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 レースだのスクールだので泊りがけで参加する際、独身時代は自分だけがトランポの中で寝泊まりするだけだったので、バイク下ろしただけで広々寝れてたのだが、嫁はんが出来てからは、嫁はんが寝泊まりする分も考慮しなければならなくなった。それまでは荷室の床に直にマットを敷いて寝てたのだが、嫁はんの横幅がメキメキ増えてからは、タイヤハウスの幅ではどうにもこうにも狭くて、お前あっち行け、あんたこそあっち行けの、二人でおしくらまんじゅう状態で、安眠出来なくなった。そこで、タイヤハウスに影響されない様に、寝床を底上げする事になった。



 次に問題になったのは、床に敷くマットで、自分はそれまでサーマレストのプロライトを使っていたのだが、嫁はんにも同じ物を宛てがうには、その当時は予算が厳しく、サーマレストの安いZライトを使わせていた。ところが、最初はこれで良いと言っていたのが、段々「体が痛い」と文句を言う様になり、自分も別に携帯用のプロライトである必要がないと感じ始め、ベースキャンプを買い換える事になった。



 ただ、買い替えたのは前の100系ハイエースの頃で、この時はタイヤハウスの間にマットを敷いて寝るスタイルだったから、自分のはサイズが横幅63cmのラージなのだが、嫁はんのは51cmのレギュラーである。これも最初は文句言ってなかったのだが、最近は横幅が狭いとか言い出した。まぁ、実際狭いし、寝板の横幅は150cmもあるので、どっちもラージでも良さそうなもんだが、果たしてレギュラーを売り飛ばして、ラージを買い直すがどうか、考え中である。ついでに言うと、自分のラージもヤフオクで落札した旧製品なので、新しいのに買い替えたいのだが、流石に予算が厳しいというもんだ。

 マット以上に改善してやらねばならんと感じてるのは、嫁はんに使わせてるシュラフである。やはり当時は予算的に厳しかったので、コールマンの安い封筒型を使わせているのだが、やっぱりこれはガチで寒い季節は寒いらしい。自分は今から14年前に買ったモンベルのU.L.S.Sダウンハガー#2を使っているのだが、古くなったとはいえ、マイナス10度まで耐えるマミー型なので、その点は腐っても鯛なのである。
 という訳で、シュラフを買い直して、古い方を嫁はんに宛てがう案があるのだが、こっちはマットの倍以上の値段するので、それこそなかなか手が出ない。正味の話し、今嫁はんが使ってるコールマンの封筒型は、収納サイズもめっさ嵩張るので、どうにかしたいのであるが、4万近くするものをポーンとは出せないのである。