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 16時間断食ダイエットというのがある。その名の通り、一日24時間中、16時間の間は何も食べず、残り8時間は好きに食べて良いというダイエット法である。実は、勝沼戦の翌日から自分も始めたのだが、そのきっかけは、エンデューロ部でやってる隊員がいて、ここ2ヶ月ほどでちょっと細くなった感じだったので、自分も取り入れてみようと思ったのだ。
 実は、先月の職場の健康診断の時に、胃カメラを飲む関係もあって、2000時から翌日の検査が終わる昼前まで絶食をする必要があったのだが、これが珍しく苦にならなかった。以前なら、検査が終わったら病院のソバのコンビニでおにぎり買って食って、駅に着いたら駅そば食って、という具合だったのだが、歳のせいで食が細くなったのか、大して腹が減らなかったのが、これをやろうと思った端緒である。現に、今も1900時から翌日1100時まで食わないのであるが、案外やれるもんである。
 ムスリムのラマダンというの断食は、日の出から日没までの間、飲食が禁じられているそうだが、自分の場合は夜食わないので、ラマダンとは真逆である。ラマダンでは、日没から日の出までは食って良いそうで、昼間食わないでいるもんだから、普段よりも多く食って、かえって太ってしまう人がいるとの事。一体、何のための断食なのかわからないが、痩身のためにやってるのではないので、太ったって別に構わないのだろう。
 この16時間断食ダイエットというのも、16時間は通して食事はしてはならないが、8時間は好きに食って良い事になっているらしい。ちなみに、実行する時刻について書いてるのはないのだが、睡眠時間を入れて16時間という事らしい。
 8時間の間、好きなもん食って良い、という事になると、結局はムスリムのラマダンと同じで、食いだめして帰って太りそうな感じもしないでもない。なんぼでも食える若い人なんか、そうんじゃないだろうか。まぁ、幸いというか、自分はかつてほど食えなくなったので苦にならないが、昔はちょっとでも腹が減ってたら寝れないたちだったので、昔ならこのやり方は出来なかったと思う。
 もっとも、一日二日で成果も結果も出るわけがなく、半年くらいはやらん事には、どうなるか分からない。結局のところ、痩せずに終了という感じもしないでもないが、確実に言えるのは、食費はちょっと減りそうだという事だ。なにせ、好きに食っていい8時間の間も、2.5食くらいしか食えないのだから。