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 前にも書いたが、オプティマス123Rにガソリンを補給するのに使うビニールチューブ。これが今回の演習で早速役立った。テント張って薪拾いして、そういえばバーナーのガソリンどうだったかな、とオプティマスのタンクを見てみたら、案の定、3分の1くらいしか残ってなかったのだ。しかし慌てる事なくビニールチューブを出し、XRのカバーを半脱ぎにして給油口にチューブをツッコミ、注意深くガソリンをチューブの半分くらいまで吸い上げる。で、チューブの口にくわえていた方をオプティマスの給油口に当てて、バーナーの位置をXRのタンクより下にしてやると、面白い様に入っていく。で、いい感じに入ったところでバーナーを持ち上げてやると、勝手にガソリンの流れも止まる。そのままチューブを抜いてやれば、ガソリンをこぼす事なく給油完了! 思わず楽しくなってしまった。
 寺崎勉さんの「さすらいの野宿ライダー」には、フェールコックに繋がっているチューブを外して、そこからガソリンをバーナーに注ぐ方法が紹介されていたが、ブロスでそういった芸当をやるには抵抗があり(XRでだって抵抗ある)、さりとてタンクのガソリンをバーナーに移す方法が他に思い付かなかったので、わざわざホワイトガソリンを入れたボトルを持ったものである。それを思えば、誰が思い付いたか知らないが、上手い事考えたなー、と感心してしまう。
 そこで、このビニールチューブをオプティマス123Rの標準装備にする事にした。まぁ、バーナーヘッドの周りが空いているので、チューブをくるくる巻いて入れれば良い案配である。その代わり今まで入れていたミニ漏斗が入らなくなったが、チューブ使う時に漏斗は使わないし、仮にシグの給油リング使うにしても、漏斗がなくても実は大して困らないから、これを機会にお役御免にした。