2019-03-22 18.22.37
 XR230はポテンシャルの高いバイクでありながら、クラッチの耐久性が悪いとか、整備性が悪いとか、色々ハンデのあるバイクなのであるが、そのハンデの一つにスイングアームが短いというのがある。つまり、100/100-18くらいのサイズのタイヤなら良いのだが、トライアルタイヤとか最近流行りのエンデューロ向けのタイヤだと、サイズが大きくてタイヤがマッドガードに接触する事が多いのである。おそらく、設計段階でそんなデカいタイヤを履く事を想定していないのだろうと思う。
 ところが、XR230はトレールトライアル向きのポテンシャルを持っているし、トリンバなどで使う時はトライアルタイヤを履くしかない。となると、たちどころに走ってる最中にマッドガードに接触して、マッドガードがめくれ上がったり削れたりする。ビビビビーー、みたいな音がする様になるのである。また、110/100とか120/90みたいなタイヤを履くと、マットガードまでの隙間が5mmくらいしかなくて、これでマディーとかだったすると、たちまち泥が詰まって重くなり、最後は動かなくなる。「死ねばいいのに」の時がまさにそんな感じだったのだ。
 なので、スイングアームを延長する計画も持ち上がった事があったのだが、最終的にはキャンセルする事になった。というのも、そもそもエンジンのパワーが大した事ないのに大きいタイヤつけたら、余計にパワー食われてしまうだろうからであろう。しかも、既にCRF250R(X)が就役してた事もあって、今後の主力車の方にこそ金をかけるべきであって、練習車になるXR230は履けるタイヤで対応する、という事になったからだ。その様な訳で、XR230でエンデューロに出る場合は、AT81の100/100-18で出る事になっている。VE33Sに比べると今や信頼性が低いのだが、まぁ、履けるタイヤが無いのだから仕方ない。
 さて、マッドガードだが、とにかくトライアルタイヤを履くと擦れて壊れるので、常時予備を持っておく必要を感じる様になった。そこで、ウェビックの純正部品で通販したのだが、パーツリストには1000円くらいだったのが、今は1458円に値上がってた。3枚頼んだら4374円。結構な出費になった。まぁ、送料かからないのが幸いか。クレジットカードで払おうとしたら、パスワードを聞いてきたのだが、いつもサイン書いててそんなもんはしらん。結局、Paypalで払う事にしたのだが、そっちだってクレカ引き落としでは無いか。おかしな所で気を使っているものである。