先日、トランポの修理に出した時、TT-R125は荷室に積んだまま出したのだが、帰ってきた時、ハンドガードが荷室の窓に当たる格好になっていた。窓にはプラ段ボールがしつらえてあって、窓も破損してなかったのだが、やっぱり窓を保護する何らかの手立てをした方がいいな、と感じた。普段のバイクの固定方では、ハンドルが窓に当たらない様に固定してはいるのだが、やっぱり何かの拍子に当たらないとも限らない。ハンドルが窓を割ったり突き破ったりという可能性は多いにあるのだ。
もう一つ考えたのは、荷室の側面を立体的に活用しきれてないという事だ。前の100系ハイエースDXでは、窓の真ん中に保護バーが付いていて、それにキッチン用のメッシュパネルを取り付ける事で、ハンドルから窓を保護する役目を果たさせると同時に、保護バーやメッシュパネルに物を付けたりぶら下げたりする役目にも使えていた。今の200系スーパーGLでは、窓に保護バーがなくても車検が通る様になったとかで、保護バーが付いてない。その代わりに、天井付近にイレクターパイプを取り付けて物を下げれる様にしてあるのだが、もうちょっと引く位置にも収納性を持たせたい、と考える様になった。
ところで、修理の際に代車で借りた200系DXには、保護バーが付いていた。調べてみると、DXには保護バーが付いている様である。しかもその保護バーは純正部品が売っている。ただし、スーパーGLは内装がされている上に保護バーを取り付ける穴がないらしい。つまり、保護バーを取り付けようとしたら、内装を切り欠いて車体に穴を開けてボルト留めする必要がある。これまで、床板にせよタイヤハウス収納にせよ、車体にはできる限り穴を開けず、元どおりに出来る様な工作を心がけてきたので、これはちょっと思案するところである。
最近のハイエースでは、窓に板をつける窓埋めというのが主流である。これまで自分がやってきたプラ段ボールもその一種であるが、あれは軽いから窓にはめ込むだけで良いのだが、合板などを使うとなると、ねじ止めで固定するしかなさそうである。こちらにしても、車体に穴を開ける事に変わりがないという訳だ。
「元どおり」に出来る様にするというのは、売りに出す時の事を考えての事だが、当面乗り換えるつもりはない。現状で10年以上落ちの車両であるが、走行距離はまだ8万キロにも達していない。ハイエースなど20万30万でも普通に走っている。今の趣味はこれから先いつまで続けられるか分からないが、やめたとしてもハイエースは便利なので使い続けると思う。となると、向こう10年は手放す気がないという訳だ。だったら、少々の車体への加工は目瞑っても良いかな、という気にもなってきた。ちなみに、前の100系DXは床材を思いっきり車体にビス留めしてたのだが、それでも60万で買って10年乗って15万キロだったのを20万円で引き取ってくれたので、ハイエースってリユースがあると思うのだ。