予めお断りしておく。自分はこれまで、「快気祝い」というのを上記の様に理解していたのだ。しかし、本当の意味は「入院や自宅療養をしていた人の病気がほぼ完治し、入院中にお見舞いに来てくれた人にお礼と報告を兼ねたお返しをすること」だという。なるほど、そういう事なのか。だったら「快気返し」とでもしてくれたら、意味がもっと分かり易かったろうに。
 まぁ、タクシー代2往復で2万近く使われて大打撃であった上に、入院費用もバカにならず、さらにこっちが「お祝い」せないかんというのは、往復ビンタもいいところであるが、それでも嫁はんがいなかったら、猫らは飢え死にし、自分も裸一貫で病院から出れもせず、非常に困った事になったのは事実である。お祝いならぬお礼はする必要があるであろう。という訳で、はま寿司に行きたい(平日1皿90円w)というので行ってきた。
 ところで、話しは朝起きた時に遡る。寝覚めにションベンをしたのであるが、入院時にしてたのと比べると、色も濃く臭いもきついのである。のであるもなにも、それが普段の状態で、むしろ入院中が薄かったのであるが、その理由は一発で分かった。病院の食事は、栄養士が管理してて、摂取する塩分も低めなのである。ところが退院して、普段通りの食生活になった途端、腎臓に強烈な負荷がかかったのであろう。食ってるもんの違いで、こうも違いがあるもんなんだ、というのを、今回の入院で初めて感じた。実は、これまでも何回か入院した事があるが、そこまで明確に感じなかったのである。
 さて、はま寿司である。いつもなら、たっぷり醤油を使うところなのだが、上の様な事があったので、あまり使わない様にした。使わない様にしたのだが、むしろその方が素材の味がしっかり分かる。自分はこれまで醤油の味で素材の味を損なってきたんじゃないか、という風にさえ思えるくらいだった。確かに、醤油つけた方が美味いのだが、なくても美味いのである。そもそも、不味いとか、味がないとか、そういうものではなかった、という訳だ。
 塩分というのは、美味しく感じる様に脳ができているそうで、美味しいものは多く取りたいのは人の常なので、ついつい多く摂ってしまい、塩分過多になってしまうそうだが、その一方で素材の味というものを忘れてる様な気もしてきた。という訳で、これからは塩だの醤油だのを「かけない」のでなく、「素材の味をまず味わってみる」という考え方で行こうと思う。

2020-11-26 16.29.56
「退院祝い」で嫁はん持ちになった1750gの焼き鳥缶