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 どうせ1泊程度のキャンプしか出来ないのだから、無理してシエラカップに仏壇ロウソクという寺崎式でなくてもいいや、という事で、往年の伸縮式キャンドルランタンを使う事にしたのだが、今まで使ってきたBIG OAKのキャンドルランタンは少々くたびれてきているので、新しいのを調達する事にした。
 最近よく店で見かけるのは、ユーコというメリケン製のキャンドルランタンだが、これがさすがにメリケン製だけあって、大味というか大雑把というか、「こんなモン作ってたんじゃ、貿易摩擦が起きて当然」と思える様な雑な作り。しかも、頭の部分が開かないので、火を着ける時は、底からキャンドルを取り出して火を着け、細心の注意を払って本体に戻さねばならない。デザインも気に入らないとあって、最初から却下だった。
 そこで見つけたのが、キャプテンスタッグの真鍮製デラックスキャンドルランタン。仰々しいネーミングだが、自分が持っているキャンドルランタンの真鍮版にそっくりである。値段が4800円というのはちょっと高いかなー、と思ったが、これを頼む事にした。
 さて、さっそく届いた訳だが、まず届いた箱がえらくボロちくて、よほど売れなかったみたいに見える。さらに中身を改めてびっくり。やたら金属っぽい粉が付いていて、全体的にガタガタである。しかも、これが一番腹立ったのだが、頭が開かない様な構造になっているのだ。これじゃ、ユーコのキャンドルランタンと同じではないか。全体的な作りは、BIK OAKのキャンドルランタンを踏襲しているが、総じてボロっちく華奢である。ガラスのホヤがBIK OAKの物の約半分くらいになっていたのは、頭に来るのを通り越して笑ってしまった。デラックスさは微塵もない。まるで年代が下がるごとに質が落ちた旧東ドイツ軍の装備品みたいだ。さすがMADE IN CHINA、まだまだ我が国を追い越すには時間と努力が足りないみたいである。
 こんなんだったら、ユーコの方がまだしっかり出来てるなー、と思いつつ、さりとて使う気にもなれず、仕方なく、使えそうな部品をBIK OAKの方に移植して、BIG OAKのランタンを使い続ける事にした。物は大事に使うべきである。