2021-02-11 10.32.25
 昨日、松戸のZopfというパン屋に行ってきた。ウチの近所でライ麦80%以上のパンを扱っているのは、このZopfともう一軒、PAOというこれも松戸の店の、2軒しかないからだ。松戸までは四街道のウチから、車で小一時間である。PAOの方は木曜日が休みという事で、Zopfの方だけ行く事にした。
 調べてみると、専用駐車場があって、しかも結構な台数を停めれる。その時点では、「流石に田舎だから駐車場広いのかな」くらいしか思っていなかったのだが、現地に着いてみてびっくりした。長蛇の列なのである。店自体は0700時から開いているらしいが、自分が買おうと思っているライ麦パンは、焼き上がりが1000時という事で、その時間を狙って行ったのであるが、まさか列が出来ているとは思わなかった。
 聞くところによると、このZopfという店は、パン好きの人にとっては聖地みたいな店だそうで、木嶋佳苗も贔屓にしてたとか。まぁ、ドイツのパンっておしゃれなイメージではないのだが、買いに来てたお客の6〜7割は女性だったので、女性受けする店なのかもしれない。
 長蛇の列が出来ていたのは、店が狭いせいもあるだろうし、コロナの影響で入店制限をしてたせいでもあるみたいだった。まぁ、どっちにせよ、あんだけの人数がどっと入ったら身動き取れなくなる。昨日は紀元節で休日だったのだが、平日はそれほど混まないという。何にしても、あれだけの台数が停めれる駐車場が必要なのには、訳があったのだ。
 さて、自分が目当てとしたのは、ライ麦70%のベルリーナラントブロート、80%のフォルコンブロート、90%のベーマバルトブロートだったのだが、自分が入った時にはフォルコンブロートしかなくて、仕方なしにそれとライ麦40%のヨーグルトライを買って帰った。まぁ、あらかじめ注文しておけば、作っておいてくれたみたいだ。
 さて、帰って早速食べてみたのだが、ヨーグルトライは40%だけあって、ちょっと軽い感じ。ライ麦パンっぽいのが食べたい人には良いかもしれない。80%のフォルコンブロートは、切った断面は自分がこれまでこさえてきた粗製コミスブロートとよく似ているし、表面の硬さも身の弾力もやや柔らかい程度でよく似ている。しかし味の方は、「これがサワー種使ったやつかー」といった酸味があって、普段自分が作っているものとは別ものである。酸味があるといっても、激スッパという感じじゃなくて、ほんのり酸い感じ。噛めば噛むほど味が出る様な。
 今回、わざわざ松戸くんだりまで出向いたのは、今度、サワー種を起こして、サワードウからコミスブロートと作ろうとしてて、その味の参考にするためだった。そんな目的のために、あの店に並んだのは、あの日は自分くらいなもんであろうと思うが、あんな所に店があっても、確固たる技術と味のある店は、客を惹きつけるんだな、と感じた。この点、バイク屋も全く同じである。