rakko
 あまり詳しく書く事は出来ないのだが、「BC級戦犯に訴追されて、エライ目に遭うってのは、こういう事なんだろうな」という体験をした。こっちとしては、上司の指示通りに仕事したのだが、それが第三者からは不備不適当とみなされて、どうしてそんな事したのか問い詰められたのだ。どうしてもこうしても、そうしろと言われたからだし、その解を説明せよと言われても、知ったこっちゃないのであるが、その指示を出した者がいないと、問い詰められるのは自分なのであった。
 似た様な問い詰めを、先日、嫁さんにしたばっかりであるが、あちらの場合は、記載漏れだの記載間違いだの、本人の不備によるもので、それこそ本人に聞かなきゃ分からん事で、自分の場合とは事情が異なるのであるが、第三者が見て不備に感じ、それを問い正そうとする事には違いがない。因果応報というか、自分がした事は大抵同じ目に遭うのであるが、それにしたって理不尽であった。相手の言わんとする事も分からないではないが、因業な事であった。
 そこで言われたのは、「そうしろと言われたら、唯々諾々とやるのでなく、その根拠を聞いて証拠を残す事」という事であった。要するに戦犯逃れ出来る様にしとけ、という事であるが、そんなもん、よほど信用ならん上司ならいざ知らず、普通はそんな事、考えないだろう。ましてや、自分はタイヤに空気入れるバルブとビードストッパーのネジの部分の見分けがつかん様な素人である。まずは言われた通りにやるのが大原則で、自分の判断で良くも悪くも処置できないのである。
 しかし、それを聞きながら、大昔に親父に言われた事を思い出した。確か、交通事故の処理の事だったと思うが、相手の不注意で自分が跳ねられて痛い目にあってるのに、法的に無知なボロクソに言われて、「知らんちゅうのが罪になるのか!」と言い返したら、「時と場合によっては罪になる」と言われた。今回の件が、まさにそういう事なんだろうな。今までも大概な目に遭う事はままあったが、今回のケースは初めてだけに、理不尽さ以上に狼狽える感じであった。