパナ、10mmと12mmのメガネレンチ、プライヤー、プラスとマイナスのドライバー(8mmのオープンスパナが柄を兼ねている)、5mmの六角レンチ、プラグレンチ、そして17mm、19mm、24mmのアクスルナットレンチと延長ハンドルからなっているが、この内アクスルナットレンチ以外の工具が常用工具、という事になる。これに代替する上等な工具が、KTCのメンテナンスセットにまとめられてシートバッグに納められている。これをシートバッグに移そうという訳だ。ただし、そのままでは結構嵩張るので、レンチ類とそうでない物(グリスや予備のプラグ、プラグレンチやドライバーとそのグリップ)を分けてポーチに収納すれば、良い感じにタンクバッグに納まるだろう。
 シートバッグの方は、もともと作戦用工具を入れるために装備したものであるが、後になってニーパッドも入れたいと思うようになった。要するに、林道を走る時などはニーパッドは必要であるが(もちろん寒い時もである)、それ以外の時は外して走りたいのである。ついでにいうと、林道を走る時にニーパッドをつければ、空いたスペースに爽健美茶の1リットルミディボトルも入れる事が出来て、愛鷹林道の時みたいに落として後の人に拾って貰う、なんて事も防げるであろう。そんな訳で、KTCのメンテナンスセットを取り除き、17mmのコンビレンチ、21mmと24mmのレンチ付きタイヤレバーを古シャツにくるんで、タイヤチューブとかを上手い具合にパッキングしたら、良い感じにニーパッド分のスペースが空いた。常用工具が無くなった分、重さも軽くなり、一石二鳥である。






出撃準備

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 明後日14〜15日は職場にお願いして連休を取らせてもらい、奥多摩に撮影&キャンプに出かける作戦を立てていた。ところが、どうやら世間様は梅雨に入ってしまったっぽい状況である。降水確率は14日が60%、15日が70%で、ほぼ確実に雨が降ると予想される。
 一応、レインスーツやブーツカバーも装備し、サイドバッグは雨でもOKな物を買った訳で、一応理論上は雨降っても多少の事であれば大丈夫なはずであるが、やっぱり雨降られたら普通に嫌である。それでもまぁ、出発時にはせめて曇っていて、出先で降り出したという事なら諦めもつくが、出る時から雨が降っていたら、そりゃもう、気分はナエナエになってしまう事請け合いである。「そんな事で野宿ライダーがつとまるかー」とも思わないでもないが、つとまらなかったから、今、かなりお堅い仕事をしてる訳で、だったらもう、雨降ってたら、大掃除の続きに切り替えようか、と軟弱な事も考えているのである。
 まぁ、降る降らない、行く行かないはともかくとして、準備だけは進めておく必要がある。仮に行かないにしても、準備できた装備をそのまま押し入れにしまえば、掃除は相当に捗る訳であるから、せっせと準備を進めた。
 基本的にどこに何を納めるかは、頭の中で考えているので、迷いも困りもしないのだが、若干の変更はした。まず、シートバッグに入れていたズック靴は、サイドバッグのテントとかシュラフを入れているバッグの方に入れ直した。シートバッグの空いたスペースに、サイドバッグ左に入れていた折り畳み椅子を入れた。これは、ズック靴はキャンプ地でしか履き替えない(撮影はED-PROでも可能と見切った)し、折り畳み椅子は移動の途中で休憩とかで使うかもしれない、と考えたからだ。ストーブはオプティマス123Rから、新配備のNOVAに変更。コールマンのアルミケースに入れている訳だが、四角いだけあってパッキング性は向上した。あと、着替えとかトイレットペーパーとか、そういうのをサイドバッグの上に入れるか下に入れるか(上に入れると安定してパッキング出来るが、ストーブとかが出しにくく、下に入れるとグラグラしてパッキングしにくい)、検討中である。
 実際に荷物をパッキングしてみて感じたのは、「こりゃ、2泊程度ならともかく、それ以上の作戦では容量不足だわ」という事だった。糧秣とか被服とか、余分な物を入れるスペースが全然ないのだ。まぁ、今のところ、ロングの作戦は考えてないが、もしやるとしたら、やはりシートバッグは低めで大きい物に換えるしかないだろう。まぁ、なかなか気を遣う事である。





