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 エンデューロレース用に買ったTANAXの防水バッグが届いたので、早速荷物を詰め込んでキャリアに積んでみた。ダッフルバッグタイプのバッグなので、要は何でもぶち込めてしまうのが取り柄のバッグであるが、入れる物が物だけに、なかなか収まりが悪い。というのも、チェストプロテクターを逆さまに立てて入れて、その中にプロテクターだのウェアだのを入れているから、まさにボコボコの状態である。しかも中途半端に物が少ないので、キャリアに縛ったらどうなるか、ちょっと心配であった。
 キャリアへの搭載は、ショックコードを使う他ない。付属のコードは2mのものであるが、60リットルの容量のバッグを括り付けるには、少々短いんじゃないか、と思わなくもなかった。もっとも、二重三重にくくってしまうと、バッグに物を入れる時にショックコードを外すのが面倒になってしまうから、長すぎてもダメなのだが。それでも、チェストプロテクターにアンコを詰めた状態のバッグには、少々短い様に感じたので、注意深くコードを引き絞りながら、キャリアのフックに引っかけていった。
 どうして「注意深く」やったかというと、中に収まっているチェストプロテクターは、一応はポリカーボネード製とはいえ、プラスチックである。無理な負荷を掛ければ、変形する恐れがある。まぁ、ずっとキャリアに付けっぱなしにしている訳ではないから、そうそう壊れたりするとは思えないが、それでも2時間以上のもの道のりを、ガタゴト揺られれば大抵の物は壊れてしまう。その様な訳で、緩すぎず、キツ過ぎない様にくくる必要があったのだ。
 まぁ、結果としては、ショックコードで結わえ付ける限りにおいては、キャリアさえあればちゃんと載る事が判った。チェストプロテクターをバッグに入れず、身に付けて移動するのであれば、バッグの方はもう少しはカチッとした形になるのであるが、まぁ、さすがにあの格好ではコンビニやサービスエリアに入る勇気がないので、やっぱりバッグに入れざるを得ないだろうな。。