furusato_nouzei
 こないだ、今年度の住民税のお知らせが来た。去年と比べて35,500円安くなっている事が分かった。安くなっているというのは語弊がある。去年、ふるさと納税したから、その分が低くなっているのだ。ふるさと納税は、いわば住民税の先払いであるから、決して住民税が安くなった訳ではない。ついでに言うと、今年の分はすでに3万円分やってるので、住民税が安くなったというよりも、やはり先払いしたといった方が正しい。
 ちなみに、去年したふるさと納税の内訳は、
  • トイレットペーパー96ロール 10,000円
  • ボックスティッシュ60箱 10,000円
  • コメ10kg 9,000円
 合計29,000円だった。それで35,500円も住民税が安くなったのであるから、ちょっと驚いた。もちろん、報酬月額が下がったとかでもない。先払いの分より6,500円も得した勘定である。ついでに言うと、返礼品は市価に比べたら随分高い訳だが、これを市価に直すと、
  • トイレットペーパー96ロール 3,400円
  • ボックスティッシュ60箱 4,200円
  • コメ10kg 3,800円
 大体このくらいの値段であるから、ざっと11,400円家計が浮いたという事になる。結果として、先の6,500円と合わせて17,900円、手数料2,000円差し引いて15,900円得したという事だ。

 ただ、こうしたチマチマした計算をしない事には、具体的にどれだけ得をしたか見えてこないし、また得した分を意識しなければ、へへーっと知らない間に使ってしまう金額でもあるので、その辺りがふるさと納税やる意義とかが今ひとつ見えない人には見えないんだと思う。まぁ、この辺りはセンスの問題になるのかな。

《追記》
 6,500円多かった件、これはどうやらiDecoの減税分らしい。iDeCoは約10%、住民税が安くなるそうで、去年の秋からiDeCo始めたので、ふるさと納税の手数料分も合わせて考えると、6,500円低かったのは妥当な数字である事が分かった。となると、来年の住民税はもっと安くなる可能性がある。