2020-06-21 13.29.51
 3年前にこの家を買った時、率直な感想は「これは金持ちが住む家だ」というものだった。嫁さんはそうとは思わなかったらしいが、京都の衛星都市たる長岡京市の出である自分にとって、この規模の家は明らかに金持ちが住むサイズだったのである。何よりも広い庭がついているのがその証拠である。自分にとって、家のサイズと駐車場は有難いものだったが、庭は正味の話し、持て余すと感じていた。そもそも自分は雑草とかいじるのが嫌いである。小学校の時のじゃがいも植えたり、菊育てたりといった課題も、ぶっちゃけあまりやる気がなかった。なので、この庭の世話は、嫁さんに丸投げしたのである。つまり、「この庭はお前さんがちゃんとやらんといかんのやで」と。嫁さんも「わかりましたー」と言うてたし、なにより庭を欲しがったのは嫁さんなので、その返事で安心していた。

 ……まぁ、あっさりその約束は覆されて、もはや二進も三進もいかない感じである。これでも折をみて剪定ばさみで無駄な枝や葉を落としているのであるが、日に日に庭が河川敷みたいになっていくのを阻止できないでいる。これは根本的に、素人がどうにか出来るレベルではない。世に「庭師」という商売がある所以である。
 ちなみに、この家を買う時、前の持ち主さんから、庭師の申し送りもあったのである。曰く、「安くて腕が良い」との事だった。その時は、田舎出の嫁さんがバリバリ庭を綺麗にして、ジブリの作品に出てくる様な庭にしてくれると思っていたので、せっかくの申し送りも聞き流していた。こんな事なら、もうちょっと話しをきいておくべきだった。
 何にしても、このままでは庭から廃墟になってしまうので、夏の一時金が入ったら、その庭師さんとこに電話してみるか。嫁はんに一般的な値段を調べさせてみたところ、1日2〜8万円とかなり開きがあるらしい。現地を見て、どの程度やるか相談して、それから値段が出る、という事らしい。嫁さんの実家の近所では、年一回ほど庭師を呼んでたらしい。となると、この家もそのくらいの頻度で来て貰わねばならないかもしれない。年間予算が増えて、正味財産が減る格好になるが、まぁ、致し方なし、という事になるかなぁ。