今までランタンとして電池式など見向きもしなかったのだが、ハンディタイプの蛍光灯があるのを思い出した。寺崎勉曰く「蛾になった気分になる」と言わしめるハンディ蛍光灯だが、映画『ブラックホーク・ダウン』では兵隊がハンディ蛍光灯を使っている。L型ライトなんかよりは使いやすいとは思う。自分が注目したのは、ヘッドライトやラジオとの電池の互換だ。ガスのバーナーとランタンのカートリッジの互換に比べれば、はるかに軽量小型ではないか。
 とにかく目当てとしたのは、ラジオとかライトとか付いてない純粋な蛍光灯。余計な物付いて高くなったり嵩張るのはイヤだからだ。で、最終選考に残ったのが、ナショナルと富士通の2つ。残ったも何も、純粋なハンディ蛍光灯で単三電池使う物はこれしかなかったのだ。ナショナルの物はマグネット付きで車のボンネットなどにくっつけられる。夜中に整備したりするには良さそうだ。富士通のはただ単にストラップが付いてるだけだが、テントの天井に吊すには良いだろう。重さはナショナルが200g、富士通が100gで富士通の方が軽いのだが、ナショナルの方が格好いい。
 さて、肝心要の明るさだが、蛍光灯は4ワット。家の蛍光灯が32ワットだから、かなり暗そうだが、ロウソクよりは明るいだろう。問題なのは、アルカリの単三電池を4本使って4時間しか持たない、という事だ。せめて8時間だったら即買いだったのだが、ちょっと時間が持たなさすぎである。LEDライトならもっと持つのであろうが……。
 充電式の電池を使うなど、経費て補給の問題を解決する方法はいくつかあるが、まぁ、今すぐに要る物ではないので、買わずに帰ってきた。