2020-12-21 10.37.12
見るからに痛そうである

 昨日、暗くなってから、下で何かドタバタしてるな、と思ったら、自室の引き戸がそっと開いて、みりんがニャーニャー言いながら入ってきた。嫁はんがリビングのドアを開けた時にみりんが飛び出してきて、そのままワシの部屋に持ってきたのだ。「おーおー、来たか」と抱っこしたら、何か手が冷たい。見てみると血が付いている。うわっと思ってみりんのケツの辺りを見たら、尻尾の先の方が赤剥けになっている。察するに、飛び出そうとするみりんを出さない様に、勢いよくドアを閉めたのであろう。その時に尻尾がドアに挟まったのだ。真っ暗の中でドタバタやってたから、気がつかなかったのだろう。
 明らかに嫁はんの不注意である。事あろうに猫の尻尾は急所である。赤剥けになるほどドアをキツく閉めるとは何事か。故意なら言語道断だが、不意でも一先ずは謝るべきであろう。ところが、まるでみりんの方が悪いと言わんばかりの態度で、猛烈に腹が立った。これが40年前のたにし家なら、顔歪むほどドツき回されてるところである。
 そのドツき回してた親から、タイミングが良いのか悪いのか電話がかかってきた。事のあらましを話しすると、「ワザとやった訳やないんやろうから、許したり」という。ワザとでなくても怪我しとる訳だし、病院にも連れて行かないかんし、そうすれば決して安くない金もかかる。ところが、猫の尻尾くらいでそこまで大袈裟な事言うたら、謝るにも謝る気持ちと機会がないでという。挙句の果てには、オカンが「私謝るから、許したり」とまでいう。まるで、親に激怒されて隣の家に逃げ込んで、そこのおばちゃんが親に許したげて、と言いに来る様な感じである。布団叩きで畳シバく様にワシの事をシバき倒しとったオカンも、寄る年波なのか、よその家の子には優しいのか、まぁ丸くなったなー、という感じであった。
 明けて今日、朝一番にみりんを病院に連れて行った。結果は、10針縫う怪我であった。骨の方は、丁度関節を外してたので、外れる事もなく異状なしであった。掛かった費用は5.5万円。年末調整で返ってくる金が吹っ飛んだだけでなく、それ以上の金がかかった。嫁はんも一応は謝ってきたから、それ以上は不問にするが、痛い出費には違いない。トランポのリアゲートにルームランプ付ける話しは、当面順延である。
 その年末調整は、ワシがない頭絞って、あれこれ頑張って今日終わらせた。大きな間違いもなく、詰められる事もなく、終える事が出来た。こうやって頑張ってるから、猫が怪我しても、すぐに医者に連れて行ける。安心を買うために、今日も頑張ったし、これからも頑張っていくという訳だ。

2020-12-21 11.22.14
ところが、本猫は平気な顔してるんだよな