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 激寒に耐えて撮影した写真は、あまり良い出来映えじゃなかった。やっぱり写真はマメに撮っていかないと、腕が落ちるというか、感性が鈍るようである。一番ショックだったのは、せっかく撮った日の出の写真が、ただの影絵みたいになってしまった事。この写真も、左側の崖に生えた木はもっと明るくて青々しているのだ。
 もっとも、この写真の様な絵を撮った時は、空に合わせて測光すると地面が真っ黒けになり、地面に合わせて測光すると空が真っ白けになる、という具合に、見たままに撮れないでいる事が多い。要するに、適正な露出が得られてない、という事なのだが、不勉強で全然上達出来ないでいる。
 カメラ内蔵の露出計の性能が劣っているとはちょっと考えにくい。ただ単に、使いこなせてないのと、露出の理屈が今ひとつ飲み込めてないのが原因である。そんな訳で、あわてて前に読んでいた大判カメラの本の露出補正のページを読んでいるのだが、やっぱり今ひとつよく判らない。というか、読めば読むほど判らん様になってきた、というのが本音だ。
 しかし、せっかくシンドイ思いして遠出してるんだから、もっとちゃんとした写真撮りたい。やっぱり、本を読みこなし、それを近場で実践するしかないかなー、と思う今日この頃である。