名称未設定 1

 今日、シフトペダルを調整しようとした訳だが、例によってホームページのネタ用にカメラと三脚も用意して、足がステップに乗った状態で、調整前と後ではこんなに違う〜、みたいな撮影をやろうとしていた。で、三脚をおっ立てて、リモートコードをカメラに付けて、そのリモコンをハンドルに引っかけて跨ったまでは良かったが、いざ車体を起こそうとすると、三脚が遠いのか、リモートコードを引きずってしまう。こりゃいかん、と車体を寝かし、リモコンをハンドルから外そうとしたその時、ゆらら〜〜と車体がそのまま倒れ込み、必死の形相でこらえ様とするのも虚しく、そのままカメラ付きの三脚の上にドドーっと倒れ込んでしまった。「アイヤー、やったー!」と思って三脚の方を見てみると、どうやらゆっくり倒れたお陰でカメラは無事だったが、三脚が雲台の下でクビがもげて壊れていた。車体の方は、クラッチレバーの根っこのラバーの部分が、折れた三脚の上に乗っかった形になったみたいで、べったり地面に倒れ込む事を免れた。ゆっくり倒れたというのもあるが、三脚の足が折れなかったというのは、大した物である。もっとも、もう使い物にならなくなったのであるが。
 しかし、本日ワタクシ、生まれて初めての立ちゴケなのである。一部始終を隣りのおばちゃんと、そのおばちゃんと立ち話をしてたオッサンに見られ、えらい心配されて格好悪い上に、いつもエサやってるネコの親子にも見物され、あわてて車体を起こそうとして力が入らず、右手の人差し指の先っぽをシートと地面の間に挟んでしまい、今も痛い訳であるが、それ以上に、この自分があんな風に立ちゴケするとは、ちょっとショックである。よくバイクにまたがってつま先がツンツン立ちの人が立ちゴケする話しは聞くが、自分みたいにどっしり足が地面に着く奴が、立ちゴケするなど実は信じられなかったのだ。現に、今日まで立ちゴケは一度もした事がないのである。さすが「竹馬みたいなバイク」だけあって、これからは油断も隙もない。まぁ、走っている時の転倒でないだけに、大して痛くもなければ怪我もしない訳であるが、テンションは下がりまくるので、やはり要注意である。