2020-06-24 11.38.06-1
 ここで仕事の事を書くのは無粋というものだが、後年見なおした時にどう感じるか、と思って書いておく。
 一昨年の秋、前任者がいきなり辞めたので、いきなり自分が経理の仕事をさせられる事になった。今までやった事がないし、やろうとも思ってなかったし、当然。その手の勉強もしてないし、資格も持ってない。よくもまぁ、そんな奴にそんな仕事させるもんだな、と半分呆れつつ、今の歳で他に転職しようにも、同じ条件で雇ってくれる所はないので、渋々引き受ける事になった。以来、四苦八苦の日々である。目隠しされたまま迷路を歩かされる様な感じ。これで良しと思ってても半年後くらいにやっぱり違ってたとか、そんなんの連続で、時には職場で激怒の絶叫を上げるほど、ストレスフルな毎日である。
 ここ最近は、その手の研修会にも行かされてて、まぁ、話しを聞かないよりは聞いた方が為になる、程度には勉強している。でも、昨日の研修なんか、ほとんど付いていけなかった。世界地図を広げられて、「アメリカはここにあって、カリフォルニア州は西海岸にある」程度の理解しか出来なかった。先が思いやられる。しかし、他に収入を得る方法がない以上、耐えるしかないのである。
 日々の会計業務や、給与や賞与の計算など、本当に手書きでやろうとしたら、それこそちゃんと訓練を受けた専門家でなければ出来ないと思う。実際やってみたが、間違いだらけだった。そんな自分でも、かれこれ1年半、とりあえず日常的な事が出来ているのは、会計ソフトのお陰なのだ。基本的な数値を正しく入力すれば、勝手に計算してくれるからである。
 でも、正しく入力されてなければ、当然間違うし、何のかんので目でチェックする部分も多いので、そこで間違うとアウトである。しかも、間違いが直ぐわかれば結構なのだが、何もかも片付いた半年後くらいに間違いが分かったりするから始末に負えないのだ。
 まぁ、グダグダと文句や愚痴はいくらでも書けるのだが、自分がこの仕事に唯一、希望らしいものを感じてるとすれば、「早々ほかの奴は出来ない仕事だから、早々クビになったりしないだろ」と言ったものである。簿記の資格持ってる人なんか、世の中、掃いて捨てるほど居るのだろうけど、だったらどうして前任者の後任がワシなのか、という事だ。
 実をいうと、自分個人としては家計簿は1円単位まで細くつけているし、家計全体を総覧できる様な帳簿を独自で育ててきた経験がある。最近では、月次決算らしい事も始めている。複式でやる必要まではないので、単式でやっているが、これだって立派な経理業務である(のだそうだ)。だから、センス自体は元々あると信じて、これからも頑張る。