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FNNプライムオンライン 2021年1月4日 月曜 午後6:30

 間も無く、第二次の緊急事態宣言発出の予感である。「発令」でなく、「発出」という妙ちくりんな用語を使っているのは、罰則や拘束力がない「ただの宣言」なので、命令という形は取れないからだろう。言い換えれば、現状はその程度の状況だとも言える。小松左京の『復活の日』みたいに、死人がバタバタ出て、社会体制の維持もおぼつかなくなくなれば、その法がなくても戒厳を敷くに違いない。
 さて、去年の5月に第一次の緊急事態宣言が「発出」された訳だが、その時、こんな事を書いていた(→スポーツライディングの自粛の考え方について)。そして、練習にもいかず、家で大人しくしたのだが(→自粛中の自習)、今から振り返ったら、ちょっと真面目すぎたかなぁ、と思わないでもない。なるほど、救急車で運ばれる様な怪我はしちゃいけない。しかし、見方を変えれば、怪我する様な乗り方ってどんなんよ?って事になる。普段は出来もしない、ビッグジャンプ飛んだとか、ガレガレのとこに突っ込んだとか、ちゅるちゅるの坂を滑り降りたとか、そういうチャレンジングな事をしたか、あるいはええ格好見せようとして調子こいたか、どっちかであろう。そういうのをしなければ良いんじゃね?と思う訳だ。
 オフロードコースで練習するのは、全然「3つの密」にならない、というのは、去年の緊急事態宣言の前に自分は論じているのであるが、自粛を求められるはずのコースの方でも、同じ様な考えだったみたいで、オフロードコースで閉鎖になったところは、結局一つもなかったのである。
 出来る事を繰り返しやる、あるいはほんのちょっとだけ難しい事にチャレンジする、つまり、安全マージンを十分にとった状態で練習すれば良いんじゃないのかな、と思うのである。怖いなとか、危ないなと思う事は、してはならない。また、やらせてもいけない。そういう心構えが必要だと思うのだ。無論、家にじっとしてるのが一番の正解なのではあろうけど、「じっとしとれますかいな」というのが本音である。