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(ダイヤモンド・オンライン 6/13(木) 6:01)

 今、巷を賑やかせてる「35歳までに2000万貯めろ」の例の話し。それを聞いたとき、「何を今更」と感じたのが率直な感想だった。政府が「100年安心」とか言ってるそばで、民間のシンクタンクなどでは「老後には3000〜3500万円の貯金が必要」と言っていたのだ。まぁ、そんだけの額が貯めれるかどうかはともかく、その「つもり」だけは自分はしてただけに、政府側から「2000万円」云々の話しが出た時、むしろ1000万ほど少ないがその計算は大丈夫か?と思ったくらいである。
 まぁ、騒いでる人の論点は、貯蓄が出来るかどうかと言った部分でないので、それはそれで大騒ぎする必要があるのだけど、騒いだって金が要る事には違いがないし、では2000万円なり3000万円なり用意できるのか、と言う事である。実のところ、出来る人は少ないんじゃなかろうか。その意識があるにしても、現時点で積立できる余裕のある人がどれだけ居るか、と言うことである。他人の心配よりも自分の心配である。一応、ざっくりと計算してみたが、3000万はおろか2000万も怪しい結果が出た。由々しい状況である。結果出せないバイクの趣味なんか辞めて、お金貯めんといかん。
 自分などは、まだ恵まれている部類かもしれない。ちゃんと職にありつけてるし、親はしっかりして堅実だし、嫁さんは倹約家で無駄遣いしない人である。おそらく、このご時世の庶民階級にあって、稀有な条件を与えられている。先のことはなかなか見えて来ないものなのだけど、あと10年15年後の話しである。すぎてしまえば、あっという間なのだ。その堅実な実家の親父が、前にこんな事を言っていた。「金持ちだろうが貧乏人だろうが、等しく定年迎えるんや。その前にその後の事考えとかんとな」……誠にその通り。自分は政治の批判はあまりやらないが、自分の通帳はよく眺めるのである。