トランポの荷室やアオリにLEDテープライトを仕込む作業、あれやこれやで今、3度目の作業になっている。やる度にああすれば良かった、こうしようってのが出てきて、やり直してるのだ。まぁ、初めてやる作業で、かつLEDを使う作業はこういった展開になる事が多い。
今回、意外にも多いのが半田付けの作業である。というのも、最初はテープライト同士の接続はテープコネクターを使うつもりだったのだが、これがあまり使い易いものでなかった。なかなか入れにくいし。そこで半田で電線を付けてみたら、案外簡単だったし、接続も確実だった。
半田付けに慣れてきた辺りから、テープライトの接続や配置もいろいろ凝る様になり、最終的には、四角形を対角線で区切り、かつテープライトを二重にして、それらを並列で繋ぐ、というスタイルになった。これはテープライトは距離が長くなると電圧が減衰して、電源に遠い末端の部分では明るさが半分くらいになってしまう事。それを避ける為に対角線で区切って距離を短くしようとした。それと二重にしたのはテープライトが倍なら明るさも倍であるからだ。
これらのライトには、当初、テープライトごとにDCケーブルを付け、分岐ケーブルで接続したが、これだと重くてテープライトが垂れ下がってくる事が分かった。そこでもっと軽めに作る為に、分岐ケーブルみたいにごつい皮膜のない普通の並列電線でテープライトを接続して、最後にDCケーブルでまとめる事にした。
頭で考えたまでは良かったが、いざやってみると、ごちゃごちゃぐちゃぐちゃなのが出来た。とても安全に使えそうにない。こういうのは実際やってみない事には、どういう物が出来上がる分からないものである。
ただ、失敗もまた学習である。一晩寝て、やり方を改める事にした。余裕もって部材を切り出し、後になって必要な長さにすれば良い、という事に気が付いたのだ。おそらく、電気工作の基本の部分なんだろうけど、失敗を通じて会得できたという訳だ。ついでに言うと、ホットボンドで絶縁するのはやっぱ難しいので、熱収縮チューブを使った方が良いのと、うっかり半田ごてがテーブルの上を滑って、内腿にこてが落ちてきて火傷したので、半田ごて台を買ってきた。
安全対策が必要になった