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 Betaクロトレのマニュアルはネットで引っ張れるのであるが、イタリア語、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、オランダ語の版しかない。それらが一緒のPDFファイルにまとめられている。つまり、日本語のはないのである。無いものは作るのが主義なので、早速取り掛かった。実は、上に挙げた言葉のがまとめて一つのファイルになっているとは思ってなくて、516ページ全部がイタリア語だと思っていたので、悲壮な覚悟を固めて取り掛かったのだが、実は86ページしかなかったのである。
 しかし、サービスマニュアルとしては、86ページというのはあまりにも少ない。翻訳を進めて次第に分かって来たのは、これはエンジンだのサスペンションだのといった、バイク屋などの専門家がひも解くサービスマニュアルでなくて、あくまで市井のユーザーが読むためのユーザーマニュアルだ、という事だった。国産車でもよく付いてくる、ロクに読まない小冊子と同じ手合いである。
 しかし、それとの違いは、ハンドルやタイヤの交換、ミッションオイルやクーラント、2stオイルといったのの補充や交換に必要な手順、締め付けトルクなどが含まれているのだ。それらが載っていたからこそ、翻訳する必要を感じたのであるが、こういうのは日本のバイクのユーザーマニュアルには書いてない事が多い。
 ヨーロッパ人はその手の事も自分でやる人が多いのか、あるいはレースで使う人が多いであろうから、自分レベルのことは向こうの人もやるのか、だからこそ、分厚いサービスマニュアルじゃなくて、ユーザーマニュアルの方にも、やりそうな情報を載せといたのだろう。とすれば、親切な事である。
 言い換えれば、自分もその手の情報をヰの一番に知りたくなる程度に、日常整備はやれる様になったという事だ。タイヤ交換の仕方をバイク屋さんで習ってたのが、昔日の感である。あとは物が来たら、じっくりと眺めて、必要な工具を買い足そう。