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 先日のモチュールカップで初めてCRF250Rランスチャージ号で参戦した訳だが、あまりの具合の良さに、もはやXR250グレート・ストライカー号に戻れなくなりつつある自分を発見した。最初はアクセル開けたら身体が置いて行かれる、といった体たらくだったのだが、さすがにスクール通ってるだけあって、わずか半年で曲がりなりにもレーサーに乗れる身体になったのだ。我ながら、ちょっと自信がついた。
 さて、昨日は超遅番(1730時出勤)という事で、昼間はランスチャージ号の整備をしていた。整備といっても、オイル交換して(フィルタを替えるのを忘れたw)、エアクリのエレメントを洗って、洗車機で落としきれなかった土汚れをざっと洗っただけであるが。
 アクセルグリップは、納車の時に駐車場で転かして、グリップエンドが少し切れていたのであるが、モチュールカップの下見ラップの時に、ロックセクションを登り切れなくて後ずさりで落ちて、そのまま右側に倒れ、グリップの根本まで粘土に埋まってしまった。レース中はあまり気にならなかったのだが、帰って回してみると、細かい砂が入ってザリザリする感じがする。
 そこで、サービスマニュアルを見ながらスロットルハウジングを分解。XRの時は、ここをバラしたら組み立てが大変で、一度やって以来、ずっとバイク屋任せにしてきたのであるが、CRFはあっさりしたパーツ構成で、直ぐバラせて直ぐ組み付けられた。ただし、ハウジングのボルトを締めすぎるとスロットルが戻らなくなるのには驚いた。やっぱりレーサーは整備性を考えた作りになっているんだ、と感じた。
 チェーンもかなり伸び伸びになっていて、レースの前にも張り直したのであるが、時間がなくていい加減にしか張れなかったので、改めて物差しで測って張り直した。こちらもXRに比べると作業が楽である。もっとも、微調整でちょっと気を遣うが。しかし、新車にも関わらず、チェーンの伸びるのが早いものである。
 ラジエターにも枯葉などが溜まっていたので、シュラウドを外して掃除した。右のサイドカバーの爪も一カ所外れていたので、外して組み直した。もちろん、全部裏側を雑巾で拭いてキレイにした。
 こんな感じで、ぼちぼちバラして自分で整備できるようになろう。何せ、リンクやステムは2〜3ヶ月でグリスアップらしいから。まだ自分でやった事はないのであるが。。