2020-09-23 13.22.24
 実は、嫁はんが持ち山をTT-Rで走りたいって事で、9連休も取ったのであるが、コロナの影響で盛岡行きは取りやめになってしまった。しかも、秋雨の時期が始まって、バイクの練習もトランポの作業も出来ない。もっとも、自分は20日に無理くり勝沼を走ったせいで、体のあちこちが打ち身で、バイクもトランポもなにも出来ん状態になっている。
 ともあれ、何もせんのも勿体ない話しなので、嫁はんが前から行きたがっていた霞ヶ浦の予科練平和記念館に行く事にした。嫁はんの爺様が予科練行ってたからか、興味を持ったらしい。雨の圏央道を飛ばして行ってきた。ところが、なんと休館している。嫁はんに玄関の表示を見にいかせたところ、本来休館日の21日月曜日に開館したので、振替休日だという。アジャパーである。しかたないので、近所の牛久の大仏を見に行く事にした。圏央道を使うと、いつもあのデカイ大仏が見えるのであるが、こういう機会でもないと、見に行く事はないであろう。
 さて、直近で見た牛久の大仏であるが、なるほど壮大である。身長は120mもあるという。胎内にも入って一番上から、外の景色も眺めて見た。
 しかし、残念ながら、荘厳な雰囲気を味わう事は出来なかった。やはり歴史の浅さ、建立されてからの時間の少なさが、感動を呼び起こすほどではなかったらしい。おそらく、あの大仏を作る技術というのは、相当高度なものなのであろうし、費用も信じられないくらいのお金が掛かっているのだろう。しかし、「現代建築」でもっとすごいのはいっぱいあって、デカイというだけでは、荘厳さや感動といったものは、感じられないのかもしれない。もしかしたら、あと1000年も経ったら、あの大仏は20世紀建築の偉業として讃えられるかもしれない。あるいは廃墟や残骸として、それはそれで風格が出るかもしれない。
 ちなみに、阿弥陀如来の本来の身長は60万憶恒河沙那由他由旬という、学校では習わない単位の寸法である。人間のサイズをコロナウイルス程度にして、それで牛久の大仏を見上げたとしても、もっと大きいのであろうか。

2020-09-23 16.05.24
実はこの手の瓦せんべいが好きで
売っていれば、大抵は買って帰る