2021-05-11 11.08.21

 一昨日、3月の勝沼のレースで受けた肋骨骨折の診断書を貰いに行く道中、車に跳ねられた。自分は交差点を右折するために右折車線を走っていたのだが、相手の車が信号待ちしてる左車線の車列の間から、駐車場を出て右折しようとして、いきなり出てきたのだ。距離にして約10メートルほど。止まれも避けれも出来ず、衝突した。
 ぶつかる瞬間、思ったのは、「去年、入院したばっかやのに、またか!」という事だった。運が悪いにもほどがある。結婚してから、毎年、救急車に乗ってる気がする。気がついたら地面にひっくり返ってて、右足の太ももの前が激烈に痛い。他にも痛いところがあったが、とにかく起き上がれない。誰かが救急に電話してる。何かの乗せられて道路の脇に運ばれてる。そうこうしてる間に救急車が来て、何やら聞かれたり、ドタバタしてるが、とにかく脳震盪でも起こしてるのか、意識も体もあやふやである。その間考えていたのは、「運悪い」「なんでやねん、もう」「職場から何か言われるんやろな」という事だけだった。
 病院に運ばれてから、色々検査を受けたのだが、そこで一番問題になったのは、「左の肋骨が一箇所折れている」という事だった。一応、3月に折れたことを言ったのだが、新規に折れたか改めて折れた可能性があるとの事。そして肋骨が折れた以上、中で出血したり水腫が出来たりする可能性があるし、呼吸困難になる可能性もあるという事で、経過観察のため入院する事になった。その間、鼻には酸素吸入を付けられるし、飲食は無しで点滴を付けられ、独歩で用足しにも行けず、その度に看護師さんを呼ばねばならなかった。
 ぶっちゃけた話し、折れた肋骨は痛まないし、他の打ち身も次第にマシになったので、翌日退院する運びとなった。支払い等は、相手側の任意保険の会社が対応してくれる事になった。帰ってから、あっちやこっちに電話しまくって、また掛かってきて、猛烈に忙しかったのは、事故の度に起こる事である。
 仕事は今日から出る事にした。本当はあと2日くらい休みたかったが(事故の処理もあるし、転院もしなければならないので)、やっぱり気兼ねしてそうは言えなかった。今回の事故は、どうみても相手側の方が過失が大きそうだし、保険屋もそういう対応なので、処理の方に関してはあまり気兼ねする事はないのであるが、職場にとっては自分以外に関係がないので、やっぱり文句は自分に来る。

 退院後、現場とスクーターを見てきた。車側の視点で現場を見たが、確かに見通しが悪い。信号待ちの車列の向こう側は見えにくい。だから、余計に慎重に安全確認をしなければならないところだが、千葉の運転手は一時停止があやふやなのが多い。車側には、いずれは起こるべくして起こった事故だと感じた。
 スクーターの方は、フロント周りがバッキバキになってて、フロントホイールもどっかに当たってて動きが渋い。おそらくフレームも歪んでいて、直すより買い直した方が良さそうな感じだった。警察の方で預かってくれてるのかと思ったら、近所のレッカー屋に引き取られてて、引き取り料金がかかると言われた。まぁ、それも相手側の保険屋が持ってくれるらしいので、とりあえず引き取ってきて、料金は立替払いする事になった。

2021-05-11 17.32.06