money_chokin_seikou_man
 自分は結構几帳面なところがあって、ちゃんと家計簿を付けている。それこそ、自立した18歳の頃からノートにつける習慣があったのだが、今も続く記録の祖になっているのは、28年前の争議の支える会の帳簿に遡る。それまでエクセルなど使った事がなかったのだが、その当時お付き合いしてた女性から使い方を習い、その後は独学でそれなりの帳簿を作る事が出来た。自分個人の家計簿としては、争議が終わり、完全に支える会の財務が解散した2006年から始まっている。たっぷり14年分である。
 自分は簿記などの資格も取ってないので、こうした財務作業については素人なのだが、それでも自分の金の流れを出来るだけ正確に掴み、記録に残そうとした努力は結構見て取れる。時々帳簿の形式が変わるのは、新しい状況や矛盾した状況に対応しようとした結果である。必要に迫られて独自の言語を開発する子供の様に、自分もまた独自の家計簿を開発してきた、という訳だ。
 さて、最近ちょっときになるのは、それらの家計簿はいわゆる「総勘定元帳」であって、決算書ではない。だから年間、あるいは数年に渡って、自分がどの様な金の使い方をしてきたか、何にどのくらい占めていたのか、そうした総覧は出来ない、という事だ。ざっくりと「バイクにはこれこれ位かかっている」という程度しか認識してないのである。せっかく帳簿をつけているのに、勿体ない事である。
 そこで、独自の解釈でも良い、簡単な物でも良いから、決算書を作る作業を始める事にした。まずは勘定科目を決める事から始めている。一口に食費と言っても、自炊用の食材と外食があるので、これを分ける。外食は贅沢品と考えれば削れる項目だからだ。バイクにかかった費用にしても、自分で整備した場合と、バイク屋に頼んだ場合に分ける事で、整備に掛かった金の動きが読める。保険にしても、生命保険と火災保険では性質が違う。後者は住居費に属するものと考えたい。
 実はこんな事を始めようと思ったのは、この12年間でバイクのレースにどんだけ金を使ってきたのか、知りたくなったからである。また、結婚する以前と以後で家計の余裕具合が格段に違うので、昔はどうやりくりしてたか知りたくなったのだ。確実に分かっているのは、家賃と駐車場代を払ってた分、貯金は一切出来なかったという事なのだが、最終的にはそっちの方への影響も調べてみたいと思う。
 もともと、鉄棒も跳び箱も出来なかった自分が、オフロードバイクのレースやってるのも変な話だが、数学は毎回赤点でどうやって高校を卒業したかも分からん自分が、数字を調べようというのも変な話である。