2019-03-21 23.20.49
 先日、実家の親父に「花粉症で毎日大変や」とメールしたら、「エライお洒落な病気にかかりましたな」とレスが来た。京都だって昔から北山杉とかある関係で、花粉症はあると思うのだが、親父は花粉症ではないらしい。まぁ、ここ2〜30年に急激に問題になった病気だし、花粉の許容量を超えたら発症するらしいから、おそらく親父は死ぬ直前くらいに花粉症になるんじゃないかな。まー、花粉症が極めてみっともない、うっとおしい病気である事は、罹ってる人全員が知っている事である。
 自分もここ2年ほどで一気に深刻になった。それまでそれっぽい症状はあったのだが、4月になれば治るのでそれまで辛抱していたのだが、もう辛抱できん。目が痒いだのくしゃみが出るだの、それだけならともかく、鼻から目にかけて重苦しく、風邪でもひいたんじゃないかと思える鈍怠感に苛まれて、まともな思考ややる気さえ削がれてしまう。
 なので、今年から花粉症の薬を飲む事にした。これも今はいっぱいあって、どれが効くやらよく分からん。とにかく、1日一回飲んだら効くやつを飲む事にした。果たしてどの程度効いてるか分からなかったのだが、薬を飲むのを忘れて寝たあくる日は、それはもう、くしゃみは凄いわ鼻水は凄いわ、エライ事になった。もう大丈夫かな、と思ったらまだまだで、結局12錠入りを3箱目を買う事になった。トータルしたら結構いい値段で、こんなんだったら耳鼻科にかかって薬を処方してもらった方が良いかもしれない。
 もはや国民病と言っても過言ではない花粉症。伝え聞く話しでは、花粉症を発症しない杉が品種改良で作られたらしいが、そんなもんが出来たら製薬会社が商売上がったりになるんじゃないかな。だから、あえて都市部の市民に、このみっともない病気をこれからも甘受させ続ける様な気がする。