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一番左が今回買ったHTH-4
その隣がHTH-5、9.5sq.T形ハンドル


 工具といのは、必要に応じて増えていくものなのだが、今回はハンドガードのプロテクターを付け外しする為だけに買った様な工具である。
 クロトレにはZETAのプロアーマーハンドガードをつけていて、それにXCプロテクターを付けているのだが、トランポにバイクを積む際、そのプロテクターを外さねばならない。プロテクターをハンドガードに固定しているのは、4mmのボタンボルトなのだが、それを脱着するに4mmのヘキサゴンレンチが必要、というわけだ。
 これまでは、左のプロテクターだけ外していた。というのも、トランポに固定する際にハンドルを右に切るのだが、そうすると左のプロテクターがトランポの天井に当たってしまうからである。左側のボタンボルト2個を付け外しするだけだったので、4mmのヘキサソケットとラチェットレンチを使ってやってたのだが、ネジを回す作業なら本来はT形レンチの方がやり易い。9.5sqのT形ハンドルに4mmのヘキサソケットを付けて使うのもありだが、これだとちょっとデカくて作業はしにくい。まぁ、ボルト2個だからソケットとラチェットレンチでいいや、という事でずっとやってきた。
 ところが、新しいクロトレは、PHDSを使う事になって前のより若干ハンドル位置が高くなった。その上、トランポに防虫ネットを取り付けたので、右側のプロテクターも外さないとトランポへの搭載が難しくなった。特に防虫ネットは、上げ下ろしする度にプロテクターが巻き上げた防虫ネットに当たって、防虫ネットがウェザーストリップから外れてしまうのである。
 となると、左右4つのボルトを付け外しせないかんと、面倒ごとが増えたので、これを期に4mmのヘキサTレンチを買おうと思ったのだ。ただ、KTCのヘキサTレンチは5mmと6mmのを既に持っているのだが、これが結構太くてゴツい。似た様なのが来たら、小さい工具箱の中で結構邪魔になるかな、と思っていた。ところが実際来たのは、一回り細くてハンドル部分も早回しT形レンチの近い短めのもので、工具箱の中でも大して邪魔にならなかった。
 これからは、ソケットをラチェットレンチにつける手間もなく、クルクルとボルトを付け外し出来て楽である。実のところ、乗る前にプロテクターをつけるのより、終わった後に外す方が結構億劫だったので、しょーもないズボラな事でも、楽できるに越した事ないのである。