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 昨日、初めてCRF250Rランスチャージ号のタイヤ交換をしようとした。新しいタイヤは、ミシュランのMH3。12月20日のウィーク・エンド・レーサーズに対応する作業だ。タイヤ交換自体は、XR250グレート・ストライカー号で何度か経験済みなので、まぁ大変には違いないが、やれると踏んで作業を開始した。
 取りあえず、リアの方が大変なので、フロントからチャレンジしてみた。バラすのは、トレールに比べると、随分楽なんだな、という事が判った。アスクルシャフトを外すのは、ナットを緩めるだけで良いし(最初、ブラケットのボルトを先に緩めて、ナットを回そうとして、開くするシャフトが空回りした)、ブレーキキャリパーも外さなくて良いし。メーターのケーブルもないんで、楽勝である。
 タイヤを外す方は、まぁ、いつも通り。今までは、キジマのレンチ付きタイヤレバーだったので、力を込めるとレンチが手に食い込んで痛かったが、新しくKTCのタイヤレバーを買ったので、今度はラバーグリップだから力が入れやすい。
 チューブはノーマルのが入ってた。他の人に話を聞いたら、皆さんハードチューブを入れるらしい。XRの奴があるからイイや、と思っていたのだが、タイヤ交換2回おきに新品に替えるとか。しかも、XRはリアが18インチなんで、19インチのには使えない事に今になって気が付いた。予備のチューブは頼んでおくべきだった。
 さて、新しいタイヤをハメに掛かったのだが、これがまた、ビードが硬い。今まで、T63,AC10、S12とミシュランのタイヤをハメ続けてきたのだが、半端ない硬さである。特に最後の方が硬くて、レバーが刺さらない。プラハンマー使って、無理矢理差し込んだ位である(こういうやり方は良くないし、グレート・ストライカー号の時にはやった事がなかった)。
 やっとこチューブを入れる段になったが、何と、バルブをリムに固定するナットがないのに気が付いた。最初は無くしたのか?と思ったが、よく考えたら外した記憶がない。あるのはゴムの台座とキャップだけ。これではチューブを入れる時、バルブがリム穴から外れたり、斜めになったりするではないか。取りあえず無しで入れてみたが、案の定、斜めになってしまった。
 仕方ないので、いったん取り出して、今度はちゃんとプーラーでバルブを引っ張り出してから入れたものの、入れ終わった時にはバルブが大方引っ込んでしまって、どもこも行かん状態。そこで、XR用のチューブからナットを外してきて、仮止めしてバルブを出して、それでタイヤを組む事に。
 ところが、タイヤの中が狭いのか、リムが狭いのか、どうしてもチューブがはみ出てしまう。注意しながらタイヤレバーを差し込んだものの、どうしてもチューブを噛みそうである。それでもどうにかはめ込んで、やっとの思いで空気を入れてみたが、どうにも入っていかない感じである。
 いい加減空は真っ暗。雨まで降ってくる始末で、ブリブリ怒りながら慌てて仮組みし、撤収した。
 やはりレーサーは新奇なるもの。慣れるのに時間がかかりそうである。しかし、慣れたらトレールよりは簡単そうな気がしないでもない。。