2019-03-21 19.19.29
 ノザキや明治屋あたりがメジャーであるが、牛肉の大和煮の缶詰というのがある。古くは日本陸軍の携帯口糧にも組み入れられていたやつで、牛肉を醤油と砂糖や味醂などで、甘辛く煮たものである。携帯口糧の入組品と同じ150gのものは500円もする高級な缶詰で、高いだけにそうそう開けて食おうという事にならない。写真の牛缶も、前に商品入れ替えかなにかで値引きになってたのを買って来て、賞味期限が来るまで防災用品としてとっておいたものである。
 その賞味期限が迫って来たので、とっておきのを開けて久々に食った訳であるが、味はまぁ良いのであるが、肉がボール紙みたいでいただけない。一体どこの部位を使っているのか知らないが、硬いのである。これも缶詰の牛肉の大和煮と思えば、その味、その食感という事になるのだろうが、普段食べてる肉に比べると、やっぱり硬いというか、違和感を感じてしまう。おそらく、食べなれないからであろう。
 まぁ、500円で調理済みの牛肉を食べれるのは、安いのか高いのか、意見が分かれるところであると思うが、やっぱり普段食べるには高いという意見が多いのではなかろうか。SPAMも高いところでは500円くらいするが、そんな高いところでは買わない。399円、ところによっては299円、そういったところで買う。そのくらいの値段なら、買って食おうという気になるのだ。
 まぁ、ランチョンミートは豚なので、牛の方が高いのは間違いないのだが、もちょっと安かったら馴染み深い食べ物になるのになぁ、としみじみ思った。