次期作戦

 実は14日と15日に連休を貰っている。申すまでもなく泊りで作戦するためだ。せっかく野宿用の車載装備が揃った事だし、どっか山にでも出掛けようか、という訳である。
 今までは雨降った時は作戦中止にしていた訳だが、今回はどうしようか考え中である。たまにしか連休が取れないし、一泊くらいだから雨降っても構わない気がするし(その場合は林道は、今の自分にはちょっと無理だが)、その一方で、ロングツーリングならいざ知らず、一泊程度の作戦で雨降ってるのに無理する事もないか、とも思うし。どうするか迷うのは、そろそろ梅雨時期なので、雨降る事を頭に入れて置かねばならないからだ。一応は雨の対策はしてるが、対策があっても、実際雨だとなかなか気が萎えるものである。
 行くとしたら、群馬とか山梨の山を目指すだろう。というのは、先月のバックオフに紹介記事が出てたからだ。取り立てて観光地を目指す趣味がないので、こういう時は本頼りだ。





車両用装備

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 ラフ&ロードのサイドバッグと一緒に、シングル・サイドバッグも落札したのには訳がある。それは今までモンベルの3ウェイバッグのアウターポケットに入れていた車両用装備を、完全防水するために買ったのだ。つまり、あくまでリアバッグとして買ったのであって、サイドバッグとして使う気はさらさらないのである。
 その車両用装備は、KTCのメンテナンスセットと、エアポンプ、プラハンマー、ウエス、その他パッチやゴム糊のチューブなどからなる対パンク装備と、最近追加した前後タイヤチューブで構成されているのだが、かなりまとまった数と重さである。要するに、転倒してバイクが壊れたり、パンクした時の手当を目論んだ装備なのだが、実のところ、あまり出番がない。まぁ、出番が早々あっても困るのであるが、出番もないのにあれこれ重い装備を持つのもシンドイ話しである。
 タイヤチューブを追加したのは、出先のバイク屋で修理してもらう時に、チューブの在庫があると思えないので持ったのと、パンク修理をするくらいなら、チューブごと換えた方が良いかな、と思ったからだ。もっとも、パンク修理はおろか、タイヤ交換もやった事がないので、いざパンクしたら、自分ではどうにも出来ない可能性が大である。それでも、誰かにやってもらうにしても、道具と資材がない事にはやって貰えないから、装備している訳だ。
 しかし、だったらパッチやゴム糊や、プラスチックハンマーなどはいらないかなぁ、と思わなくもない。というのも、ハンマーは長いし、パッチ類を入れたケースは邪魔で、パッキングがやりにくいからである。パンクしたら、チューブごと交換(してもらう)、という風に割り切れば、装備を減らせる訳だ。ところが、先日の愛鷹山ツーリングでは、天気予報で雨降らない予報だからと、レインスーツを装備から外したら、雨に降られた。大体持ってない時に困る事態になるケースがあるから、うかうか装備を外すのは危ないのである。それ考えると、おいそれと減らせない。
 その愛鷹山ツーリングで、役に立ったのがエアゲージとエアポンプ。今までタイヤ圧を下げたり戻したり、といったマメな事はした事がなかったのだが、下げる方はともかく、戻す作業も意外に面倒でない(100回くらいポンピングすると、元の圧に戻る)という事が判り、だったら不整地走る時はマメに下げ上げすりゃええわ、という事で、これらは決して外せない装備になった。
 こんな具合で、何度かツーリングしてる内に、要る道具が決まってくるんだろうと思う。






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