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 前から具合の悪かった右上の歯の犬歯から2番目の歯の銀が取れてしまった。しかも土台ごと。一度直して外れ、2回目の銀だったのだが、うっかり凍ったチョコレートを噛んだらバキっと逝ってしまった。しばらくグラグラしてたのだが、これまたチョコレート食ってたら、ヌチャーっと取れてしまったのである。そもそも歯根しか残ってなくて、割れたら終わりですと言われていたのだが、さっき歯医者に診せたら、とうとう割れてしまっていた。来週、抜歯である。
 問題なのは、抜いた後の措置である。一般的なのはブリッジを被せる事らしいが、となると両隣の歯を大幅に削らねばならないという。既に銀の被った歯なら些かのショックもないが、事もあろうに右上の奥歯はどれもこれも白い歯なのだ。左だったら銀被ってたのに。健康な歯を削らねばならない事には、かなりの抵抗感がある。大昔に、右下の親不知が斜めに生えていて、隣の奥歯を押してそこが虫歯になってしまい、親不知は抜歯、傷入った奥歯はむざむざ銀歯に、という悔しい事件があったのだが、それ以上のショックである。
 とはいえ、インプラントはアホみたいに金が掛かる。1本30〜50万て、来年CRF(じゃないかもしれないけど)の買い換え基金を全部回さないと無理である。つまり無理である。となるとブリッジしかないが、これも白いのにすると高いらしい。まぁ、左上の犬歯の隣の歯は、とっくの昔に銀歯なので、右もお揃いで銀になったところでどうなんだ、って話しでもあるのだが、虫食って痛くてやむを得ず銀歯になるのと、隣の歯のとばっちりで銀歯になってしまうのとでは、やはり話しが違うと思うのだ。
 部分入れ歯ってのもあるけど、これは手入れが結構大変らしいし、抜いたままにしておくというのは、歯の健康上よろしくないらしい。現実的な線として、保険適用の銀ギラのブリッジを入れるより他ない様である。