前回のウィークエンドレーサーズ第一戦は、事前の練習段階から、「これではレースにならない」という事が判っていた。競り合いとか駆け引きといった事など遥か以前の、セクションを普通にスムーズに走る、開ける所では開ける、といった基礎的な部分で、まだまだだと感じていたからだ。それでも出場したのは、すでにエントリー費を振り込んでいたからである。
 出るからには、勝てないまでも、自分なりに確かめたい事があった。それは、前回の2009年WER最終戦のあと、何回かスクールを受け、そこで自分が足りなかったものが何なのかが判り、それを改善する手掛かりを得て練習をしていた。その成果を見たかったのである。無論、行った回数はわずかに6回、事前練習も2回と少ない事から、極端に成果大となる風には思ってなかった。少しでも前進があれば、習っただけの事はあった、という事になる。逆に前進がなければ、やり方に問題がある、という事だ。
 結果は、1ヒート目が11台中8位、2ヒート目が9位。総合9位であった。前回の最下位に比べたら、僅かではあるが前進したのである。しかも路面は前回よりは悪かった。スクールでも事前練習でも、ああいうマディでは走ってないのである。それを考えたら、やはりスクールで習っただけの事はあった、と見るべきであろう。確実に言える事は、去年の自分だったら、ロクすっぽ走れなかったに違いない、という事だ。
 今、自分が考えている事は、レースに出る事よりも、今しばらくスクールに通って、気持ちよくスムーズに走れる様になる事だ。それは結果として車速を上げ、タイムを縮める事に繋がると思う。レースは、出来栄えを確かめに行くために、ピンポイント的に出る、という感じで当面は良いかなと思う。
 その意味では、今回のレースは、これまでの方針で間違いがなさそうだ、と判った意味で、大いに成果を感じる事が出来た。